シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

TRASH-UP!! Vol.9

2011年06月27日 | シノワ情報
6/24に発売になった、トラッシュカルチャーマガジン "TRASH-UP!!" Vol.9 に 「山口アンダーグラウンドミュージック」の特集が収録されてます。
ライブハウスBAR印度洋(山中謙治さん)の記事に加え、シノワのインタビューが収録。
なお、附録のミックスDVDにはシノワの「赤い花」と「たしからしいということ」の二曲が収録されてます。
ちなみに手元にまだ現物は届いてないのが残念。。。
御覧になった方はどんなだったか教えて下さい!

ただし、下記の今号の立ち読みページにて、このシノワの記事の冒頭2ページ分が読めます!
http://www.trash-up.com/store/trash-up_vol9.html


このシノワのインタビューは昨年度末に突然旧知のユニソル君から話がきて、最終的には山口の音楽シーンの記事と一緒になったみたいで、山中氏の文章も楽しみです!
編集長の屑山屑男さん、本当にありがとうございました。

で、話が来た時に「映像も送って欲しい」とのことだったので、どうしようかということで、意を決してライブレコーディング & 撮影を敢行したんです。
4月のはじめに極秘裏にシノワのホームグラウンドの Organ's Melody にて eizoさんエンジニアのもと、映像はシノワのアー写をとってくれたサミーフィルムズさんに担当してもらうことに。全5曲を演奏しました。
さすがに映像はPVみたいな出来に仕上がりまして、音源のミックス & マスタリングは市内の Four Rings Studio にて完成。
こちらの映像を前回の大阪ライブで超先行発売しまして、現在はリリースに向けて準備中です。

さて、今回のシノワのインタビュー記事は自分(ギターの平田)が代表して答えるかたちでして、シノワの結成からMGMT前座ライブの経緯までと、割と長編だと思われます。
どういうふうに編集されているのか楽しみです。

上記立ち読みコーナーで見れるように、15年前くらいの90年代の懐かしい大阪・京都の音楽シーンの、自分のまわりで起こってたことなんかが載っています。
前身バンドの電気ボタンとか、ずこうびじもく、シッカロールハイとか、自分の周りにあった音楽シーンの集大成的なものでもあって、旧知のみなさんや同世代のみなさんには懐かしく読んでもらえると思います。こういうことをこうやってカタチに残せたことは、率直に嬉しいことだなあと思う。

今日はシノワの新曲セッションだったのだが、かおりがこんな曲にしようと出してきたのがマディグラ・ブルウ・ヘヴンの「約束しよう」だった。
もちろんこの曲を超える曲などはまだ作れてないが、偉大な目標だなあ。


■7月3日(日) 17:00open
■場所:Organ‘s Melody(山口市湯田温泉3-7-7)
■出演:Yumi Hara Cawkwell & Sato Yukie、シノワ、LITTLE PHRASE+ひつじとはね、AVOVOA and more?
■料金:前売/当日 ¥2,000/¥2,300(要drink別)

◆Yumi Hara Cawkwell WEB
http://yumihara.exblog.jp/i10/

ユミ・ハラ・コークウェル (keyboard, voice)はロンドン在住の日本人ミュージシャン。ピアノサーカスなどに曲を提供する現代音楽作曲家であるとともに、近年は元キングクリムゾンのデヴィッド・クロス、チャールズ・ヘイワード、坂田明、吉田達也等との即興演奏で注目されている。元ソフトマシーンの故ヒュー・ホッパーとHUMI名義でリリースしたCD「Dune」での演奏で2008年度ジャズステーションポールのキーボード部門第4位にランクされる。2009年にMOONJUNEからリリースされた元ヘンリー・カウのサックス/フルート奏者ジェフ・リーとのデュオCD「Upstream」は専門誌、専門サイトで絶賛されている。イーストロンドン大学音楽学講師。元精神科医という異色の経歴を持つ。

◆Sato Yukie WEB
http://yogiga.com/yukie/Japanese/jp_index.html

1963年東京生まれ。10代の頃からロックバンドを結成し、日本のアンダーグラウンド・シーンで積極的にライヴ活動。高校生の時には、TVで坂本龍一との共演経験あり。1995年、日本人による韓国ロック專門バンド“コプチャンチョンゴル(韓国語で「モツ鍋」の意)”を結成。韓国のロックバンド“シナウィ”や、“ファンシネバンド”“オオブバンド”等を日本に招聘し、共同コンサートを主催。1999年、日本人グループとして初の韓国デビュー。アルバム『アンニョンハシムニカ』(Doremi Records)發表。デビューに伴い、ソウル在住となる。『水曜芸術舞台』『リアル・コリア』『音楽キャンプ』といった人気TV・ラジオ番組に多数出演。今度は日本のバンドを韓国に呼び、ソウルで韓日インディ・フェスティヴァルを開催するなどして活動。平行して、新しい音楽の可能性を求め、フリー・インプロヴァイザーとしても活動を開始する。











