シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

最近とても衝撃だったテレビ

2009年09月23日 | 韓国
あまりテレビは視ないのだけど、先日、母が録画して自分にどうしても見せたいテレビ番組があるという。
母の好きな関口知宏の番組の「韓国のロックのなんとか・・・」と言うので、半ば仕方なく視たら、
現サヌリムのギタリストの長谷川陽平さんのドキュメントだったので、思わず絶句。
母からサヌリムを視せられるとは夢にも思わなかった。
http://www.nhk.or.jp/fjpn/0909/fjpn.html

長谷川さんが自分っぽいなと思ったらしいんだそうです。

また先日は、報道ステーションでアイアイの飼育員の方のドキュメントを放映していた。
自分もアイアイはうたでは知っていたが、まあ、そんなサルもいるんだろうなというくらいの想像力で、本物はみたことなかった。
それも絶滅危惧種であるとか、マダガスカル島にしか生息しないとか知らなかった。
視ながら、歌の歌詞を思い出していて「南の島の~」とか「おめめの丸い~」とか「しっぽの長い~」とかの意味がようやくわかった。

アイアイは3歳の娘もよく歌う。

このアイアイの特集が自分なりにすごく衝撃だったので、翌日妻に言ったら、アイアイのうたは一般的なサルについて歌ったもので、
「アイアイ」とはなんか歌のなかの掛け声だと思っていたらしい。
なんかホッとした。


でも本物のアイアイはうたのような脱力キャラではなく、ちょっと怖い。
地元では悪魔の動物として、発見したらすぐに殺してしまうのだとか。
なので、絶滅危惧種に瀕したそうです。
怖いから、ああいうユルいイメージ作りをしたんだと思われます。

ちなみにアジアでは上野動物園にしかいないそうです。

夏のガジェット通信 その2

2009年09月18日 | その他
8月の終わり、ヤフーニュースで KING JIM(キングジム)社の ポメラ を知った。
http://www.kingjim.co.jp/pomera/
自分にとってもう超理想的なツールだったので、知ったその瞬間からあとはいかに安く買うかだけを考えた。
発売からはやや時間がたっているようだが、今年になってバージョンアップもあったそうだ。
でも知ってれば発売直後でも買ってただろうツールだ。
知れてよかった。

こういうの欲しかった人、たくさんいるだろう。
案の定かなり売れているようだ。そりゃそうだろう。

ポメラはパソコンで言うtxtファイルに文字を入力するだけのハードで、その他の機能は皆無。だからこそすばらしい。

そんなん携帯でやればという人もいるかもしれないが、PCキーボードに馴れてしまうと、もう携帯の文字入力が煩わしい。
だから、自分は今でも携帯メールが大の苦手で、緊急以外はパソコンから送り直しているほどだ。

出先でのメモをとるにも、パソコンベースで仕事をしていると、またそのメモを打ち直しになる。
正直パソコンがないとまとまった仕事ができないようになった。
自分のようなド文系のパソコン使いは、ワープロ機能だけのためにわざわざパソコンを携帯せねばならなかったりする
特に事務的収納、整理能力のない、字の汚い文系にとってはかなりそういう傾向になる。
ポメラはこういう人をとてつもなく救済し、文章を作る仕事の人は待ち望んだツールとしかいいようがない。

そういや、自分もずいぶん昔は、こういう目的で日立のペルソナってのを使ってた。
でもポメラとは全然くらべものにならない。
ちょうど昔の任天堂DSくらいの大きさで、キーボードのサイズもストレスなく打てる大きさ。
ストロークの浅いキータッチも、最近のマックに馴れてる人には全く違和感なくちょうどいい感じ。

さらに、入力には ATOK が採用されていることで、文字入力もストレスなし。
ちなみに自分は ATOK ユーザー。
まだまだいいのは、充電のない完全乾電池仕様。単四三本でもかなり長く動く。
これが大事なことで、パソコンでは電源が使えない環境だと、常にバッテリーを気にしながらの作業になる。
乾電池だったらその心配もない。これは最高の機能。

