シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

少年野球フォーエヴァー!

2007年08月26日 | その他
先日、少年野球の応援に行ってきた。
近所に年に一度くらいキャッチボールをしている馴染みの野球少年がいる。
「今度試合を見に行くよ!」といってるうちに彼ももう6年生になってしまった。
そんな中、彼所属のチームが主催する開催地もめっちゃ近所の大会があるということで、わざわざパンフレットをご家族で持ってこられたのだ。
この時期は毎年忙しいのだが、今回は時間が空いたので、チャリで5分の会場の河川敷公園に!
実は彼のチームは、自分が小学生の時に所属していた地域の少年野球チームなのだ。

河川公園に到着するとすでに大会が行われており、一面で熱戦が繰り広げられている。
・・・ところが、あれ?試合時間のはずなのに、我がチームが見あたらない???

なんと、昨年ユニフォームを一新したらしい。わがチームのチームカラーは、ずっと南海ホークスのような「緑」だったのが、昨年紺に変わってしまったらしい。それも、やや現行ドラゴンズに似てるようなユニホーム。
予想外のイメチェンにショック・・・。
以前、日ハムがオレンジから地味なユニホームに変わったような、そのくらいの感じだ。

さて、ユニホームが変わったといえど、パンフ記載の会場のブロック番号の照合によりわがチームを発見。
嬉しいことに試合はすでに我がチームがリードしている!
そして、ベンチを見ると、噂通り80歳超(正確な年齢は不詳だが、90歳以下)の名物コーチの元気なお姿を発見!!

このコーチ、自分が小3でチームに入った当時すでに65歳くらいの、厳しい鬼コーチで地域では大変有名な方だ。
25年前当時と全くお変わりないことにかなりビビるとともに、猛烈に感激した。
自分は入団時、本当に弱っちくて、よくコーチより「おまえは女みたいやのう」と毎回ゲキを飛ばされていた。
当時はボールの投げ方もなよなよしてたらしく、コーチから練習中に呼ばれ、「お前は投げ方がなってない。運動場の端っこに立って、向こう端にめがけてボールを遠投しろ。そして走ってボールを取りに行け。それを一日中繰り返せ」と指示された。
猛烈につらい練習だったが、この練習のおかげで肩は強くなり、後に盗塁阻止だけはバツグン(あとはバッティングも含めてダメダメ)のキャッチャーになったのだ。
このKコーチ、年齢やそのお立場からすると、この少年野球チームの「終身名誉監督」でもおかしくないのだが、未だに「コーチ」という身分を自ら選んでおられるという熱血漢である。
当時は本当に恐くて、チームメイト内では「コーチは一度死んだことがあって、それから蘇ったんだってー。そのまま死んでれば良かったのになー」なんて、本気で言ってたヤツがいたくらいだ。

本当に20年ぶりにお会いして「おお!弟は今元気にしとるか?お父さんはまだ仕事がんばってるか?」と。
もう、めちゃめちゃ感激。年齢とは全く比例しない、時間が止まったような物言いだ。


さて、試合の方は、わがチームが圧勝!!

だけど、自分らがやってころとはだいぶ少年野球も変わったなーと感じる。
相手チームに野球狂の詩みたいなロングヘアーの女の子がいたり、やや小太り気味な選手が多かったり(アメリカ食のせいか?)、グローブの色が青や黒や赤などカラフルだったり。
でも一番変わったなーと感じたのは、試合中に水が飲めることだ。
自分らの時は、練習中に水を飲むことは許されない時代だったので、ましてや試合中に水を飲むとかあり得なかったものだ。
監督さんが、スリーアウトになって残塁で戻ってきたランナーに「水でも飲むか?」と声をかけているなんて・・・・、
昔なら「はよ守備につけ!」と怒鳴られていたシチュエーションだっただろう。

当時はとにかく監督は恐いもので、みんな脅えながら野球をしていたものだ。


大人になってあらためて少年野球を見てみると
・結構守備がたどたどしい
・引っかけたようなボテボテのサードゴロが異様に多い。
・ファミスタみたいに、ちょっと守備のミスがあれば、ランナーが走りまくる
など、客観的にみればテレビで見るような野球にない、少年野球に独特な点があることがわかった。
当時チームに入り立ての小三のころは、あまりの打球のスピードについていけなかったことが嘘みたいだ。

