シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

山口市になか卯ができる と Lollipop Shoppe

2009年04月28日 | 米サイケ・ガレージ
山口市になか卯ができるらしい。聞いた話では、湯田温泉の山口銀行のあたりとか。
なか卯好きとしては嬉しい限りです。
http://cache.yahoofs.jp/search/cache?p=山口市 なか卯&search_x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=&u=www.bkss.co.jp/top/top.htm&w=%22山口+市%22+%22なか+卯%22&d=Rq5TrkxISnre&icp=1&.intl=jp

なか卯は、モスの系列店と思ってたけど、今ではすき家と同資本になってたんですね。
http://www.zensho.co.jp/jp/index.html

さて、久々に Lollipop Shoppe の Just Colour を聴いた。
オリジナルはストロベリーアラームクロックとかのレーベルのUniから出てます。

ガレージのディスクガイドに収録されたこともあって、わりと有名だったと思うのですが
http://www.amazon.co.jp/ガレージ・パンク-ディスク・ガイド・シリーズ-関口-弘/dp/4401616855/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1240881476&sr=8-1
一時期アナログ再発もなかなか店頭になかった時期があって、昨年ようやくCD再発。
http://www.amazon.co.jp/Just-Colour-Lollipop-Shoppe/dp/B001APRXK4/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=music&qid=1240881547&sr=8-2
やや時期を逃したかな(笑)

ロリポップショップのこのアルバムの内容はまさに非常に素晴らしいもので、凶暴性のあるガレパンを基本に、ほどよいリバーブやギターのフレーズを中心としたサイケ風味と、良く練られた楽曲、ややジャジーで豊かなコードワークもある、1965年から66年くらいのガレパンがオルタナ・プログレ化したような感じ。
まさに1968年のガレパンらしいというべきか(笑)

以下の曲はアルバム冒頭の曲 You must be a Witch で、これに限ってはわりとストレート。

たぶんギタリストさんが仕切ってるバンドなんだろうなーという印象です。

朝 の ラヴィン スプーンフル

2009年04月27日 | 米60's
娘を幼稚園に車で送って行くのもちょっと馴れてきたが、この送迎の時間がなんとも心地よい時間で、何も考えずにリスニングに没頭できる楽しみな時間になっている。
最近では曲ごとで聴くiPod聴きをなるべくやめて、じっくりアルバムを鑑賞するという(笑)本来のあるべき聴き方に努めている。
そういう気分になれるのもこの時間特有のメリットでもある。

今日は Lovin' Spoonful の昨年出た紙ジャケのを聴く。
相変わらず独特のサウンドだなと思う。
持ち味のツインギター、トーンを落としてリバーブかけたフワっとした下地ソロにややアタッキーなソロが絡む感じは、まさに特許の域です。
あのやや中低音域中心の録音の質感もたまりません。愛聴してもうすぐ20年くらいですが、飽きずにいつも幸せな気分になるというものです。



ちなみに Astrud Gilberto の You Didn't Have To Be So Nice のカバーがあった。


浪花昆布茶本舗

2009年04月26日 | その他
非常勤の職場で数年前から昆布茶を仕事前に必ず出していただいていた。
きっかけは忘れたが、特に今年に入って昆布茶が止められなくなった。
ストレスがあるととにかく昆布茶を飲みたくなる。鎮静効果があるみたいだ。
塩分も結構あるから一日一杯と決めているが、やはり一日のうち昆布茶を飲む時間を本当に心待ちにしている。

たまたまうちにあった昆布茶が美味しくて、それを切らしたあと数種を試してみたが、やはりそのうちのあった昆布茶「浪花昆布茶本舗製 昆布茶 きざみ昆布入」が塩加減やコクが抜群だった。
http://item.rakuten.co.jp/akiyamaen/kobucha/#kobucha
どこで買ったか覚えてないとのことで、先日がまんできずにネットで注文。一般的な昆布茶に比べればやや割高な感じ。


この浪花昆布茶本舗というメーカーが気になってネットでいろいろ調べてみたが、大阪の八尾に会社があるということだけで、オフィシャルサイトもなく、その詳細や商品ラインナップは現段階では不明。ちなみにお菓子も製造されてるメーカーらしい。
http://www.e-shops.jp/local/lsh/an/27/5474656.html

で、ネットでいろいろ調べてみたら、この浪花昆布茶本舗さんは詳しいことは何かよくわからんが、昆布茶に関する特許を数件取得されてるようだ。
1http://www.j-tokkyo.com/1999/A23L/JP11000145.shtml
2http://www.j-tokkyo.com/1999/A23L/JP11018739.shtml
3http://www.j-tokkyo.com/1996/A23L/JP08023937.shtml