また、よけいなもんがないので起動も早い。

もう少し軽ければという声もネットであるものの、入力の際にはこれくらいが安定しているのではないかと思う。

マックでもUSBでつなぐだけで、何ら問題なく同期できる(やや反応は遅いけど)。
将来的にはwifiで同期できればもっと楽だろうけど、それが構造上余計なことになって、起動が遅くなったりしたらいらない。

他社でもっといいのが出るとかよっぽどのことがないかぎり、こわれてもかならず買い直し永遠に使うべき逸品です。


いまさらパパパパフューム

2009年09月17日 | 日本90's~


昨日は Perfume のクリップを数本iPodに入れた。
そこまでコアなファンではないのだけど、不思議なことに急に聴きたくなるし、全然飽きることもない。

昨年はミュージックマガジンでも Perfume の特集が掲載された。
彼女らが話題になってたのは知ってたものの、最初はスルーしてた。
オートメイヤーのドラムのkさんがかなり好きで、それでうちの妻がパフュームのアルバム2枚をkさんから借りてたようなので、どんなんかなと思って聴いてみたのが今年の初め。

なぜ洋楽メインの大人もハマッているのか、なぜ流行っているのか、なぜ絶賛されるのかがすぐにわかった。
思考を一切排除した直感的に気持ち良いと思える音が並んでいる。
真っ先に浮かんできたのは、ピストルズ。ピストルズを聴く感覚に近い。

ピストルズはその付帯事項がたまにつきまとうけど、やはり最大のポイントは、いい意味でのポピュラリティと出音の気持ちよさにつきる。
ああいうロックをあんな感じに聴かせたというのは最大の功績だと思う。
Perfume も図式は全くそういうことなんだろう。

自分もしかりだけど、ハウスとかああいうのを聴いたことのない人々には、特に新鮮だったんだろうと思うし、YMOとか好きだった方にはやや懐かしさも感じられただろう。

非常にメジャーなポジションながら、子供から大人まで、ジャンルを超えて、ライトリスナーもヘビーリスナーにも、サブカル、アングラにも認められる音楽というのは、かなり希有な存在なので本当にすごい。
十年前ころのラブマシーンころのモーニング娘。以来だろうと思う。

個人的に心引かれるのは、プロデューサーの中田さんが自宅でレコーディングからマスタリングまで、それもCUBASEにプラグイン中心という非常にシンプルな機材でここまでやりあげているということだ。
とても励みになる。

⊿ ではさらに全体の音も太くなってさらに新境地。次作もまた楽しみだ。
ちなみに⊿は近所でレンタル。
こうやって好きな音楽を新作で楽しみにレンタルして聴くというのも、中学生に戻ったようですごく新鮮。

本当に政権が交代した

2009年09月16日 | パンク・ニューウェイヴ
今日、政権交代が実現した。

先日の衆院選、自分の選挙区の民主党の立候補者は高校の時の同じクラスのやつだった。
彼は小学校の時、他地区の少年野球チームに所属していて、そのころから面識があった。
そんな時から自分にも他人にも決して妥協を許さない、まさに希有な存在。

うちの地域は今の世相の流れに全く関係ないほど保守基盤が強烈に強固な地域なので、小選挙区では落選したが、比例で彼は復活当選を果たした。
彼なら多分本当に誠実な政治家になるんじゃないかと、本気で思う。

今日報道ステーションで、鳩山さんが本会議場に入場してくる瞬間に、他の新人議員と談笑している彼が映った。
新しい政治と時代が始まるんだろうなと心から感じさせられた。

今日の心境は The Jam の " All around the world " の歌詞とサウンドに尽きます。

福島みずほ & ジェーン・バーキン

2009年09月15日 | フランス
明日は民主党政権発足となるので、今ニュースでは内閣人事のニュースで持ちきりになってる。
で、入閣はほぼ確実な 社民党党首の 福島みずほさん のニュースがあって、その本日の福島さんの動向として
今日は、フランスのジェーン・バーキンさんと平和について会談しましたと、その模様が報道されてたのでちょっと仰天。

