シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

(本物の)ストロベリーアラームクロックの新譜 "Wake Up Where You Are" "Mr.Farmer"入り。

2012年06月17日 | 米サイケ・ガレージ
なんと!本物の Strawberry Alarm Clock の新譜が出ていました!
アマゾン や iTunes で試聴できますが、なんてことや。。。
http://itunes.apple.com/jp/artist/the-strawberry-alarm-clock/id422001955#
ちなみにほとんど名曲の再録というノスタルジックなものでもあるんですが、スカイ・サクソン追悼ということで一曲目がなんと Seeds の "Mr.Farmer"!!!!!
当時にやってくれてたらもっと良かったのに

それにしても試聴聴くだけで、特に"Strawberries mean love"とか涙腺崩壊しますね。
ともあれ、メンバーのみなさま元気で何よりです。

で、やっぱりパッケージ版が欲しいところですが、アマゾンのUSなら買えるみたいです。自分はやや割高でしたが敬意を表して別のとこから買いました。
http://www.amazon.com/Wake-Up-Where-You-Are/dp/B0080JTYFU/ref=sr_1_8?ie=UTF8&qid=1339940618&sr=8-8&keywords=strawberry+alarm+clock


Light

2012年01月01日 | 米サイケ・ガレージ
2012年、本年もよろしくお願いいたします。
いろいろと越年した課題が山積してますがシノワとしても今年は忙しい年になりそうです。

まず新年早々の1月8日(日)に京都の夜想でのイベント "Rubble collection" に出演します(OPEN 18:30 / START 19:00)。

そして、すでにセカンドアルバムの製作に取り掛かってまして、その詳細はまだまだお伝えできないながら、すでに昨年末よりプリプロに足を突っ込みました。
京都夜想でのライブ以降はしばらくライブはお休み、アルバム製作に全力をあげる感じになるんですが、現在多数の新曲が出来つつあって、いつになるかわからん次回ライブからはそのあたりの曲が中心になるだろうから、今までやってきた曲は今回の夜想でのライブで一区切り?になるかもしれない感があります。是非お越し下さい!


今年の運試しにiTunesでシャッフルしてみたら一曲目が、超マイナーながらもメランコリックな曲がとっても素晴らしいナイスなサイケポップバンド "Light" の "Got To Have You (Live)" だった。
さっきオンライン福袋購入に失敗してちょっと早々にへこんだが、完全に取り戻せた(笑)


2012/1/8(Sun) @京都 夜想 "RUBBLE COLLECTION"
出演/ゑでぃまぁこん・シノワ・raves・ヘルベチカ(ex ずこうびじもく)
18:30 open 19:00 start \1500 + 1drink \500

→ Live&Salon 夜想 075-211-0901
604-8261 京都市中京区油小路通御池南西角式阿弥町137-1 三洋御池ビルB01F

PAUL BUFF で 30000円

2011年09月13日 | 米サイケ・ガレージ
徐々に秋めいて来ました。
ちょっとご無沙汰だったんですけど、夏はまあやっぱいろいろありまして、当シノワにとっても大きな出来事がいくつかありました。

そちらは追々ということにして、先日ようやく手に入れたのが Crystal Circus といういわゆるStrawberry Alarm Clock 関連のグループ。
アナログはずっと持ってたものの、CDがどうしても欲しかったのでちょっと念願がかなった感じだ。
2001年にイタリアの AKARMA から出た ALL AMERICAN 関連の一連の再発のなかのひとつなのだが、これがまさに本家ストロベリーアラームクロックに匹敵するドリーミーでちょっとスパイスもあるサイケポップなのだ。
バンドのバイオなどはこれにて省略するとして自分が最も好きな音楽がここにある感じ。

実はこのクリスタルサーカスの中心人物はSACの Incense and Peppermints でのリードボーカルをとってる Greg Munford なので、まあこの話を聞いただけでこのバンドがどれだけ重要なのかはわかりますよねー。
当時はLPはたまにみかけていたけど、CDについてはプレスも少なかったのか?みたことなかった。そんなに話題にもならなかったような気がする。

さらに、この一連のSAC関連のエンジニアでもある PAUL BUFFの驚愕のアーカイブ集 "Paul Buff Presents the Pal and Original Sound Studio Archives" がダウンロード販売のみでアマゾン、もしくはiTunesで買えることを知ってしまい、それも全20集ということで、全部買ったらなんと3万円!興奮しますなあ。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=Paul+Buff+Presents+&x=0&y=0
日本からは自国のアマゾンでしか買えないんですよねえ。
どう考えても全部買わないといけないので、とりあえずすこしづつコツコツ集めるしかないな。

