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注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

静岡空港利用者の推移(開港4年目第5月)~過去3年の10月利用者最低記録更新~

2012-11-09 19:36:00 | 静岡空港
静岡空港利用者数(搭乗者数)の推移

(注)開港初年については月ごとの発表のなかった上海便各月推計データを加味した上で4か年を比較したグラフです。
以下、開港4年目の5月目となる10月実績に基づき傾向を概観する。
<傾向等>
開港から4年目の5月目を迎えた静岡空港であるが、6、7、8月と、対前年比1割増しで推移していたが、領土問題による中国・韓国との関係悪化から利用者が激減し、9月に対前年比92.2%と過去4年の同月で最低の利用客となり、10月にあっても回復せず、再び対前年比92.8%と過去4年の同月で最低の利用客となった。

さて、個別の傾向を見るに、国内線の下落傾向は先月よりも改善し、昨年比83.1%(先月は74.3%)であるが、札幌線と沖縄戦が前年並みなのに比べ、福岡線は対前年同月比73.6%、鹿児島線にあっては54.0%と利用者が大きく減少している。

一方、国際線にあってはトータルで見ると昨年同月比113.8%と伸びを見せたが、これは今年開設の台湾路線(わずか3,108人ではあるが、・・)の貢献によるもので、これがなければ1割以上減少していたこととなるなど、楽観視できない状況である。
いまだ国際線需要の6割強を占めるソウル線にあっては、対前年同月比で93.6%であるものの、震災前の同月比で見ると53.7%と、半減していることが国際線低迷の大きな要因となっている。

とてもじゃないが、県民のために税金を投入しているようには思えない静岡空港。
補助金を湯水のごとく中国・韓国の航空会社のために投入し、何を得ようとしているのか。
一方で、国の借金残高は右肩上がりに増加し、国民には増税が控える下で、空港敷地の防災拠点としての整備に税金投入が求められる中、無理に路線を維持するために税金を外国人にばらまく利も理も、皆無である。

では、以下に今月の実績を記す。
<平成24年10月の実績:対前年同月比>
路線:搭乗者数対前年同月比(H24.10/H23.10):搭乗率[H24.10;H23.10]

札幌線:95.8%(7,591人/7,926人):[74.8%;67.2%]
福岡線:73.6%(7,046人/9,572人):[72.1%;69.6%]
沖縄線:95.0%(5,587人/5,881人):[71.0%;79.3%]
鹿児島線:54.0%(1,486人/2,753人):[61.1%;63.1%]

国内定期便計:83.1%(21,710人/26,132人):[71.8%;70.0%]

国内線チャーター便計:0.0%(0人/0人):[-%;-%]

ソウル線:83.1%(8,701人/9,292人):[51.5%;67.3%]
上海線:63.9%(1,399人/2,191人):[35.1%;53.2%]
台北線:-%(3,108人/-人):[75.7%;-%]

国際線定期便計:115.0%(13,208人/11,483人):[52.8%;64.1%]

国際線チャーター便計:90.1%(526人/584人):[96.0%;89.8%]

全路線計:92.8%(35,444人/38,199人):[63.5%;68.3%)]

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