それらの特許は
1「茶の葉をそのまま摂取することによって、健康維持を図ることができる昆布茶を提供する」
2「日本茶の如く茶葉や茶茎が存在するような風情を醸し出すだけでなく、健康維持を図ることができる昆布茶を提供する」
3「見た目、味及び香りが優れ、しかも昆布成分を多量に含有させることも可能な昆布茶を提供する」
という課題を解決したいうことらしい。すごい。

で、さらに調べてみると、また浪花昆布茶本舗さんが特許を取得した
「昆布を文字や模様に型抜きして得た字模様昆布片と、粉状、顆粒状、塊状等の味を出すための味覚用原料とをパック詰めにして成る昆布茶」
について、この特許を無効にするよう訴訟があったとのことで、結果無効になったそうなんだが、今度はその無効になったことに対する訴訟を、浪花昆布茶本舗さんがおこされたそう。
最終的には、東京高裁の判決で浪花昆布茶本舗さんの請求は棄却されたとのことだ。

この事件の東京高裁の判決文がネット上にあった。
http://www.klegala.com/legal_judg/judg2_sinketu/sinketu11/11/H10-345.html

以下に判決文の最終部分だけをちょっとだけ抜き出してみたい。


原告は、本件訂正考案は「字模様昆布片と味覚用原料とをパック詰めにして『有機一体的に結合する』という技術的思想によるもの」であると主張するが、「パック詰め」なる構成は、上記認定事実によれば、本件考案の出願時において、上記のように乾燥昆布茶の分野における周知・慣用の技術であったと認められ、「パック詰めにより手間が省ける」なる効果は、その周知・慣用の技術から当然に予期することができる程度の周知の効果であると認められる。したがって、原告の上記主張に係る本件訂正考案の技術的思想も、周知・慣用の技術から当然に予期し得る範囲のものにすぎず、格別のものとは認められない。
 (3) 以上のとおり、少なくとも原始的昆布茶及びそれに類する乾燥食品の分野では、パック詰めによる包装は当然のこととして行われてきていたものであり、中味が乾燥食品の域を逸脱しないものであれば、従来から慣行的に行われてきたパック詰めによる包装形態を改良された昆布茶に採用することは、当然に思い付くことであったと認められる。
 (4) 原告は、パック詰めすることにより、味覚原料に含まれる塩分によって字模様昆布片の保存性が良好になると主張する。
 確かに、本件訂正考案の味覚原料に塩分が含まれるのは当業者にとっては自明なことであると認められるが、乾燥昆布茶の分野において、塩分を含む原料をパック詰めすることが周知の手法であることは、上記のとおりである。そして、食品に塩を入れれば、入れない場合よりも保存性がよくなるとの効果は、人類の歴史において古くから知られてきたことは明らかであり、塩による保存効果は予期せぬ効果ではないというべきである。
 (5) したがって、相違点(ロ)に関する審決の判断にも、原告主張の誤りは認められない。


この訴訟にはさまざまな論点があるようだが、上記の文だけを察するに、その昆布片が字模様かどうかはおいといて、塩昆布をパックにして昆布茶として商品化するということについて、塩には保存性があることはみんな知ってるし、そんなことは誰でも思いつくことだから特許化は認められないということなんだろう。

それにしても昆布茶をめぐって、こんなコスモロジカルで壮絶な知的バトルが繰り広げられているとは想像だにできてなかった。
判決文を読んでみたが、さすがにすごく論理的。法曹界ってすごいんだなと(笑)。
明日から昆布茶もさらに心して飲みたいと思う。

上記のこともいろいろ含めて、昆布茶にひたすらに熱い想いで邁進されておられる浪花昆布茶本舗さんを信奉することにした。


山口市の井筒屋レコードセールは明日日曜日まで

2009年04月25日 | ソウル・ファンク
恒例の山口市のレコ屋 DISKBOX ディスクボックス のレコードセールが、山口市道場門前の井筒屋で行われてます。
明日26日(日)までということですが、一昨日幼稚園の送迎のちょっとした合間になんとか行ってきました。
いつも掘り出し物があるので、山口市在中で良かったなと思えるひとときなのですが、今回は新古日本盤の Marlena Shaw と Solveig のセカンドをあわただしいなか購入。かなり安価でしたよ。



ザ・ベストテン の CDが出た

2009年04月24日 | 日本80's
ザ・ベストテンのCDが出たみたいです。
編年体+αという内容で、78~79、80~81、82~83、84~85、歌謡曲編、スポットライト編の計六枚。
自分としてはやはり82~83のラインナップが最も思い入れのある感じ。
http://www.amazon.co.jp/ザ・ベストテン-1982-1983-オムニバス/dp/B001TC9A4K/ref=pd_sim_m_1