とりあえず Crystal Circus の 代表曲 Merry-Go-Round を下記に。これはきっと好きな人多いと思われます。


ちなみにこの曲は上記 Paul Buff アーカイブならVol.19に収録。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B003ZKSR02/ref=dm_sp_alb?ie=UTF8&qid=1315919526&sr=8-3


パキパキ感

2011年07月12日 | 米サイケ・ガレージ
2011年も今年も折り返しを過ぎた。
とりあえずここまで数度倒れそうになったが、やはりハイゼリー氏やレッドブル氏などの愛用ドリンク陣のみなさんに助けられてるなあとつくづく思う。


さて、もう1週間も前だけど、7/3のシノワのライブが無事終了。

理由は抜きにして、昔からシノワはライブの反響は本当に無いバンドなのだが、おそらく初めてというべきか、White Molesの斎藤君がライブの詳しいレビューとレポを書いてくださって嬉しかった。
http://blog.goo.ne.jp/whitemoles/e/eec44a2e50d118d97ab7246e900cceb1

それもなんと写真入りのライブレビューだったので、もっとかっこいい服をきとけば良かったな。
あと Organ's Melody の eizoさんもミクシーに短いながらもこのライブでのシノワ評を書いて下さってて嬉しかった。

このライブではシノワの次が Yumi Hara Cawkwell & Sato Yukie さんの出順だったのだが、ライブで佐藤さんが自分のギターを使用する場面があった。
自分のギターの音を客観的に聴けるまたとないチャンスだったが、結果、自分の好みの音だったのでかなり安堵(笑)。
でも思ったよりパキパキ感のあるギターなんだなと。だからファズと相性が良いのかーと。
もっといろんな方に弾いてもらおうと思った。


10代のころはなんかパキパキしてるなあと思った eight miles high のギター音だが、分かってくるとちょっと究極なギターの音だなあ。



ダンとサイコティックリアクション

2010年12月21日 | 米サイケ・ガレージ
おそらく日本一ダンエレクトロを愛しておられる、たくろさんのブログだのじゃん(ダンエレクトロ・ジャンボリー)
の「ダンエレ女子を探せ」という記事にて
http://blog.goo.ne.jp/danojun/e/155fcc4fbbb1a54a9010b28dc3748cb3

シノワの Vo&G 担当でリーダーのかおりが、なんと筆頭に紹介されてます!

元々はサークルの先輩から売ってもらったという、バーニーの黄色いレスポールジュニアコピーモデルを使っていましたが、
「軽くてかわいい」という理由で、シノワの練習帰りに心斎橋の楽器屋でダン(かおりはダンエレクトロのことを「ダン」という)の59-DCの赤に一目惚れ。ダンエレに鞍替えしました。

その後、自分が心斎橋のイシバシ楽器で偶然みつけたのが、このDanelectro の Bellzouki という12弦ギター。
だのじゃんさんにも紹介されてます。
http://blog.goo.ne.jp/danojun/e/b8839810a2fb27bc6b7f28d3d44ec3ad
この Bellzouki は、あからさまに状態は悪かったのだけど、5万円だったのとさらに心斎橋パルコが20回まで無金利ローンキャンペーンをしてたので、思わず衝動買い。
しかし全くチューニングを合わせられないギターながら、そのハクション大魔王的なルックスのよさと、かおりに似合っている気がしたので、一目惚れしたダンを差し置きライブでも使っていた。

ちなみにこのギターを使っている有名どころといえば Psycotic Reaction でおなじみの Count Fiveのギターの人。


たぶんこの人もチューニングは合ってなかったかと(笑)

しかし数年後、一念発起して北九州の著名なリペア屋さんのプラグインにてリッケン12弦のブリッジに交換。その他の補強処置を行い見事にチューニングもバッチリのいいギターになった。
ついでに赤のダンもブリッジを木のやつからサドル付きのに交換して、めっちゃ鳴りがよくなってびっくり。
まあ、これはオリジナルのものとは好みでしょうけど、体感的にも良くなった。

