シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

SHINOWA 1&2 完売御礼!

2012年06月15日 | シノワ情報
地味に米CDBABYに在庫があった、シノワのカセット作品のデジタルマスタリング過去音源集 "SHINOWA1&2" が完売となり、本当に市場からシノワ作品が無くなりました。
ヤフオクにはたまに出てますが。
これであとはめでたく新譜待ちということになりましたのでよろしくお願いします。

新年度シノワ

2012年04月10日 | シノワ情報
いよいよ新年度。

さてシノワの活動としては今年の年始早々の1/8に京都の夜想にてライブをしまして、それ以降ご無沙汰でした。
MGMTの前座ライブから1年経って、すっかり「ああ、あんなのも居たなあ」みたいな感じに思われてるかもしれないくらいに、現代大量消費社会のスピードは何事も速いわけです。
で、実際のとこのシノワの活動は現在本当に多忙でして、まだまだ詳細をお伝えするには早い段階ではあるんですが、日々音源製作に没頭しているところです。
そりゃあ、ライブをする余地もないくらいに時間もかかってまして、ふと思うのは、ビートルズはよくあんな短期間であれだけの活動ができたなあと。
ライブ止めてなかったら、リボルバー以降にあれだけの音源は残せなかったんだろうな。
ともあれ、身に染みるのは、こういう時だからこそアウトプットよりインプットに気を配らねばということだ。


それで、もう一つ新年度といえば、うちの長女が明日小学校の入学式。
当ブログはよっぽどのことがない限り残るだろうから、入学式前夜にリアルタイムで記しだけも残しとこうと思う。
幼稚園とは比べものにならないほどに、楽しいことも楽しくないこともあるだろうけど、そのいずれをもフラットに捉えたうえでの生き方を学んでもらえればなあと切に願う。

ということで、やはり節目は最も敬うべき Small Faces より、スティーヴ・マリオットのこども時代に学び、あやかりたい。



2012/1/8 京都夜想 "Rubble Collection" 終了

2012年01月15日 | シノワ情報
もう事後一週間になるけど、2012/1/8の京都堀川御池「夜想」でのイベント " Rubble Collection "が終わりました。
ギューンの須原さん曰くの「勝手にギューンまつり」だったわけでもあり、シノワにとっては11年振りのふるさと京都ライブ。
須原さんのライブ終了後のツイートにウルっときたものだ。
出演順に、ヘルベチカ(ずこうびじもく)、raves、ゑでぃまぁこん、それぞれが旧知のバンドであらためてこの布陣でライブができたことが何よりも嬉しかった。
それぞれの演奏はもういうまでもないもので、自分らも合わせて見に来た人は大満足のイベントだったのでは?

さて、客席を見ると、ヘルベチカのギターのホシノ君の奥さんと子女子息、スケート君も奥さんと子息子女と一緒。
また大学のサークルで一緒にラブタンバリンズのカバーバンドをしたフクイさんに先輩Mさん同期のMさんTさんなどなど。
さらにファンとしてライブによく行っていたさんかいさんがなんと客席にて鎮座。モッズの大先輩のHさんもご来場。
シノワTシャツのデザイナーマキちゃんも遠くから来てくれたし。
ともあれ10年前の自分にとっては想像もしなかっただろう光景だった。

またravesのギターのnaitoさんとはもう20年くらいの縁だけど、自分にギターの弾き方を教えてくれた人だ。
この日はnaitoさんの新バンドと音楽活動再開という大変記念すべき日でもあって、自分がこれに立ち会えたことも本当に良かった。
帰りたくない夜だったなー。
ともあれ、今回ライブでシノワも大きな節目。これから本格的にCD製作に集中、いいのができそうな感が漂ってます。

2012/1/8(日)@京都堀川御池夜想 "Rubble Collection"(シノワ出演)

2012年01月08日 | シノワ情報
いよいよ本日2012年1月8日(日)(18:30open)は京都の堀川御池の「夜想」にて、ゑでぃまぁこん/raves/ヘルベチカ(ex ずこうびじもく)/シノワが出演するイベント"RUBBLE COLLECTION"があります。

現在は山口在中だけど、自分は京都伏見の墨染の生まれなのでやはり京都はふるさと感にあふれてます。
ちなみに生まれた病院は今はもう無くなったDX伏見のとなりの産科で、嬉しいことにこの産科は現存してます。
墨染には5歳まで住んでて、幼少期は伏見のイズミヤに母と買い物に行き、イズミヤの前に現存してるミスドの窓から近鉄の二階建てのビスタカーを見るのが楽しみだったもんです。

