シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

Anthony Adverse

2008年09月20日 | indiepop80's
自分がシノワのメンボをタイムボムで見つけて、その後の初対面のとき(だったと思う)に好きなバンドをテープに
オムニバスにして持っていってその時に Herd の ”Our Fairy Tale” を入れてた。

それを聴かせたら、そのいわゆるシノワオーディションに同席してた初代シノワドラマーのようちゃんが
「ああ、これは アンソニー・アドバース の曲だ」といって、そこで彼女がこれをカバーしていることを知って驚いた。
これが、それまでキライだったネオアコ群への奥深さを知るきっかけとなったものだ。
以来、感謝の気持ちもこめてずっと好きになっている。
とくに "Maria Celeste" は本当に好きな一曲。いつかカバーもしてみたい。

名盤といわれる方の1st " Red Shoes " は結構高かったが、2ndの ” Spin ”は 当時もレコ屋のネオアコ棚には安価でかなり列んでいた。
ちなみに、"Red Shoes" の日本盤CD、山口市にて中古で見つけて持ってます。

1st とはかなり路線が変わっててあまり評判の良くないこの2ndだけど、自分も最初は苦手な感じだった。
最近、突然思い立って2ndのCDが欲しくなったので買って、掃除の最中聴いてみたら、
80'sを本当にイイと思って聴ける今ではなかなか佳曲揃いのアルバムだということがわかった。

当時のスタカンとか、スウィングアウトシスターとか、ユーリズミックスとか、そういう路線の2軍の補欠くらいの感じ
なのだろうけど、もし3枚目があったら意外と化けてたのかもなあと、掃除機をかけながらそう熱く思わされた。残念。


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