ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

花の色は移りにけりな・・

2019-04-19 15:18:34 | 草・木・花 風に吹かれて

花の色は移りにけりな・・


4月も下旬を迎えるころになると、染井吉野は花を散らして、葉桜に変わりつつあり・・


 ☆ 咲くもよし 散るもまたよし 花いかだ   ・(庄

 

八重さくら・・


御衣黄・・(俗称:右近の桜/黄桜)

 

代わって、八重などが咲き始め・・つつじの時期になる。
いつもの散歩道に、紅白の桜が点在する。紅白は、梅かと訝しがってよくよく見ると、太い幹に桜の枝が張り、紅白の花をつけている。木の肌目が、下が梅で、上の枝が桜のようで、花はたしかに桜であり・・さてさてこれが*挿し木というやつかと一人で得心する。

*挿し木

後日談:どうやら間違いです。
正しくは「接木(=つぎき)」です。接木は、
---・2個以上の植物体を、人為的に作った切断面で接着して、1つの個体とすることである。
このとき、上部にする植物体を穂木、下部にする植物体を台木という。
通常、遺伝的に異なる部分から構成されている個体を作る技術として用いられるが、
果樹等の育種年限の短縮化、接ぎ木雑種の育成などの目的---・


 ☆ 紅咲いて、梅の香を嗅ぐ 柴がおり   ・(庄


紅白 さくら



桜の咲く時期は、菜の花もまた賑やかになり、、「からし菜」もまた菜の花の仲間なり・・


 ☆ からし菜を 生垣にする 散歩道   ・(庄
 ☆ からし菜を 垣外とかこむ 大やしろ   ・(庄


からし菜 の 垣

 

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白鳥の飛翔 ・ そして・

2019-01-09 01:42:38 | 草・木・花 風に吹かれて


Afternoon in winter · · ·
Swans sometimes fly or
Sometimes it floats on the river
At the Oppe River in overwintering


白鳥の飛翔 ・・

 

浮かぶ白鳥 ・・

 

 

冬の昼下がり・・
白鳥がときに飛翔したり・
ときに川面に浮かんだり・
越冬の越辺川にて・

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皇居の紅葉・

2018-12-09 05:35:14 | 草・木・花 風に吹かれて

皇居の紅葉・

 

高校Å組同級会・12/4

伏線のように・・

先日、漱石山房に行ったが、その時半藤末利子(漱石の孫)が半藤一利の奥さんだと知った。
昭和史の正確な理解は、現代を生きる上で重要と考えて、折に触れて時間を惜しんだつもりはない。そんな自分の知識を拡大するときに「半藤一利」の知識と認識を、良識的硬派として参考にさせてもらっている。
・天皇制と太平洋戦争・・・
古希を過ぎた高校の同級会(首都圏在住者)が隔月にあるのだが、12月は、「皇居乾通りの紅葉 2018<秋の一般公開> 」を見てから市ヶ谷で「飲み会」と相成った。
---・坂下門から、皇居を歩き、紅葉を愛でて、乾門に抜けるという、コースである。
伏線がなければ、更にS君の計画がなければ、皇居内など知らないで、とりわけの興味も持たずに、一生を終えたのだろと思う。S君に感謝。
集合は、千代田線二重橋前・6番出口。当日の6番出口は閉鎖であったが・・・


坂下門:辺り・



皇居の紅葉
 



皇居の石垣



乾門:辺り・



北の丸公園
紅葉 こっちの方が鮮やか?