ちなみに、今日最も盛り上がったシーンは、我がチームで6-4-3のダブルプレーが成立したことだ。
超拍手喝采。少年野球でダブルプレーはほとんど奇蹟に近い。


試合の途中でさらにびっくりしたのは、我がチームのコーチに小学生の時の同級生がいる!
だいたい、少年野球のコーチは父兄がなることが多いので、ああ、彼にはこのくらいの子がいるんだなあ・・・と。
小2か小3の時ドッジボールをしてて、踏ん張ってボールを捕球した際、ビリッとズボンのオケツの部分が裂けたことがあったそんな彼も、今や我がチームのコーチ。人生とはわからないものだ。

そして、もう一つのサプライズ人事は、これまた小・中の同級生で、中学より○○○ーになった○君が父兄で応援に来ていたことだ。
彼とは小1・2年は同じクラスで仲良くて、彼の誕生会にも呼ばれたこともあった。しかし、中学からは○○○ーになり、中学でも同じクラスになったのだが、その時はもうお互い話すようなことはなかった。その○君の子と思われる選手は中心選手として活躍していた。
彼はさわやかに他の父兄と談笑していたり、試合が終わるとサッとトンボでマウンドの地ならしをしたりしていた。
彼とは今日も特に言葉を交わすことはなかったが、彼も自分に気づいてはいただろう。

大人になったということを心から実感した一日になった。

お盆特集その2 やっぱサクレだわ。

2007年08月14日 | その他
今日、夕食後サクレをたべようと思ったら、残念ながら冷蔵庫は在庫切れ。
我慢することはできないので、買いに行った。
サクレが売ってるセブンイレブンでは、最近同じ店員さんばかりからサクレばっかりを買ってるので、今日もその店員さんだったら、「こいつはサクレ」みたいに印象づくし(自分もファミマの店員を五年やってたから必ずそう思うと思う。意外と客が買う物って覚えてたりするもんだ)、いやだなーと思って、ポプラに行ってみた。

するとサクレはなかったが、サクレっぽい森永サンクールてのがあった。これもサクレ同様、輪切りレモン入りだ。
まあ、これでいいかと二つ買って帰った。

さて、結果は、サクレの方がうまいわ。
森永のは完成度は高いのだけど、レモンに苦みがあるし、あとシロップ的な甘さを強く感じさせられた。
サクレはもっと酸味が強いというか。乳酸菌っぽいテイストがある。輪切りレモンも苦みというより酸味がきいた感じ。
これはかなり好みが分かれるところだと思うが、客観的に判断すれば 4:6 でサクレが分が悪いような気もする。

もうサクレ以外は買わないことにした。今度はセブンイレブンに時間帯をずらして買いに行こうと思う。

なお、サンクールは果汁4%で、サクレは3%だ。

お盆特集その1 モータウン補完大作戦!!

2007年08月13日 | ソウル・ファンク
あー。今日は身も心も修羅場な日だったなあ。いろいろへこむことばかりで精神的にズタズタです。

さて、昨年の冬に、モータウンの一般的にはあまり有名でないアーチストを聴いてみたい衝動が起こって、思い切っていろいろと購入してみた。
モータウンは高校時代にブリティッシュビートの流れから行き着いて、当時は安いアナログのベスト盤ばかり探して聴いていた。だから、ブリティッシュビートと同時代の60年代モータウンは、例えば、シュープリームス、マーベレッツ、ヴァンデラスのガールグループ3つ、ミラクルズ、スティービー・ワンダー、ジュニアウォーカー&オールスターズ、ミラクルズ、メアリー・ウェルズ(大ファンです)、マービン・ゲイとか、そういうメジャーなものばかりを聴いていた。
そして、高校卒業すると、例えば、タミー・テレルとか、エドウィン・スターの1stとか、ブレンダ・ハロウェイとかも見つけて聴くようになった。モータウンはすべてアナログで聴くのがポリシーだった。

で、安いアナログでは見つけられなかったような(レアだったり)モータウンで音源出してるアーチストが、オムニバスでなく、それぞれピンのアンソロジー集として実はイギリス盤のCDで結構出てることを昨年知った。

ここで、リンク先はアマゾンですが、便利なこれらのほぼコンプリートリンク集を作りました。
ElginsKim WestonBarbara McNairBarbara RandolphBarrett StrongBilly EckstineBobby TaylorChris ClarkChuck Jackson、Kiki Dee、Mable JohnTommy GoodThe VelvelettesValerie simpsonJimmy RuffinShorty Longなどです。
*ちなみにelginsは最近出たので、タワレコでもちょっと高いですがよく見かけます。