その後また10代後半から10年くらい京都に住んで、その間も現在も近鉄伏見駅周辺とは何かとゆかりが深く、、、まあともあれシノワの京都のライブはコンベックスレベル/ストラスブールとの2001年の磔磔以来の11年ぶりなので、シノワとしてもさらに非常に戻ってきた感が漂うものです。

自分がシノワに加入して初めてのライブは京都祇園のウーピーズで、残念ながらウーピーズも昨年閉店。
だけど、戻ってきて最初のライブがやったことのない新しいとこというのも非常に前向きな気持ちになれるし、共演のゑでぃまぁこん、raves、ヘルベチカ(ex ずこうびじもく)のそれぞれがそれぞれにまた関係の深いみなさんばかりで、積もる話にも楽しみです。

このライブが終わったらいよいよ新作制作期間でしばらくライブもお休み。
次回ライブは某所でのレコ発となるのかもしれないのですが、まあいつになるやらだけど、次回ライブは全曲が新作からの新曲だろうから、本日のライブは今までのシノワの集大成的なライブになるかと思われます。こういう節目でもあるので自分としても新しいギターを使うことにしてます。
ぜひぜひ有縁のみなさんお越し下さい!



2012/1/8(Sun) @京都 夜想 "RUBBLE COLLECTION"
出演/ゑでぃまぁこん・シノワ・raves・ヘルベチカ(ex ずこうびじもく)
18:30 open 19:00 start \1500 + 1drink \500

→ Live&Salon 夜想 075-211-0901
604-8261 京都市中京区油小路通御池南西角式阿弥町137-1 三洋御池ビルB01F

シノワ次回ライブは2012/1/8(日)@京都夜想!

2011年11月30日 | シノワ情報
11/27(日)、山口防府印度洋での White Moles レコ発イベント「黒子のみたる幻想の世界Vol.2」が無事終わりました。
それぞれの各バンドの演奏はやはり素晴らしいもので、その詳細は主催者である White Moles メラノ斎藤氏のブログに詳しいです!

http://blog.goo.ne.jp/whitemoles/e/d659401ffbd267d64671425e4d8c8272
「今回のイベントを目の当たりにできなかった方は残念だったかもしれないですねぇ」というくらいの良いイベントでした。
White Moles の最近の活躍には目を見張るものがありまして、今まで地元よりは東京などでの評価は高かったわけですが、ようやく今回のイベントで山口でもそのステイタスが確立されたのではと思わされました。

今回シノワは前日のお寺でのイベントに続き、山口2デイズだったクリテツさんが飛び入りでテルミンでシノワのライブ中、" 赤い花 " と " Je n'aime pas l'anglais mais j'aime le the " の2曲で参加いただくことになりました。
行きの車の中でそういうことになったという(笑)

なお、シノワの次回ライブは来年早々の1/8(日)、京都夜想でw/ゑでぃまぁこん・raves・ヘルベチカ という豪華ラインナップ。
http://www.yaso-net.com/Suchedule2012-01.html
それぞれのバンドがシノワとはとっても旧知の仲のみなさんで、今からもうめちゃめちゃ楽しみ。
自分の生まれ故郷の京都での久々のシノワライブとなります。

・ゑでぃまぁこんは、もはやいうまでもない現在進行形の日本のアシッドフォークの代名詞的存在。実は僕もライブはまだ未見なので、すごく楽しみ。
・ravesのVo&GのNさんは僕のギターの師匠で、ドラマーさんは、ベイビーズベイビー、アンティークフォークロアのドラマーとして活躍されたあの人です。
・ヘルベチカはギューンカセットの名バンド「ずこうびじもく」の元メンバーのバンドで、実はほとんど「ずこうびじもく」からバンド名が変わっただけみたいな(笑)
それにシノワという、素晴らしいメンツでのイベントとなりました。

フライヤーもできてましたが、イベント名はなんと「RUBBLE COLLECTION」で、師匠が付けたらしいんです。
UKサイケ好きならきっと解るこのイベント名、是非お楽しみに!

そして、このライブが終わったらシノワはしばらくセカンドCD作成に尽力するため、ライブは少しお休みになるかと思われます。
是非この機会にお見逃し無くどうぞ!

