思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

「日本はすごい」は幻想。世界でバカにされる日本人。客観視し、将来を考えよう。谷本真由美さんの新著

2018-09-14 | 書評

自分や自国のプラス価値を見つけるのは、よいことです。
しかし、そこには冷静さを失わずに総合的に観る作業が不可欠であり、それを欠けば、子どもじみた偉がりに陥り、世界の笑いものです。主張は大切ですが、自惚れは最悪です。
自己主張のできない日本人は、それゆに自己絶対化に陥り、自惚れや偉がりや他者・他国への悪口を平気で口にして本まで書きます。そういう行為は、恥知らずであり、醜態です。それでは「醜い日本人」になってしまいます。倫理感のない代表がネットウヨクと呼ばれる人たちですが、彼らのニッポン万歳!ほどオゾマシイものはありません。下品そのものです。

一番必要なのは、「個人として生き方をみなおすこと」(谷本真由美)ーわたしもその通りと思います。

以下は、東京新聞です。


 

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 知の逆立ち(手段の目的化)... | トップ | まだ30歳ーマクシム・エメ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (リン)
2018-09-20 03:34:24
私も、昨今の日本賛美番組、書籍にうんざりしている一人です。2011年頃から急激にこう言った類のものが増えてきた印象です。ピークは個人的にではありますが、2013〜2015年頃ではないかと...

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

書評」カテゴリの最新記事