散策紀行・・・・・巌殿山正法寺
大きな銀杏の木の幹です。樹齢は300年以上で東松山市指定天然記念物に指定。
樹高 20m 目通り幹囲 13.5m
こんな大きな幹に、枝を大きく広げて、300年。確かに、木の命を感じます。大病を患った妻が来て、命をすこし分けて貰うんだ、という意味もわかります。ここには大銀杏の幹に触りに、時々来ます。紅葉の時期、この銀杏は、周りが紅葉しても、なかなか色づきません。不思議です。落ち葉のころの、銀杏のじゅうたんも好きです。
寺院庭園の花
ガクアジサイ・・
岩殿山正法寺 場所;東松山市岩殿1229
となりの、物見山
あじさいが、季節の終わったつつじの間に咲いている・・
物見山から ふもと を見ると・・・
物見山から 里の風景を 見下ろす。
山の上に、浮かぶ、下界の風景。うっすらと見えるのは筑波山系・・・
・・・・・次は、2.3Km離れた 笛吹峠へ
南北朝が戦っていたころ、武蔵野合戦があり、小手指河原の合戦で、南朝の敗北が濃厚となり、武蔵野の最後の戦いが、この笛吹峠で行われた。敗戦の疲れを慰めようと、南朝の宗良親王が、夜に笛をかなえて、この峠の名がついたという。
ただ、すこし疑問を感じている。
宗良親王の生涯を調べたことがあるが、笛の名手の資料は、ここでのことのみで、他に見つけられないこと、あれだけ多くの和歌を詠みながら、こまめに記録を残す親王が、ここを詠った和歌が見いだせないこと、二点が疑問を残す。証左が少なすぎる。笛吹峠の戦いの存在自体を否定するものではないが・・・
場所 住所不明、正法寺から慈光寺の巡礼のみちの途中・・・