下田市道の駅問題は何が問題かについては立地の問題や騒音問題など諸論があるところは紹介済みですが、では一番問題視しなければならないことは何かを明らかにしておきたいと思います。
それは、嘘偽りで住民自治を損ない自己愛自己保身のため身近な者たちの利益を優先し行政を行う下田市の独善的姿勢です。
下田市は令和5年3月23日の文書で、その10日前の区長会からの提案書を受け、これは地域としての要望だから市としても是非叶えたいとして、県賀茂農林事務所に下田北IC周辺の農用地での防災拠点の整備のため農地の規制解除に協力をという正式文書を送っています。
しかし、この区長会の提案書自体がヤラセだったことが公文書から明らかとなっています。現実に地元区民に図られておらずそのことを主張した地元区長の意見を他の区長が封殺したからです。
さらに、現実にこの提案書の半年前から(令和4年10月と12月)市長らが県庁を訪問し、提案書の指定した場所で防災のための道の駅を作りたいと具体的に相談していたことが県の公文書から判明したのです。
明らかに後付けでの住民意思の偽装です。
何故そこまでして特定の場所をターゲットに強引に進めたいのか。その利権の構図を明らかにしようと公文書の請求をしましたが「存否応答拒否」という異常な対応(注:審査請求中)をしてまで隠蔽し、いまだに策を弄しているのが今の下田市政です。
住民自治と説明責任、これ無くして真の地方自治は成り立ちません。そのことを下田市は自覚すべきです。
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