今日は各地報告で発表のあった仙台市民オンブズマンによる「議会の海外視察」訴訟についてです。
事件は「平成26年3月のニュージーランド視察について、視察に名を借りた観光旅行で違法不当」と主張し地裁で係争中のものです。
視察の目的はエネルギー問題や環境保護対策などと、いかにも有意義というテーマで視察に行っていますが、約360万円(一人90万円、4人)かけた成果であるその報告書はわずか10ページというお粗末なもの。
さらに、裁判では事前にそのテーマについて何を調べるかの事前検討すらされていなかったことなど、ずさんな視察実態が明らかになっています。
振り返って、先日HPにて特集し、不正旅費支出のあった海外視察「篠原清志部長の優雅な海外視察」について見返すと、視察目的である「フランス国内での食品関連産業クラスターの調査」「景観を生かした地域産業の振興の調査」と一応の名目は付けているものの、事前に視察での調査事項を精査したとは到底思えない報告書が5枚。しかも、試飲のできるワイナリーの入場料まで税金で支払い、成果のまとめに記載された内容9項目が何にどう生かされるのか全く不明である。
この裁判の行方を注視しつつ、改めて視察について監視と公表を強化していきたい。
事件は「平成26年3月のニュージーランド視察について、視察に名を借りた観光旅行で違法不当」と主張し地裁で係争中のものです。
視察の目的はエネルギー問題や環境保護対策などと、いかにも有意義というテーマで視察に行っていますが、約360万円(一人90万円、4人)かけた成果であるその報告書はわずか10ページというお粗末なもの。
さらに、裁判では事前にそのテーマについて何を調べるかの事前検討すらされていなかったことなど、ずさんな視察実態が明らかになっています。
振り返って、先日HPにて特集し、不正旅費支出のあった海外視察「篠原清志部長の優雅な海外視察」について見返すと、視察目的である「フランス国内での食品関連産業クラスターの調査」「景観を生かした地域産業の振興の調査」と一応の名目は付けているものの、事前に視察での調査事項を精査したとは到底思えない報告書が5枚。しかも、試飲のできるワイナリーの入場料まで税金で支払い、成果のまとめに記載された内容9項目が何にどう生かされるのか全く不明である。
この裁判の行方を注視しつつ、改めて視察について監視と公表を強化していきたい。