7/3(日)シノワライブ@山口湯田温泉Organ's Melody & 天てれ

2011年06月20日 | サントラ・イージーリスニング
先日6/18・19の印度洋での総決起集会が非常に良かったとの評判をあちらこちらで聞く。
本当に出れなかったことと、また見に行けなかったことが悔やまれるなあ。

ともあれ、19日夜に無事かおりと二女を連れて疎開先の奈良より戻ってきた。
この日は高速道路の休日割引1000円打ち止めが終了とあって渋滞を覚悟していたものの、中国道を選んで正解。
問題なくスムーズに流れてました。
自分は山陽道よりも中国道の方のSAの方が好きで、岡山の津山あたりのホルモンうどんが美味い。

帰りの車内で娘ら向けに、昨年度の天才てれびくんの曲が流れていたのだけど、かおりは天才てれびくんの挿入歌が以前から好きで、子どもが歌うゴツゴツした感じが素晴らしく胸を打つらしい。

2歳の二女もすでに歌えるのが下の曲でこれはふかわりょう作の曲だ。


これは長女が好きな かいと君もメンバーで歌ってる曲


それぞれとっても夢のある歌で、またとてつもない躍動感が演出されてる。
子どもの夢をふくらませるのは大人の仕事だから、文句なしにGJだ。



さて、ここ最近はライブキャンセルが相次いでしまったのですが、そんな折りに急遽シノワのライブが決定しました。
山口では5ヶ月振りのライブとなるのでよろしくお願いします。
http://organs.exblog.jp/12140970/

■7月3日(日) 17:00open
■場所:Organ‘s Melody(山口市湯田温泉3-7-7)
■出演:Yumi Hara Cawkwell & Sato Yukie シノワ and more?
■料金:前売/当日 ¥2,000/¥2,300(要drink別)

◆Yumi Hara Cawkwell WEB
http://yumihara.exblog.jp/i10/

ユミ・ハラ・コークウェル (keyboard, voice)はロンドン在住の日本人ミュージシャン。ピアノサーカスなどに曲を提供する現代音楽作曲家であるとともに、近年は元キングクリムゾンのデヴィッド・クロス、チャールズ・ヘイワード、坂田明、吉田達也等との即興演奏で注目されている。元ソフトマシーンの故ヒュー・ホッパーとHUMI名義でリリースしたCD「Dune」での演奏で2008年度ジャズステーションポールのキーボード部門第4位にランクされる。2009年にMOONJUNEからリリースされた元ヘンリー・カウのサックス/フルート奏者ジェフ・リーとのデュオCD「Upstream」は専門誌、専門サイトで絶賛されている。イーストロンドン大学音楽学講師。元精神科医という異色の経歴を持つ。

◆Sato Yukie WEB
http://yogiga.com/yukie/Japanese/jp_index.html

1963年東京生まれ。10代の頃からロックバンドを結成し、日本のアンダーグラウンド・シーンで積極的にライヴ活動。高校生の時には、TVで坂本龍一との共演経験あり。1995年、日本人による韓国ロック專門バンド“コプチャンチョンゴル(韓国語で「モツ鍋」の意)”を結成。韓国のロックバンド“シナウィ”や、“ファンシネバンド”“オオブバンド”等を日本に招聘し、共同コンサートを主催。1999年、日本人グループとして初の韓国デビュー。アルバム『アンニョンハシムニカ』(Doremi Records)發表。デビューに伴い、ソウル在住となる。『水曜芸術舞台』『リアル・コリア』『音楽キャンプ』といった人気TV・ラジオ番組に多数出演。今度は日本のバンドを韓国に呼び、ソウルで韓日インディ・フェスティヴァルを開催するなどして活動。平行して、新しい音楽の可能性を求め、フリー・インプロヴァイザーとしても活動を開始する。



2011/6/4 シノワ@ハードレイン終了!

2011年06月06日 | シノワ情報
6/4(土)、ハードレインでのライブが無事終わりました!

先日のIMPでのMGMT前座ライブは繰り返すけど特殊なライブだったので、今ライブが関西への10年振りの本格復帰ということに。
ライブを終えて、何よりも、ぱぱぼっくすと対バンできたことにやはり特別な感情が湧いたものだった。かおりも同じことを言ってて、10年のブランクがまるで無かったかのような気がした。

実はリニューアル前のシノワのHPの残骸はまだネット上に残ってて、それを見るとなんとぱぱぼっくすとの対バンは1999年の10月で、10年どころかなんと一回り前。
http://www.asahi-net.or.jp/~gq6a-hrt/pastgigs.htm
結構対バンをしたような気がしてたのだが、実は一度しか対バンはなかったのか・・・とびっくり。
かなり当時のライブの光景は浮かんでくるので、つまりよく見に行ってたということなんだろう。

そして、この12年前のファンダンゴでのライブでは、ハードレインの店長の加納さんも共演だったことだ。
ライブが終わってお話したときにこのことを覚えてくださってて、自分もこのライブのことはとてもよく覚えているので嬉しかったなあ。

【追記】
Youtubeのこのライブがその時のライブだったようだ。それも第一期メンバーとの最後のライブ。この曲は今回も一曲目やったし。
やっぱり、ぱぱぼっくすと加納さんとは節目節目に縁があるということみたいだ