以下は今年のヘビロテソングで、フランス・ギャルの " 悲しき初恋 "です。

ビートルズ の リマスター

2009年09月14日 | 英60's
娘が幼稚園で " おばけなんてないさ " を習ったらしい。
しかし「本当におばけが来たらどうしてくれるのか」とか質問してくるので、どうも逆効果だったようだ。


さて、今日は病院の待合室で サウンド & レコーディング マガジン の10月号を読んだ。
http://www.rittor-music.co.jp/hp/sr/
さすがに旬な話題でビートルズのリマスターの特集があって、実際に担当したエンジニアの方々のインタビューが載ってた。
昔、純粋なリスナーだった時代は、CDやレコードはどうやってできるんだろうとかはかなりベールに包まれてて、そういう録音物から聴こえてくるいろんなバンドやアーチストは神的な存在に思えていた。

特に高校時代のイギリスの60年代のバンドなんかは、自分の存在からもっともかけ離れた存在で、そのころに繰り返し繰り返しアナログで聴いていたビートルズはまさに想像上の人物というか、そんな感じだった。
当時もビートルズのCDは3000円くらいだったから、アナログ中古だと当然安かった。


昨年からLogicで レコーディング とか ミックス とか マスタリング とかを自分なりにいろいろ勉強している。
マスタリングでかなり音が変わるのだとか、コンプでないとこういう風に聴こえないのだとか、少しづつだけどわかるようになった。
そういうのをいろいろ知っていく過程でちょっとガッカリしたのが、例えば海外の60年代のバンドの再発リマスター盤なんかは、日本で行われていて、それもあるエンジニアの自宅スタジオで一日くらいで行われるということだった。
それ以降、なんとなくリマスター盤ってのにときめかなくなったというか、複雑な気持ちになった。

実際に自分でもマスタリングとかしてみてわかったのは、もちろんその技術は抜きにして、極端に言えばそういうリマスターなんて自分でもすごく頑張ればできるわけだ。自分好みの音質にしたかったらできるかもしれないのだ。


今回ビートルズのマスタリングのエンジニアのインタビューを読みながら、今回のリマスター再発は誰もがビートルズの演奏そのものを聴きたいのではなく、リマスターされた音を聴きたいわけから、要はこのエンジニアさんたちの技量やテクニックや感性なんかを聴いてるということなんだよな・・・と。
そして、そのリマスターされた作業場の部屋や機材なんかが紹介されてて、ああ知らない方が良かったのかな、こういうのはベールに包まれてた方が幸せなのかなと思ったりもした。

だけど、不思議とそのインタビューを読み進めるうちに、残念で悲しいことにどうしても MONO BOX の音を確かめてみたくなってしまった(笑)。もちろんステレオの方も。

こんな話をしながらも、リマスターBOXの話を知ったときには、その購入の可否は深刻に悩んだ。特にMONO BOXは。
両方買ったら70000円もするし、さすがに怒られるだろうからあきらめたが、ああやっぱり聴きたい。今も。
まあ、きっといつか聴ける日が来るまで、自分が一番慣れてる高校時代からのアナログでがまんしようと思う。
ショボイ音なのかもしれないが、きっとそこには神なビートルズが鎮座ましましておられるはずなので。


Amy Cooper

2009年09月13日 | indiepop00's
Rubies で 最初のころギターを弾いてた Amy Cooper さんのアルバム "Mirrors" をようやく聴いた。
http://www.amycoopermusic.com/

現在は残念ながら Rubies からは脱退して(現 Rubies は simone さんと Terri さんの二人)おられるが、
元々ソロでやっていた方だったので、ずっと聴こうと思いながらそのままになってた。
偶然先日タワレコで日本盤を見かけて、そういえば出てたなと思い出したので購入。

