「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

打ちたくても打てないワクチン

2007-05-24 21:18:35 | 日記
はしか(麻しん)が全国に飛び火した。
県内においても東部を中心に学校閉鎖などの波及が見られる。
はしかの予防接種はどこの医療機関で受けられるかとの問い合わせが増えたが、これだけ在庫が枯渇すると通常時と異なりどこなら確実という所(医療機関)はもはやないといってよい。
今日在庫があったから明日もあるという状況ではなくなっている。
特に静岡県内では、接種が必要とされる人でさえ、麻しんワクチン接種は困難な状況だ。
代用のワクチンとしてMRワクチン(麻しん・風しん混合ワクチン)を打つというのも選択肢だが、価格は高い。(※風しんに鰍ゥったことのある人でも接種してもよい)
本当に必要な人には選択肢として示しているが、定期の予防接種用として持っている医療機関が多く、表面的な在庫数量に比べ実際に今回の流行時用に回せる量は限られており、こちらもどこに行けば確実とはいえない状況だ。
このため、接種希望者から個々の医療機関に電話問い合わせしてもらっている。
国や県は在庫がなくなることのないようにと本当に必要な人だけに接種をと言っているが、国や県がワクチンの量や接種対象をコントロールしているわけでなく個々の医療機関任せであることから、現実には早い者勝ちの世界であることは間違いない。
抗体価のテスト後に接種をともいっているが、有料な上に、接種希望者が切迫性を訴えれば断れまい。接種が遅れて発症したら責任問題になりかねない。
いわゆる本音と建前の世界だ。
とにかく正直者が馬鹿を見る結果が出ないことを祈るしかない。

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1 コメント

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Unknown (伊豆半島の医療難民)
2007-05-29 16:23:25
私は賀茂郡下に住む者ですが、なんと賀茂郡+下田市には大人が「はしかの予防接種」を受けることができる病院が1つもないんです。これは今だけではなく、ずーと前からです。
どうしても受けたければ、1ケース分の料金を払わなければなりません。いったい何万するのでしょう?
静岡県厚生部疾病対策室に予防接種のできる病院を質問しましたが、具体的な答えはなし。
いったいどうしたらよいのか、途方に暮れています。
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