田安門・



靖国神社:ゼロ戦(in 遊就館)



運転席って・・「ちっちゃ・」

  ~~~~~~・のちPM5:00より・「飲み会」

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近くの公園の紅葉と皇帝ダリヤ

2018-11-21 00:33:28 | 草・木・花 風に吹かれて

近くの公園の紅葉と皇帝ダリヤ


朝晩が冷え込んでくると、空の青が濃く感じられるようになります。

併せて、落葉樹の「アントシアニン」がつくられて紅葉(黄葉)になります。

自然界のメカニズムで、葉緑素からなす「光合成」が採算性の歩留まりから樹木の体力維持のため、落葉して身を守るのだそうです。

 

 

時を同じくして、「皇帝ダイヤ」が花を開きます

近くの公園の紅葉と皇帝ダリヤ


・皇帝ダイヤは、身の丈が大きいので、台風の多い年にやられれば、無残になりますが・・
・・今年はどうでしょうか? !!

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青天に 朱が零れ落つ ナナカマド

2018-10-20 11:55:15 | 草・木・花 風に吹かれて

青天に 朱が零れ落つ ナナカマド  ・・庄


 

 

秋か!
穏やかに風は吹いても、朝晩は少し冷えること・
ぼつぼつ稲刈りも始まり、田圃は「刈田」の稲の株痕・
秋か!
薄穂だち・
白鷺が落穂を食む。
「ナナカマド」は薔薇の仲間・だという。
「知らんかった」
確かにとげがある・

 

*「毀れ」と書いてみたが、空に馴染まない 零れ」の 方がややいい・

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曼珠沙華の群生  in 成木川(飯能)

2018-09-19 09:32:28 | 草・木・花 風に吹かれて

成木川の入間川合流近く、、飯能・落合から前ケ貫へ渡る「清川橋」付近河原・・

 

曼珠沙華の群生・・

林立する古木は、”桜”です・

成木川は入間川の支流である。
川が谷地を切り開いて、入間川に合流する辺りは「阿須(=あず)」と呼ばれる地形になる。切り開かれたところは、狭山丘陵の一角で、どうやら隆起してできた台地のようである。隆起してできた丘陵を削るとどうやら古い地層が露出するようである。「阿須」は崩崖のことの古語だと伝える書もある。
この古い地層は、様々な地質を含んでいることが発見されている。
成木川の入間川への落合付近は阿須運動公園があるが、隣接の山側は、あけぼの子供公園「トーベ・ヤンソン」があり、「あけぼの」の名づけは曙杉らしい。子供公園の背景地は、日豊鉱業という泥炭の炭鉱で、この泥炭は曙杉の堆積でできたことが地質学者により証明されている。
そして成木川の上流は、良質の石灰石の産地で、江戸時代・幕府に認知された「成木の石灰」は、漆喰の白壁材として重要な建築資材となった。この運搬のルートは、青梅と江戸城を結び、成木街道(=青梅街道の旧名)として整備された。
またこの上流地は、古代・白村江の戦いで敗残兵となった高句麗族の日本への流民が一旦は上総に落ち、朝廷の斡旋で「南高麗」に居留地を得て移る住んだと言われている。高麗本郷の高麗族とは、近親だが別流の高麗族だそうで・・

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「アジサイ山公園」  黒山自然公園 3

2018-07-03 20:09:56 | 草・木・花 風に吹かれて

「アジサイ山公園」  黒山自然公園 3

 


次に、「アジサイ山公園」へ向かう。
本来の目的地である。

 梅雨時期に、アジサイの花見学にと「白山神社」を一時心にとめたが、都内の人込みはどうも億劫であった。そこで急遽頭に浮かんだのが「アジサイ山公園」であった。

グリーンライン・黒山自然公園に分類されているそうである。黒山に源流を持つ(らしい)麦原川が谷地を削って、額の耕地をつくりだしている谷川筋であり、越辺川の支流である。
およそ、10年ぐらい前に訪れたころが「アジサイ山公園」として整備を始めたころで、道筋は、アジサイが繚乱して心地よかったが、「アジサイ山公園」は充実したのだろうか!が、反面の期待であった。
この麦原川の川沿い道を、地元では「アジサイ街道」と名付けたようだ。「街道」と誇るには、ちと迫力に欠けるが、散在するアジサイはきれいである。しかし、公園の方は、一向に「アジサイ」が存在感を出していない。