そういえばカウントファイブのサイコティックリアクションは、自分が19の時に練習を二回だけしてクビになったサイケバンドでの練習課題曲だったなー。

シノワもカウントファイブの魂だけは受け継いどこう。

エレトモ

2010年03月27日 | 米サイケ・ガレージ
ホームセンターにテーブルクロス(透明のビニールのやつ)を買いに行った。
仕事で立て看板をつくることが年に数度あって、そのカバー用という用途である。
上記の用途だから一番安く薄いので十分なので、店員さんを呼んでロールから必要分をカットもらうことにした。

「一番安いのを、2メートルを四つ、1メートルを二つお願いします」

というと、50歳くらいの女性の店員さんの顔が曇った。そしてすごく怪訝そうにカットしてゆく。
時々「ウッ」とか言いながらカットされてたので、どうしたんかなと思ったら、

「一番薄いクロスは静電気防止加工がされてないので、必ずバチバチくるんですよね・・・」
と、それはただの感情ではなく、本気でツラそう。。いつもつらい業務だということ。

実は自分も大のバチバチ人間で、必ず静電気防止キーホルダーを携帯しており、24時間警戒している。
冬場に金属を触るときは、かならず放電のためにプラスチックなんかに触ることがすでに本能づいているくらいだ。

なので、自分もサッと車のキーから静電気放電キーホルダーを外して渡し、その放電の仕方を教えてあげた。
そしてそのキーホルダーを右手に握りしめながらカットしてもらった。
すると見事に静電気は来なかったようで、猛烈に感激されていた。

そのおばちゃんの店員さんもかなりのバチバチ人間だそう。
クロスのカットの間、すっかり意気投合して、静電気の話だけをして、それはもう話に花が咲いた。

静電気が来るシチュエーションの言い合いだとか、静電気防止グッズについてだとか、どういう繊維が静電気を引き起こすのだとか、異様な静電気の持ち主だった人が炎上した事件があったとか、人to人の静電気発生時の音についてだとか、こんなに静電気について濃密に語り合えたのは初めてで、とても嬉しかった。

別れ際に
「ちゃんとカットしたつもりですけど、もし長さが足りなかったりしたら言ってくださいね!」
と。
「私も静電気の話に夢中でした!」という意味だろうな。

[parts:eNozsDJkhAMmJhMLAyZjC1NGJgszSyPTNEsL97RinyJD0wyfJAO1jBzbrMR4rwC1tGJbQzUmODA0AhIWROmBms/EhKYbZAAA6qsYnA==


静電気っぽいバンドと言えば、やっぱエレクトリック・プルーンズです。

カニ

2010年03月24日 | 米サイケ・ガレージ
今日は長女の幼稚園の終了式で、これでなんとか年少組が終わった。
春先には風邪をしょっちゅうひいて休みも多かったけど、中盤以降は抵抗力もついたのか元気に行くようになった。

さて、来年の年中組のクラス発表はまだなのだが、おそらく記名・準備などの理由からか来年の各々のシンボルマークだけはすでに発表されたようだ。
シンボルマークってのは幼稚園の自分割り当て分の下足箱とか、ロッカーとかに名前とともに貼られるキャラである。
今年のうちの娘は「にんじん」で、ニコの「に」でまあ馴染みもあったみたいだ。リアルにんじんもどうやら好きそうだし。

なんと、うちのニコちゃん、来年のシンボルマークは「カニ」なんだそうだ。
どうも最近、自分自身はカニを食うと体がかゆくなる体質になったようだし、さらに昔からカニを解体するのが気持ち悪いので(恐怖に近い)、大変微妙な気がした。昆虫っぽいし。

だが娘はなぜか大喜び。そのキャラの絵がカワイイのかもしれない。
そういやカニの「ニ」もニコの「ニ」だし、愛着もありそうだ。

ひらがなをまだ全部は覚えていない娘が、
「カニって、"か" と "に" よねー」
とか言うのが、ああ子どもはそういう捉え方してんだと、なんか大人が汚れているような気分になる。

さっき、娘が寝るときフトンの中で
" 娘が道ばたを歩いていたら、キュアパッションにスカウトされて五人目のプリキュアになる "
という話をしてやっていて、そしたらキュア●●と呼ばれたいか?と聞くと
「キュアカニ」
とかいうので、ああ
「獲れたてフレッシュ、キュア・カニ!」
ってのもぴったり来るなあと、唸らされた。
自分が知ってる範囲でのもっともカニ好きな人は煙巻さんなんだが、煙巻さん的にはどうだろうか?

