経営的な視点を持て・・と言われますが、具体的に何をしたらいいのでしょうか。
あるマネジャーの戦略的思考研修のヒトコマです。
会社は目標を達成するため、さまざまな資源を投入し活動を続けています。
マネジャーの役割は、これら資源の価値を引き出し、
効率的に活用に、職場の成果を創出し、生み出すことです。
しかし職場の成果さえ生み出せば、それでいいというわけではありません。
マネジャーは事業全体の方向性や問題点について、積極的に意見する立場でもあります。
そのためには、事業全般に目を向け、全体像を把握し、
事業や部門間、職場間にまたがる問題を発見し、創造することが必要となります。
そのとき必要となるのが、経営的な視点です。
経営的な視点では計数的な思考がまず大切となります。
計数的思考で事業の現状を客観的に、大きな視点で問題を捉えることが大切となります。
計数的な視点を持つための手掛かりは、自社の損益や財務の状態を確認することです。
損益計算書や貸借対照表を読み取る力が必要となります。
加えて重要なのは、その結果を生み出したプロセスや実際の活動面に注目し、
問題を探索し、発見し、創造すると同時に、問題解決の働きかけをすることです。
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