古紙偽装の東海パルプ 空港を商機に

商魂たくましいというか臆面もないというか。
空港運営会社にも公費投入で会社は赤字回避できると見て後出しじゃんけんとばかり出資し、今また「富士山静岡空港友の会」の会長を東海パルプ副社長が務めるや認知度アップのため、「友の会」名刺を作製して配布を始めるとか。
この東海パルプなる会社、再生紙への古紙配合比率偽装問題では埼玉県から納入ストップされたいわくの会社だ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080123/biz0801231027000-n1.htm
１０６万人予測を「上下数万人の誤差は見込まれるものの信頼性の高い合理的なもの」などと公判で大見えを張る需要予測偽装者との相性は抜群なのだろう。

また、「富士山静岡空港友の会」（２００８年３月２３日発足）も胡散臭い。
「おらが空港を利用しよう」との趣獅ﾉ賛同した子供から高齢者までの約７４０人というが、子供にどこまでの判断力があってのことか。単なる関係団体を中心とした数集めの産物だろう。
道路特定財源でコンサルに委託して作らせた市民団体がさも純粋な市民団体のように特定財源意地をアピールしていたのとそっくり。

空港運営会社が税金漬けの会社だけにどういう経路で資金が流れているかわかったものではない。既に税金の流れている各種団体経由かもしれない。
もう少し会長の人選くらいうまくやればいいのに、あまりに需要がなく必死で、そこまで気が回らないのだろう。
せめて、古紙偽装でない名刺を税金の還流なしの自前で作ってもらいたいものだ。