「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

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空港建設問題の今

2007-09-19 22:47:32 | 日記
久しぶりに知事石川の顔がテレビに。
ガンからの復帰。まずはおめでとう。
ガンを押してのブラジル公費旅行の後の休養でさぞかし気力充実していることだろう。
長い空白を埋め、給料に見合った県民のためになる成果を出すようがんばってほしいものだ。
さて、久しぶりに空港建設問題について。
県は13日に空港西側の山林の伐採を勧告する「戒告」を地権者に行った。
これは、滑走路から飛び立つ航空機の障害となる部分の山林である。
空港本体用地ではすんなり明け渡した地権者がなぜここで伐採をしないのか、一部には疑問に思うだろう。
私も現地を見てきたが、この山林地域は収用地(土地自体が県に帰属するエリア)と使用地(木だけ伐採する必要のあるエリア)と残地(何の制約もなく木の伐採等も必要ないエリア)が入り組んでおり、基準となる杭も不明なところがある地形で、平面図からこの木は使用地の木であるとか残地の木であるとか判明しない境界を抱える地域である。
県は図面で測量地点を明示しているので明確だというが素人が山林の境界を図面だけで判断できるわけがない。木の補償金も払っているというがどの木のものか、それがどのエリアのものかなど、木に名前が書いてあるわけでなし、地権者側にわかるわけがない。
これが、普通の用地買収ならこの木とこの木というように親切に教えてくれるものだが、明らかな県の嫌がらせだ。
地権者もやむなく測量業者に測量を依頼し基準点に杭を打ってみたものの県のいくつかの杭とのずれがあるようだ。
とりあえず明確な部分だけ切ればよいと思うかもしれないが、切残しが出れば二度手間三度手間になり費用がかさむ。
おそらくこれを狙ってのことだろうが、未だにこのようないやがらせをして何の得があるのかは知らないが、イエスマンでないものに対する今の県の陰湿な体質を象徴している。
お上に逆らってはいけないということを象徴しようとしているのかもしれない。
折りしも、今日、鹿児島で起きたでっち上げ事件の任意取り調べの際に親族の名前などを書いた紙を踏ませて自白を強要した元警部補が特別公務員暴行陵虐罪で起訴されたが、誰のための行政かを忘れた公務員は権力という凶器を持つだけに本当に恐ろしい。そして、これが今の日本の中で起きている現実であるということを忘れてはならない。

不幸にも今の静岡県の政治家には人材がいない。
大臣になってもお粗末なものばかりだ。
なによりも、それらを選んだのが県民だというのも事実である。
残念ではあるが、本県の場合は他県とは異なり国主導での改革の波に期待するしかないようだ。




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1 コメント

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Unknown (名無し県職)
2007-09-24 12:03:42
公費でサンバの将軍様
癌で入院する直前とは思えないほど元気です。

http://bb.pref.shizuoka.jp/detail.asp?cate=1&m_id=833
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