一般的にいわれるのが、おニャン子旋風が旧来のアイドル黄金期の終焉という見方だが、確かに今回のオムニバスにもおニャン子は収録されておらず、おニャン子ブームの86年以降の盤が出されていない。
85年がひとつの日本の歌謡史の区切りだったということが、またはっきり示された感がある。
まあ、TBS と フジテレビ のしがらみもあるのかもしれませんが。

今回のオムニバスにはオープニングのベストテンのテーマと、ミラーゲートをくぐるときの効果音が収録されている。
これはネタ用必至かもしれません。しかし、すでに人生の「バーバパパ」(なつかしのキャプテン)で使われていたのでもう古いか(笑)
http://diskunion.net/jazz/ct/detail/IND1298

Hollies Sing Hollies の ギターアレンジ

2009年04月22日 | 英60's
久々にアルバム Hollies Sing Hollies をじっくり聴いてみた。
ボーカル & コーラスと、フレーズを含めたギターの入れ方のバランスがすごく絶妙だなあと、ちょっと感動してしまった。
何か80's以降のイギリスのギターバンドの原型のようなアルバムとも思えます。

自分が持ってた盤は20曲入りのこの盤だが、
http://www.hmv.co.jp/product/detail/588158
やはり近年のボーナストラックの大量追加が、アルバム自体の価値を損なうという感覚がわかるような気がした。
まあ、オリジナルの曲目が終わった時に聴くのを止めればいいだけの話だけど(笑)

所有盤にボーナストラックで収録のゴメンネスザンヌ


エフェクター マジックテープ に コニシ ボンド 両面テープ 固定用 04686

2009年04月21日 | 楽器・機材・DTM
今月号のギターマガジン5月号の特集は「My エフェクト・ボードの作り方」だった。
プロヴィデンス と CAJ の宣伝も兼ねたような特集だったが、やはり、ボードを組む際に一番悩むのが、どうやってボードとエフェクターをくっつけるかである。
ねじ止めしたり、スポンジをくりぬいたりとあるけど、やはりエフェクターの入れ替えは頻繁にあるだろうから、カンタンに組み替えられるのが良い。
さらに安価となると、消去法的にもマジックテープをエフェクターに貼る方法しかないのだが、テープのあとがエフェクターに残るというデメリットがあるので躊躇してる人が多いのではないかと思う。

シノレコでは、過去に「これぞ究極の逸品」として、ボンド 両面テープ 固定用 04686 を記事にしたんですが、結構な反響があって、喜んでくださった方も多くいらっしゃった。
http://blog.goo.ne.jp/shinowarecords/e/f7fb9b5a938af136a638b7705b2750c8

マジックテープとエフェクターの間をこの両面テープでくっつける。これは本当にキレイにはがせてあと残らないし、 このテープ自体がやや厚みのある弾力のある素材で、衝撃も吸収するようだ。
重いエフェクターも大丈夫。
自分も4年前から愛用してて、最近かなり前に貼ったテープを剥がしたけど、跡が残らなかった。

これで本当にお悩み解決となるので、タイムリーだし、困っている方に知って欲しいという純粋な気持ちで再投稿した。
さすがに、これは特集には載せられなかったのかもしれないが、是非フェルナンデスとかが冠だけ変えて、このテープを「エフェクター固定専用両面テープ」として販売すればバカ売れだと思うんだけど。
それか楽器屋さんも常備しとくとか。これは置いたもん勝ちだろう。

楽天では最安値407円です。
http://item.rakuten.co.jp/kyotobest/62076/

スティーブ・マリオットの命日

2009年04月20日 | 英60's
今日はスティーブ・マリオットのご命日。
たまたまレコードコレクターズ読んでて、ハンブル・パイの特集をやってた。
結成の経緯なども書いてあって、ハードもピーター・フランプトンも大ファンも自分にとっては、久々に心ときめく記事でした。
サリちゃんが生まれた日からiPodからはやたらロックな曲ばかり流れてくる(笑)ので、今年は初心的なロックに回帰しようかなと思う。

レココレの記事にも載ってた、スティーブ逝去直前の、ピーター・フランプトンとの再会時のセッションが youtube にあった。
埋め込めなかったのでリンクを貼っておきましたが、いうまでもなくかっこいいです。
http://www.youtube.com/watch?v=MyUy-2-HJdI

びっくり日本新記録

2009年04月19日 | サントラ・イージーリスニング
さて、忙殺の日々ですが、ナイトスクープ好きな母(62)が、真剣に北野誠のことを心配していまして、母なりに芸能界の恐ろしさに脅えているようです。

これ、日曜の夜に毎週楽しみにしてた人気番組です。


最近は本当にテレビをみなくなった。自室のテレビもアナログ放送が終わったら、もうそのままでいいかなーなんて思う。
iPodとかDVDのモニター用でもいいかと。。