聴いたことないのばっかで、なんかモータウンの新譜を続々と聴いているような、夢のような感動的な日々があったというわけです。

そして、最近になって上記中の KIKI DEE が突如頭から離れなくなりました(上記のコンプリンクにKIKI DEEだけリンクが無かったので、気になりましたでしょうか 笑)。
KIKI DEE については下記リンク先サイトにめちゃ詳しく載っていますが、イギリス人にとって夢のモータウンからリリースすることの出来た白人ガールシンガーという感じで、海外のサイトなどみたところ、範疇としてはPYEのガールポップなんかと同じに考えられてるフシもあるようです。
http://www.linkclub.or.jp/~yk-elton/kiki.dee.html

アルバムのLove Makes the World Go Round: The Motown Collectionが最高です。
なんと、このアルバム、現在HMVのネットサイトで1000円を切る価格で売ってました。
このアルバム中の "Oh Be My Love"という曲が、ジャジーでドリーミーで気持ちいいサビの転調もあるという、心から胸ときめく曲なんですが、これってオリジナルはミラクルズなんですねー。他にはバーバラ・ルイスやBarbara McNairもカバーしてます。全部聴いてみても文句なしで KIKI DEE のが最高のように思われます。トレモロギターが効いてて、かつストリングスアレンジがもうたまりません。

下記のリンクたどれば、この曲が聴けます。
http://www.artistdirect.com/nad/store/artist/album/0,,3352482,00.html

今回の内容、ソウル評論家の鈴木啓志さんに怒られるかなあ。
モータウンはオリジナル7インチとかまでいかないとエセファンだ!なんて言われそうです(笑)。

お盆はこれで乗り切ろう!

2007年08月12日 | その他
最近、病的にサクレばっか食ってます。
なんつうか、かき氷の極みというか、そんな感じです。
このサクレ、オレンジ味もあるみたいなんです。見たことないので捜索中なんですが、どなたか売ってるところ教えてください。

サクレ食べる人って、レモンはどうやって攻めてるんだろうか?
各々のレモンの攻略法などもあれば教えてください。

harumi

2007年08月11日 | 米サイケ・ガレージ
harumiさんの再発がされていました!!
いつかは再発されるだろうと思っていましたが、結構な時間がかかってしまいました。
たとえば、アマゾンで「harumi」と検索すると、栗原はるみの下に引っ掛かります。
その他、検索では各レコード屋で相当数が引っ掛かり、もう店頭や再発業界ではお馴染みなんでしょうが・・・

10年前ころ、中古レコ屋のサイケコーナーにはこのharumiのレコードがよく並んでいて、結構な値(たとえば6800円)がしていた。ジャケットは日本人ぽいし、レーベルはverveだし、なんとプロデューサーはTOM WILSONだし(ベルベッツのプロデューサー)中古屋ではよく知られたレコードだったと思うけど、少々高いし、一般的には買って聴くまでにはいたらないレコードという感じだっただろう。
だけど、やっぱり当時どうしても聴きたかったので意を決して買ってみた。そしたら、当時としては仰天の内容だった。
かなり大雑把にいうと、ベルベッツのシスターレイとか、マーダーミステリーみたいなフリーキーな長い曲に、日本語でharumiの家族の会話が流れるというものだ。これは当時相当ヤバイと思いました。

で、これを聴いたレポを当時、シノワの盟友ブランのHP遁生レコードにアップしたんです。時は1998年。なんと約10年前!
当時としては唯一無二の詳細なレポだと自負していたモノです。
http://www.tonreco.com/tre/4.htm

そうか・・・・再発CD化までに10年もかかったんだなあ・・・と感無量な思いになりました。

で、こちらのレポを当時のせた時、敬愛するフリーボの石垣さんからコメントをいただいたり、
なんと!harumiさん本人からメールが来たことがあったんです!!!!!!!
これは当時、相当ビビリました。もう感激で。。。。
英文のメールで「ネットで紹介してくれて嬉しいけど、日本語だからよくわからなくて残念・・・」みたいな内容でした。
だけど、当時はかなりの激務とうっかりの失念でメールを返信できなかったのが今だに悔いが残ってます。
あーあ。一生の後悔だわ。