★シノワライブ 
2012/1/8(Sun) @京都 夜想 "RUBBLE COLLECTION"
出演/ゑでぃまぁこん・シノワ・raves・ヘルベチカ(ex ずこうびじもく)
18:30 open 19:00 start \1500 + 1drink \500

→ Live&Salon 夜想 075-211-0901
604-8261 京都市中京区油小路通御池南西角式阿弥町137-1 三洋御池ビルB01F

11/27(日)山口防府印度洋 黒子の見たる幻想の世界 Vol.2 (シノワ出演イベント)

2011年11月14日 | シノワ情報
先月10月上旬よりほぼ一ヶ月程度本気の体調不良が続きまして、非常にBADな日々を過ごしました。
有縁の方々にはほとんど音信不通な状況が続いておりまして、大変ご迷惑をおかけしてました。スンマセン。
ほぼ連続して風邪にかかりっぱなしで、そのうち3度も声が出なくなるという事態でもうなんだかなという。。
自分の本来の声がどんなんだったのかも忘れたくらいで、大変テンションの下がる秋となってしまいました。

ちなみに、シノワ的な近況でいいますと、前号9号にてシノワのロングインタビューが掲載された、Trash-Up!! の新刊 10号に、「シノワヒラタのサイケデリック備忘録」というコーナーとして寄稿しました。自分にとってはなくてはならないバンドであるエンジェリン・ヘヴィ・シロップへの熱い思いを綴った、一応かいしんのいちげき的な記事となっています。是非お買い上げの上ご一読ください。


さて、ようやく負のループから抜けはじめていますが、シノワのライブが近づいてます。
HPなどではお知らせしてましたが、いよいよ11/27(日)に山口が誇る狂気のポップサイケガレージバンドの White Moles(ホワイトモールス/白黒子) の山口でのレコ発ライブとなりました。

White Moles の 新作「パレイド」はサミー前田さんのボルテイジレコードからめでたく発売となりましたけど、iTuneにバナーも出たり、レココレに紹介されたりと予想通りに各地・各界より反響が続出してます。


ちなみに diskunion、タコシェ、ヴィレッジヴァンガード高円寺店、TIME BOMB(大阪)、DISK BOX(山口)、正午の庭(長野)にてこのアルバムを購入すると特典CDがついてくるのですが、この特典CDのマスタリングをシノワのヒラタが行いました。ギリギリ限界な音像にしてありまして、ちょっと自画自賛な仕上がりとなったほどに素晴らしい音源で、本編のCDに劣らぬほどの完成度も高くて、正直アルバムが二枚同時発売みたいな感じです。

すでに東京・名古屋・大阪でのレコ発も大反響のうちに終え、いよいよ満を持しての地元山口でのレコ発ライブを迎えることとなりました。
シノワはこのライブでは一番目に演奏する予定です。18時より開演の予定ですので、シノワを御覧になる場合はオンタイムにてよろしくお願いします。

この日は他の出演陣も非常に豪華でして、フライヤーにも載ってるように、蛸地蔵(兵庫)・ジゲンオルガン(鳥取)・墓場戯太郎オーケストラ(東京)に、なんとスペシャルゲストとして「あらかじめ決められた恋人たちへ」のメンバーで、ソロとしても日本を代表するテルミン奏者のクリテツさんが参加します。
それにシノワとホワイトモールスという見応え有るライブとなります。山口でこれだけのイベントが行われるのも、White Moles の活躍のおかげですよねー。
是非お見逃し無くご来場ください。

蛸地蔵は、関西以西では初ライブとのことで、ジゲンオルガンは一度みたことあるんですが、圧巻のハイパーガレージサイケGSデュオ。
墓場戯太郎オーケストラ率いる戯太郎君はもはや日本のサイケ界のフェイスですが、2005年にはシノワのベーシストとして在籍してたんです。
今回は活躍は言うまでも無い山本達久氏がドラマーとして同行する、最強布陣です。
そしてクリテツさんはワークショップを交えたテルミンソロライブとのことで、これも非常に貴重なライブかと思われます。

下記にイベントの要項フライヤーを転載しておきます!



★2011/11/27(Sun) @山口防府印度洋
「黒子の見たる幻想の世界 Vol.2 ~ White Moles 2nd レコ発」
w/蛸地蔵(兵庫)、墓場戯太郎オーケストラ(東京)、ジゲンオルガン(鳥取)、White Moles(山口)、シノワ、スペシャルゲスト:クリテツ(あらかじめ決められた恋人たちへ)

なお、シノワは来年早々京都でもライブがあります。こちらも豪華な出演陣となってます。
★2012/1/8(Sun) @京都 夜想
w/ゑでぃまぁこん、ヘルベチカ(ex ずこうびじもく)、raves

明日9/19(月)20~より FMきららでオリジナルMODSの7インチレア音源大特集のオンエア!