さわださんは以前に増して歌声に透明感と突き抜けた感があって、先生もさらにソロなんか深みが増してた。
当時はドラムは女性だったのだが、現在は自分の中では新ドラマーのたかださんだけど、バンドとしての貫禄と説得力はちょっと圧巻だった。
今回一回りした時間というものは決して過ぎただけの時間ではなかったことが、ぱぱぼっくすからも、そして現況の自分らからも理解することができた気がした。

さらに対バンは BLOND new HALF とチッツで、両者はいわば自分らが離れてしまった間に出てきたバンドということになるけど、こういうバンドを見ると、前段と矛盾するようだけど自分らが経験した一回りという時間は大きかったのだなあと感じさせられる。

現在は「音源」がなかなか厳しい時代だ。

いわゆる90年代はレコードバブリーな時代で、周りにも数万円もするレコードを買う人がいるような時代でもあって、バンド活動でも音源重視、音源を出すことが乗り越えるべき壁だった感が強かった気がする。音源が良ければライブはダメでもまあええやんみたいなとこもあった。

いうまでもなく、2000年以降はこういう価値観は当時よりは薄まり、CDRが一般化したり宅録機材が向上したり、音源を出す敷居も低くなり差別化も難しくなった。
そういう中で大型フェスやライブへの比重が高まるというのが一般的な2000年以降の音楽の理解だと思うが、実はこれって「演奏者の音を生で音楽を聴く」というシンプルな音楽の原点に戻っただけであって、僕らの青春時代こそがちょっと特殊な時代だったのかもしれなかったのかなと思える。

ライブでは騙しはきかない。BLOND new HALF も チッツ もライブの力量は圧倒的で、そして確信犯でさえあって、この感覚は当時にはあまり無かった。
でも、彼等のライブには、自分の現況がどうやとか、バンドとはいかなるぞとか、音楽シーンがどうやとか、そういう事を感じさせるという訳では決してない。
ただただ一音楽ファンとして純粋に音楽とライブを楽しめた!というものでしかないということ、それが何よりもこの両バンドが素晴らしいことの証拠だと思う。

かおりもチッツのTシャツを早速購入していたので、今度幼稚園の参観日に着ていって欲しいなー。


さてこの日も多くの有縁のいつものみなさんや久しぶりにお会いする方、リアルには初めてお会いする方もあり、すはらさんもかなもりさんも全くお変わりなく。
なんと2002年のベアーズでの羅針盤と共演した時にシノワを見て、良かったので、ずっと待ってました!みたいな方もおられてこれにはちょっと一同感激。
クロセ兄貴本当にありがとうございました。
なお、シノワも復帰でしたけど、よっしーさんもめでたく復帰ということでお互い良き日になったかと思います!
玄さん、よしのちゃんともやはり評判は上々で、ありがとうございました。

なおこの日はシノワのスタジオライブDVD "DOOR" の超先行発売を敢行しました。また詳細は後日!

シノワshinowaライブ6/4(土)@大阪梅田ハードレイン

2011年06月03日 | シノワ情報
悪夢のような5月も終わり、気がついたらいよいよ今週末6/4の土曜日は、シノワの大阪ライブとなりました。
先日のMGMTの前座ライブは特殊なライブだったともいえるので、ようやく大阪にて本当に活動が再開できるなあと。。
有縁のみなさんどうぞよろしくお願いします。
今イベントはブッキングがいうまでもなく素晴らしく、イベント名にシノワの冠までつけてもらうという。。たぶん最初で最後の経験かと。
特にぱぱぼっくすとは、チャイルディッシュスープで ゲントウキ→ぱぱぼっくす→シノワ というリリース順でもあったので、非常に感慨深いものがあります。

当日はMGMTの時から販売を始めたマキちゃん画伯によるシノワTシャツと、先日最終確認をしてきましたシノワの新譜、なんとフォーマットはDVDという "DOOR(5曲入りスタジオライブ)" のファーストプレスDVDの超限定先行発売もあります。
このDVDについては近々紹介できそうなんですけど、映像作家さんに製作いただいたという内容で、自分たちでないようなちょっとすごい作品に仕上がってます。
音の方もひそかにライブレコーディングを行ったものです。
しばらくすると各地で買えると思いますけど、是非このライブの機会にどうぞ!

なお、ライブでは、本当に初めて演奏する新曲を2曲予定してます!

メール shinowa@yahoo.co.jp もしくは twitter のアカウント shinowa_hi のDM なんかにてご連絡いただければ前売り扱いにできるかと思いますのでよろしくお願いします。


『シノワ復活来阪ツアープレゼンツ! ★カリフラワーシンドローム★』
シノワぱぱぼっくすチッツBLONDnewHALF 他
エジプトレコーズの出張店舗あり!

6/4(土) 18:30 / 19:00 ¥1800 / ¥2300

梅田HARD RAIN 大阪市北区兎我野町3-19-B1
http://hardrain-web.net/
TEL/FAX 06-6363-5557
MAIL hardrainmail@yahoo.co.jp