わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

ちゃんと居るやん!

2017-03-13 | アメリカのニュース
 今日のYahoo!Japanによりますと、

時事通信 3/13(月) 23:50配信
 【ワシントン時事】米アトランタ連邦準備銀行は13日、ラファエル・ボスティック南カリフォルニア大教授が6月5日付で総裁に就任すると発表した。

 米メディアによると黒人の地区連銀総裁は初めて。

 ボスティック氏は2月末に退任したロックハート総裁の後任となり、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の今年の投票権はない。

 同氏はハーバード大を卒業し、スタンフォード大で経済学の博士号を取得。住宅政策などが専門で、1995~2001年に連邦準備制度理事会(FRB)のエコノミスト、オバマ前政権で住宅都市開発省の次官補を務めたYahoo!Japan 初の黒人総裁就任へ=米アトランタ連銀より (下線は私が付け加えました。)
だって。

 住宅都市開発長官に指名されたベン・カーソンは、あまりに白人のおっさんばかりのトランプ政権に、ちょっと黒人も入れとかなきゃという理由で選ばれたといおう声多し。元外科医で、政治経験も全くなければ、住宅政策や開発の知識も経験も皆無で、しかも自画自賛してた美談や経歴は虚偽だと言われ、妊娠中絶や進化論には断固反対。おまけに、「エジプトのピラミッドは穀物貯蔵庫」とか言い出して、世間を呆れさせた。そんな変なのに任せなくとも、 住宅都市開発長官には、ちゃんと黒人でこういう適任な人がいるんじゃないの!

 南カリフォルニア大学政治学部の教授で、1913年に連邦準備制度が創設されてから地区連銀総裁を務めた計134人のうち、黒人やヒスパニック系はおらず、黒人として初めてこのポジションに任命された人。左が、本にツイッターの写真ですが、爽やかさそうで良いおっさんっぽいではありませんか!いかにも胡散臭げなカーソンとは、えらい違いや。ちゃんと探せば、政府の重職に適した有能な人物が沢山いるのに、「よりによって」みたいな変人ばっか選んでくる今の政権、どうにかして…orz