なかなかの佳作で一安心というところだった。
下記 Youtube が代表曲で、これは名曲だと思う。


そもそも Rubies は call and response のドラマーさんが脱退されて、その後メンボしてたのが、そのまま解散 (?) ぽくなって、Simone さんが宅録してたのにAmy さんが加わって、二人でやってて、その後結局car のベースの Terri さんが加わったはず。
先日の来日ライブの時は三人で、すごくいい雰囲気だったので、Amy さんの脱退は本当に残念だったな。
http://blog.goo.ne.jp/shinowarecords/e/b74aa6e7cb655675cbce7fb16fd45608
http://blog.goo.ne.jp/shinowarecords/e/c007d77c618ca541630bc957de522902
ちなみに、サイトや写真のイメージではちょっとダークでクールな感じなのだが、実際は小さくてすごく可愛らしい方です。
一応説明には「パティ・スミスを彷彿とさせる」というコピーもあることなので。。。

なお、Amy さんのサイトの写真はその Terri さんが撮ってるようで、ああ仲はこじれたわけではなかったんだとこちらも一安心です。

他作も早速聴いてみたいなと思って、レーベルサイトのアルバムをクリックしてみたら、iTunesが開いた。
ああ、そうか忘れてた。ハイテクな世の中なんだから、すぐに買えるんだったな・・と改めてしみじみと思った。
http://retonerecords.com/artists/amy-cooper.html

スノレパをインストールしてみた。

2009年09月12日 | その他
しばらく留守にしてたこともあって(事情は後日)、今日ようやくMacOS 10.6 Snow Leopardをインストールしてみた。

まだ使い込んでないので全貌はよくわからないけど、10.4から10.5のようなビジュアル的な劇的な変化は一見では一瞬無い。
だけど体感的な印象では64ビット化しているせいか、キビキビ度がかなりグレードアップして、さらに次世代に突入した感がある。
特にサファリなんかは本当にハキハキと動き働く感じだ。

ちなみに、全体に発色の感じなんかも変わったようで、アイコンがなんか鮮やかに濃ゆくなり生々しくなった。
そういえば、最新 iTunes では再生ボタンが立体的になって、ゼビウスの地上の敵みたいになりましたものね。

あとは、ウインドウを一覧できるあの「エクスポゼ」がさらに非常に使いやすくなり、多用派としてはかなりうれしい。
さりげないとこだが、Dockからの強制終了などもやりやすくなった。


なお、ファミリーパックのインストールディスクに不具合多発ということで、ちょっと心配だった。
インストールの最後の最後でなかなか終わらなかったので一瞬焦ったが、うちのは大丈夫だった。ヤレヤレ。

雑誌なんかの情報だと、実際はかなり根深いとこから設計しなおしてるとのことらしい。
すべてのアプリが64ビット化したら、また劇的に変化するんだろうか?
よくわからないけど、8ビットと16ビットではファミコンとスーパーファミコンくらいの差があるわけだし。


ところで、お決まりの不具合があった。
愛用の ATOK2007が、64ビットのアプリケーションに対応してないとのことで、10.6ではデフォで64ビットで動くサファリで文字入力できなかった。
32ビット起動をすれば、問題なく使えるということだが、たった2年前のバージョンだったのでややショック。
ちなみに32ビット起動は結構カンタンで、ファインダから HD>アプリ>Safariと選んで「詳しい情報」をクリックして「32ビットモードで開く」をチェックするだけです。
ただし、32ビットアプリの Word なんかでは問題なくATOK2007が使えるので、ギリギリセーフという感じ。
ちなみに自分は Word 縦書きを多用しているが、Word のキビキビ感もかなり増してる。脳みそとシンクロしてくれるっぽい。

あとは、今まで使っていたフリーのスクリーンセーバーがすべて使えなくなった。
愛用の MATHMOS ラバライトのスクリーンセーバー「Mathmos Virtual Astro Lamp」が使用不可に。
http://virtualastro.mathmos.com/

これは残念だが、上記ダウンロードサイトにはこのプログラムが「v1.0」と銘打ってあるので、今後のバージョンアップに期待したい。