2011年09月18日 | シノワ情報
シノワのHPのリニューアルが終わりました。
Tシャツ販売など、内容を充実させましたのでよろしくお願いします。
http://www.shinowaweb.com


明日9/19(月・祝)の夜20:00より、恒例となりました宇部のコミュニティFM「きららFM」の「ロックンロール黄金狂時代」のゲストパーソナリティー出演です。
ところがなんと!明日はさらにゲストでMODSコレクターの DJ yasumitsu さんが登場されることになりました。

yasumitsuさんとは、とあるご縁で知り合いとなったのですが、今まで出会ったモッズの方の中でも特に筋金入りで、こんな人がこんな近くにお住まいというのもなんとも(笑)
明日は氏の秘蔵の、60年代ロンドンのオリジナルモッズが愛したR&Bのオリジナル7インチコレクションが惜しみなくオンエアされます。
どう考えてもこんな音源がここで流れるとは(笑)というようなありえないセットリストとなってます。
なお、氏の7インチはFour Rings Studio にて盤落としマスタリングがされたのですが、オリジナル7インチの音圧をそのままパッケージした圧巻の音源です。

聴き逃し厳禁にてよろしくお願いします!





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シノワライブ 予定
★2011/11/27(Sun) @山口防府印度洋
「黒子の見たる幻想の世界 Vol.2 ~ White Moles 2nd レコ発」
w/蛸地蔵(兵庫)、墓場戯太郎オーケストラ(東京)、ジゲンオルガン(鳥取)、White Moles(山口)
★2012/1/8(Sun) @京都 夜想
w/ゑでぃまぁこん、ヘルベチカ(ex ずこうびじもく)、RAVES


シノワのPV的なスタジオライブ映像が公開!

2011年07月13日 | シノワ情報
今年の春に極秘に山口市湯田温泉のライブハウス Organ's Melody にて撮影&レコーディングしましたシノワの映像作品の一部を、サミーフィルムズさんが Youtube に公開してくれました!


シノワスタジオライブと称されてますけど、ほとんどPVと言っても過言ではない内容です。
レコーディングエンジニアは Organ's Melody の eizoさんで、ミックスは山口市内の Four Rings Studio にて行いました。
ライブレコーディングとは言ってもだいぶ音は作られていますので、音源のみと考えても十分な作品となっています!

そもそも SUMMY FILMS さんとはちょっとした縁が。
二女の赤ちゃん写真を撮ってもらおうと、産婦人科医院でもらった写真館の割引券を持っていったお店のカメラマンさんだった。
話すうちに元々知り合いだったことがわかって、2005年にシノワのライブ映像を撮ってもらったこともあったのだ。

その後サミーフィルムズを個人で立ち上げられ、シノワのアー写を撮ってもらった。
ちなみにシノワのアー写は山口市仁保のログハウススタジオで撮影。
今回シノワのインタビューが掲載された TRUSH-UP!! の写真もすべてサミーフィルムズさんの手によるもの。
ログハウススタジオでの練習風景と、前述 Organ's Melody のものが使われてます。

サミーフィルムズさんは通常はブライダルなんかの仕事が中心だけど、音楽に造詣が深いので、音楽的な映像とか写真に仕上がります。
是非近郊のみなさんはバンド関連の写真のみならず、私事でもご利用になってはいかがでしょう?
今回のシノワライブの出来をご参照されればたぶんそういう気になられると(笑)
シノワは今まで写真をわざわざ撮って公開したりする発想さえ無かったので、こういうメディア露出にはまだ不思議な感じはするもんです。。




TRASH-UP!! Vol.9

2011年06月27日 | シノワ情報
6/24に発売になった、トラッシュカルチャーマガジン "TRASH-UP!!" Vol.9 に 「山口アンダーグラウンドミュージック」の特集が収録されてます。
ライブハウスBAR印度洋(山中謙治さん)の記事に加え、シノワのインタビューが収録。
なお、附録のミックスDVDにはシノワの「赤い花」と「たしからしいということ」の二曲が収録されてます。
ちなみに手元にまだ現物は届いてないのが残念。。。
御覧になった方はどんなだったか教えて下さい!