ところでそういう自分も実は大のアーニーのカニ好きだったの忘れてた。
http://blog.goo.ne.jp/shinowarecords/e/c063f26ecc4a6f908f73c741b11c9776
http://blog.goo.ne.jp/shinowarecords/e/8afe7b248ce2e05a0aa7a105cd6b421b


山口市になか卯ができる と Lollipop Shoppe

2009年04月28日 | 米サイケ・ガレージ
山口市になか卯ができるらしい。聞いた話では、湯田温泉の山口銀行のあたりとか。
なか卯好きとしては嬉しい限りです。
http://cache.yahoofs.jp/search/cache?p=山口市 なか卯&search_x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=&u=www.bkss.co.jp/top/top.htm&w=%22山口+市%22+%22なか+卯%22&d=Rq5TrkxISnre&icp=1&.intl=jp

なか卯は、モスの系列店と思ってたけど、今ではすき家と同資本になってたんですね。
http://www.zensho.co.jp/jp/index.html

さて、久々に Lollipop Shoppe の Just Colour を聴いた。
オリジナルはストロベリーアラームクロックとかのレーベルのUniから出てます。

ガレージのディスクガイドに収録されたこともあって、わりと有名だったと思うのですが
http://www.amazon.co.jp/ガレージ・パンク-ディスク・ガイド・シリーズ-関口-弘/dp/4401616855/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1240881476&sr=8-1
一時期アナログ再発もなかなか店頭になかった時期があって、昨年ようやくCD再発。
http://www.amazon.co.jp/Just-Colour-Lollipop-Shoppe/dp/B001APRXK4/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=music&qid=1240881547&sr=8-2
やや時期を逃したかな(笑)

ロリポップショップのこのアルバムの内容はまさに非常に素晴らしいもので、凶暴性のあるガレパンを基本に、ほどよいリバーブやギターのフレーズを中心としたサイケ風味と、良く練られた楽曲、ややジャジーで豊かなコードワークもある、1965年から66年くらいのガレパンがオルタナ・プログレ化したような感じ。
まさに1968年のガレパンらしいというべきか(笑)

以下の曲はアルバム冒頭の曲 You must be a Witch で、これに限ってはわりとストレート。

たぶんギタリストさんが仕切ってるバンドなんだろうなーという印象です。

Sally Go Round The Roses

2009年04月18日 | 米サイケ・ガレージ
ジェファーソン・エアプレインは高校時代から愛聴してたんですが、
19のころ、そのグレース・スリックの Great Society の存在を知って、初めてレコード聴いて本当にビックリしたのが "Sally Go Round The Roses"
いろんな人がカバーしてるポップスタンダード化してる名曲です。


オリジナルは、このガールポップの The Jaynetts


グレートソサエティはこれも大好きです。Grace Slick はサイケ好きなら嫌いな人はいないシンガーでしょう(笑)。


入園式

2009年04月10日 | 米サイケ・ガレージ
今日は娘の幼稚園の入園式に行ってきた。
先日3歳になったばかりの超早生まれだから、年少組でももっとも幼い部類。クラスのなかでも確かにすごく小さい(笑)

率直な感想をいえば、娘が幼稚園に入るということの想像は容易だった。
しかし、自分が親で参加していることだけがとてつもなく浮き足立ってる感じ。
入園式だからお母さんもお父さんもビシッとした人ばかりで、マダムみたいな人も多いし、どうして自分がここにいるんだろうかという、そんな気持ちでずっといた。

入園式というとお父さんがビデオを撮りまくるのが風物詩だが、やはりこの場でもそうで、また自分もその一人だった。
それもまたなんとも言えない気持ちだが、だけどやっぱりビデオを撮っておきたくなるのが不思議だった。
何か幼稚園の入園式って確実に人生の一線を越えたというか、禁断の場所に足を踏み入れたようなそんな気がした。

さて、娘は生まれてこのかたずっと家にいたが、いよいよ組織に所属することになった。
組織に所属するということは、悪く言えば縛られるものができるということなんだろうと思う。
・・・なんて、いろいろ考えたりもしたが、入園式が終わって門を出て、娘が日頃にないくらいにオイオイ号泣し始めた。
どうも、帰りたくないらしい(笑)。それだけですばらしい入園式になった。


異論はあると思うけど、朝は必ずイヤホンでiPodを聴きながら身支度をする。
今朝はストロベリー・アラーム・クロック の " Sit with the guru " がたまたま流れてきたが、不思議なことにいつもとは全く違うベースラインがはっきり聴こえた。