思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

菅という名の最低男。首相の権限で何でもできる!?は、民主制の根本破壊・悪業そのもの。

2020-10-20 | 社会批評

これほどのデタラメはありません。
これでは、日本は北朝鮮と同じで、明らかに独裁政治です。

学術会議の新メンバーは、もともと、決定された人選を任命する形式的なものでした。
さまざまな組織や会議のメンバーは、首相が「YES・NO」を個別に検討して、指名するものではないのです。

そんな細かな人事の一つ一つを首相が検討して決めるというのでは、独裁国家になってしまいます。それぞれの現場に実際のことを決めてもらうという厚みがなければ、国は首相の独裁になり、全体主義にしかなりません。麻生財務相&副総理が安倍元首相に提言した「ヒトラーの手法を真似ればいい」を実行し続けているのが、いまの菅首相など「安倍 麻生グループ」で、公共悪の極みです。


拒否された学術会議の新メンバー6名は、みな安倍政権を批判した人です。明らかに政治的意図があるのは明白ですが、それゆえに、拒否したことを説明しない=できないのです。政治批判の自由がない国を独裁国家と呼ぶのです。

実際上、その組織で決めている人事を認めないという強い権限を行使しておいて、理由は説明しない、これではあのトランプ米大統領の言動を上回るおぞましい行為で、話しにもなりません。

首相が説明しない、という自由は、民主制国家にはないのです。これほど戯けた行為はありません。



武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室・客員調査員)

コメント (2)
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