ただし、下記の今号の立ち読みページにて、このシノワの記事の冒頭2ページ分が読めます!
http://www.trash-up.com/store/trash-up_vol9.html


このシノワのインタビューは昨年度末に突然旧知のユニソル君から話がきて、最終的には山口の音楽シーンの記事と一緒になったみたいで、山中氏の文章も楽しみです!
編集長の屑山屑男さん、本当にありがとうございました。

で、話が来た時に「映像も送って欲しい」とのことだったので、どうしようかということで、意を決してライブレコーディング & 撮影を敢行したんです。
4月のはじめに極秘裏にシノワのホームグラウンドの Organ's Melody にて eizoさんエンジニアのもと、映像はシノワのアー写をとってくれたサミーフィルムズさんに担当してもらうことに。全5曲を演奏しました。
さすがに映像はPVみたいな出来に仕上がりまして、音源のミックス & マスタリングは市内の Four Rings Studio にて完成。
こちらの映像を前回の大阪ライブで超先行発売しまして、現在はリリースに向けて準備中です。

さて、今回のシノワのインタビュー記事は自分(ギターの平田)が代表して答えるかたちでして、シノワの結成からMGMT前座ライブの経緯までと、割と長編だと思われます。
どういうふうに編集されているのか楽しみです。

上記立ち読みコーナーで見れるように、15年前くらいの90年代の懐かしい大阪・京都の音楽シーンの、自分のまわりで起こってたことなんかが載っています。
前身バンドの電気ボタンとか、ずこうびじもく、シッカロールハイとか、自分の周りにあった音楽シーンの集大成的なものでもあって、旧知のみなさんや同世代のみなさんには懐かしく読んでもらえると思います。こういうことをこうやってカタチに残せたことは、率直に嬉しいことだなあと思う。

今日はシノワの新曲セッションだったのだが、かおりがこんな曲にしようと出してきたのがマディグラ・ブルウ・ヘヴンの「約束しよう」だった。
もちろんこの曲を超える曲などはまだ作れてないが、偉大な目標だなあ。


■7月3日(日) 17:00open
■場所:Organ‘s Melody(山口市湯田温泉3-7-7)
■出演:Yumi Hara Cawkwell & Sato Yukie、シノワ、LITTLE PHRASE+ひつじとはね、AVOVOA and more?
■料金:前売/当日 ¥2,000/¥2,300(要drink別)

◆Yumi Hara Cawkwell WEB
http://yumihara.exblog.jp/i10/

ユミ・ハラ・コークウェル (keyboard, voice)はロンドン在住の日本人ミュージシャン。ピアノサーカスなどに曲を提供する現代音楽作曲家であるとともに、近年は元キングクリムゾンのデヴィッド・クロス、チャールズ・ヘイワード、坂田明、吉田達也等との即興演奏で注目されている。元ソフトマシーンの故ヒュー・ホッパーとHUMI名義でリリースしたCD「Dune」での演奏で2008年度ジャズステーションポールのキーボード部門第4位にランクされる。2009年にMOONJUNEからリリースされた元ヘンリー・カウのサックス/フルート奏者ジェフ・リーとのデュオCD「Upstream」は専門誌、専門サイトで絶賛されている。イーストロンドン大学音楽学講師。元精神科医という異色の経歴を持つ。

◆Sato Yukie WEB
http://yogiga.com/yukie/Japanese/jp_index.html

1963年東京生まれ。10代の頃からロックバンドを結成し、日本のアンダーグラウンド・シーンで積極的にライヴ活動。高校生の時には、TVで坂本龍一との共演経験あり。1995年、日本人による韓国ロック專門バンド“コプチャンチョンゴル(韓国語で「モツ鍋」の意)”を結成。韓国のロックバンド“シナウィ”や、“ファンシネバンド”“オオブバンド”等を日本に招聘し、共同コンサートを主催。1999年、日本人グループとして初の韓国デビュー。アルバム『アンニョンハシムニカ』(Doremi Records)發表。デビューに伴い、ソウル在住となる。『水曜芸術舞台』『リアル・コリア』『音楽キャンプ』といった人気TV・ラジオ番組に多数出演。今度は日本のバンドを韓国に呼び、ソウルで韓日インディ・フェスティヴァルを開催するなどして活動。平行して、新しい音楽の可能性を求め、フリー・インプロヴァイザーとしても活動を開始する。











2011/6/4 シノワ@ハードレイン終了!