しかしである・谷地を形成する両側の山には、アジサイが散在して、緑の中に、彩を配色している。あるいは、山容全体が、山道に「アジサイ」を路傍の花としているのかもしれない。



麦原川を挟んだ「アジサイ山公園」の向かいは、「住吉神社」になっています。この、「住吉神社」のところが無料駐車場なのですが、そこで面白いことを見つけました。

「住吉神社」のわき道を上っていくと「城跡」に行くそうです。その城跡の城の名前は、なんと「大築城」なのだそうです。完全な山城ですが、なぜここに城を造ったのかの、必然が理解できません。

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上谷の大クス  黒山自然公園 2

2018-07-03 10:36:57 | 草・木・花 風に吹かれて

上谷の大クス  黒山自然公園 2

次には・・
「上谷の大クス」に向かう・・



ここで「上谷」だが、「かみやつ」と読むらしい。住所は、越生町上谷・山入(集落)というらしい。
この「大クス」は、幹周り15m、高さ30m、樹齢は1000年以上にもなる巨木・・「クス」は、樟、楠とも書き、「樟脳」の原料にもなり、つまり「楽品」・防虫でもなるわけで・



大木 ・・ とにかくでかい・・


さて、上谷・山入まで来ると「里山」とは言いがたい山中である。
であるが、そこにある民家は、立派な「蔵」を持っているのがやけに目立つ。大附の「ミカン園農家」もそうだったが、この里山の集落は、「蔵」を持っている。「蔵」は、家宝を火事から守る、というが・・この山間の集落は、”かって”は、”豊か”であった証であろうと想像します。その富の源泉は、飯能とともに「西川材」の産地であった越生、都幾川の材木が理由だろうと想像します。



背景は、竹林、あるいは杉の美林・

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大附ミカン園付近 黒山自然公園 1 

2018-07-02 23:22:59 | 草・木・花 風に吹かれて

大附ミカン園付近 黒山自然公園 1 


「里山」というところの定義は詳しくは知らないが、・・・、とにかく、里と山が、二つながらともにありそうな所なのだろう。
いま、都幾川と越生にきている。



外秩父高原は、蜜柑--・温州蜜柑の北限として知られる。有名なのは、荒川沿岸の斜頸地に産をなす「風布のみかん」なのだが、この都幾川にも「ミカン園」があった。最初から何度も読み違えて、正しく読めなかったのだが、「おおつき」ミカン園もそこにあった。温州蜜柑には季節が早いが、今旬なのは「夏みかん」であり、それも生産品らしい。併せて「そば道場」もある。



みちは,「ゴルフ場」への途中、西平へ通じている。

西平には、「慈光寺」があり、グリーンラインの白石峠へ通じるバス通りに繋がる。白石峠の先は、「堂平山」の天文台があり、「星降る高原」のこの地の「売り物」にもなっている。

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紅花の郷・

2018-06-10 08:38:15 | 草・木・花 風に吹かれて

紅花の郷・


桶川市川田谷というところ・




TVで「紅花」を”チラ見”した。
恐らくは最上川上流の「おしんの出身地」のところでの撮影だろう。
「紅花」は、かっての染料の主役だが、、
      現在では主役の座を降りているらしい・
桶川は、山形・川北町周辺に次ぐ第二の「紅花産地」であったらしい・
 ---・今でも草木染の源流 ・---


桶川市べに花まつり 6月16日・17日開催(2018年度) -桶川市観光協

 

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桶川・川田谷:一口メモ
・「紅花畑」の近くに・歴史館があった。そこによると、中世・桶川は「桶皮」と書いたらしい。
・「川田谷」はどうやら”川がつくりだす谷地”のことのようである。
・その川は、今の「荒川」のことではなく、「市野川」のことのようである。
 ・・・ 徳川時代初期の「荒川の西遷」以前の話‥・
 ・・・ 川田谷:痕跡 今荒川の向こう岸遙に「ホンダエアーポート」が見えるが、そこは桶川市・
   ・対岸:川島町との境は、かって「市野川」であったようで・・
・川田谷の地名を有名にしつつあるのが、圏央道:桶川北本ICである。
 --- ・併せて、R17のバイパス・「上尾道路」が日々交通量を増加させている。

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