2011年06月06日 | シノワ情報
6/4(土)、ハードレインでのライブが無事終わりました!

先日のIMPでのMGMT前座ライブは繰り返すけど特殊なライブだったので、今ライブが関西への10年振りの本格復帰ということに。
ライブを終えて、何よりも、ぱぱぼっくすと対バンできたことにやはり特別な感情が湧いたものだった。かおりも同じことを言ってて、10年のブランクがまるで無かったかのような気がした。

実はリニューアル前のシノワのHPの残骸はまだネット上に残ってて、それを見るとなんとぱぱぼっくすとの対バンは1999年の10月で、10年どころかなんと一回り前。
http://www.asahi-net.or.jp/~gq6a-hrt/pastgigs.htm
結構対バンをしたような気がしてたのだが、実は一度しか対バンはなかったのか・・・とびっくり。
かなり当時のライブの光景は浮かんでくるので、つまりよく見に行ってたということなんだろう。

そして、この12年前のファンダンゴでのライブでは、ハードレインの店長の加納さんも共演だったことだ。
ライブが終わってお話したときにこのことを覚えてくださってて、自分もこのライブのことはとてもよく覚えているので嬉しかったなあ。

【追記】
Youtubeのこのライブがその時のライブだったようだ。それも第一期メンバーとの最後のライブ。この曲は今回も一曲目やったし。
やっぱり、ぱぱぼっくすと加納さんとは節目節目に縁があるということみたいだ




さわださんは以前に増して歌声に透明感と突き抜けた感があって、先生もさらにソロなんか深みが増してた。
当時はドラムは女性だったのだが、現在は自分の中では新ドラマーのたかださんだけど、バンドとしての貫禄と説得力はちょっと圧巻だった。
今回一回りした時間というものは決して過ぎただけの時間ではなかったことが、ぱぱぼっくすからも、そして現況の自分らからも理解することができた気がした。

さらに対バンは BLOND new HALF とチッツで、両者はいわば自分らが離れてしまった間に出てきたバンドということになるけど、こういうバンドを見ると、前段と矛盾するようだけど自分らが経験した一回りという時間は大きかったのだなあと感じさせられる。

現在は「音源」がなかなか厳しい時代だ。

いわゆる90年代はレコードバブリーな時代で、周りにも数万円もするレコードを買う人がいるような時代でもあって、バンド活動でも音源重視、音源を出すことが乗り越えるべき壁だった感が強かった気がする。音源が良ければライブはダメでもまあええやんみたいなとこもあった。

いうまでもなく、2000年以降はこういう価値観は当時よりは薄まり、CDRが一般化したり宅録機材が向上したり、音源を出す敷居も低くなり差別化も難しくなった。
そういう中で大型フェスやライブへの比重が高まるというのが一般的な2000年以降の音楽の理解だと思うが、実はこれって「演奏者の音を生で音楽を聴く」というシンプルな音楽の原点に戻っただけであって、僕らの青春時代こそがちょっと特殊な時代だったのかもしれなかったのかなと思える。

ライブでは騙しはきかない。BLOND new HALF も チッツ もライブの力量は圧倒的で、そして確信犯でさえあって、この感覚は当時にはあまり無かった。
でも、彼等のライブには、自分の現況がどうやとか、バンドとはいかなるぞとか、音楽シーンがどうやとか、そういう事を感じさせるという訳では決してない。
ただただ一音楽ファンとして純粋に音楽とライブを楽しめた!というものでしかないということ、それが何よりもこの両バンドが素晴らしいことの証拠だと思う。

かおりもチッツのTシャツを早速購入していたので、今度幼稚園の参観日に着ていって欲しいなー。


さてこの日も多くの有縁のいつものみなさんや久しぶりにお会いする方、リアルには初めてお会いする方もあり、すはらさんもかなもりさんも全くお変わりなく。
なんと2002年のベアーズでの羅針盤と共演した時にシノワを見て、良かったので、ずっと待ってました!みたいな方もおられてこれにはちょっと一同感激。
クロセ兄貴本当にありがとうございました。
なお、シノワも復帰でしたけど、よっしーさんもめでたく復帰ということでお互い良き日になったかと思います!
玄さん、よしのちゃんともやはり評判は上々で、ありがとうございました。

なおこの日はシノワのスタジオライブDVD "DOOR" の超先行発売を敢行しました。また詳細は後日!