シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

2008年ベストのプレイリスト

2009年01月03日 | 米70's
順調に元日三日連続更新記録中です。
これも恒例になりつつある昨年2008年ベストのプレイリストです。
昨年の新譜としては、ミュージックマガジンでも高評価だったDungenがよかったのと、
日本では山本さんと大友さんの"sora"、ステレオラブの新譜、ジェニー・オン・ザ・プラネット、二階堂和美さん、LSDマーチ、DIAL GROUPなどをよく聴きました。
あとはやはり愛する韓国のオンイネイヴァルガンの新譜。ブログではうっかり書き忘れてましたが、またスケールが大きくなってややトラキャンぽくなってました。
そして、新譜以外では年頭はSpirit、中盤はテリー・ホール関連、後半はSimone White・二階堂和美さんがそれぞれ印象的でした。
あと衝撃的だったのは Poppy Family 。また記事にしたいんですが、これはサイケがかったカーペンターズみたいですごいです。


ソウルでは Moments と Astors と80'sソウルに特にはまりました。

Love You Are Mine Today/Barbara Acklin
World In A Crisis/Barbara Mason
One Girl Too Late/Brenda & The Tabulations
Three For Love/Shadows Of Knight
What Do I Care/MIRAGE
Before Tomorrow/Gandalf The Grey
Disguises/The Jam
Work To Do/Workshy
Your Way/The Pixies Three
Riding On The Rocket / ロケットにのって/Shonen Knife
Inside The Mushroom/Biff Bang Pow!
Don't Fool Yourself/John Summers
One Day Is A Lifetime/Mari Wilson
So Many People/The Neighborhood
It Must Be Love Baby/Chuck Jackson
どーせ、死ぬんだ!/L.A. Tight
Weinachts Rap/Tuxedomoon
Stop The Show/Jigsaw
郊外電車/Suns Of Sun(Yanagida Hiro)
Me, Japanese Boy / Interlude/Harpers Bizarre
You Just Don't Know/Ty Karim
Maryport/John Cunningham
Strayed/Slapp Happy
You've Got It Bad Girl/Stevie Wonder
Tennessee Woman/Thr Arizona Swamp Company
It Must Be Him/Martha Reeves & The Vandellas
Call Me /Ermitt Long/Emmit Long
Love/筒見京平とサウンド・ナウ・オーケストラ
Go On Then/Gunilla Thorn
Just As Long As We're Together (In My Life There Will Never Be Another)/Gloria Scott
Time Between/The Byrds
Moondreams/Les Fleur De Lys
Paradise/Jewel
Flowers In The Air/Sally Eaton
Why Am I So Short?/Soft Machine
Dancing And Singing/Remo Four
A Right To Be Lazy/Devine & Statton
Super Blooper/Buffalo Daughter
Evil Knievel/BMX Bandits
Everybody's Been Burned/The Byrds
Hendre Mews/Spring
Never Neverland/Todd Rundgren
Isn't It Odd Dick Hyman//Mary Mayo
Roof Is Leaking/Dislocation Dance
The Moment I Saw You /The Fifth Order
Again & Again/Newcolours
Hung Up In Mid-Air/David Rhodes
I Got Good News/Kim Weston
Don't You Feel Me/Damon
Like Always/The Association
Painted Bird/Fallen Angels
You'll Remember/Unit 4 + 2
Other Side Of This Life/The Lovin' Spoonful
Only In America/Exhibit B
Earthquake/Martha Reeves & The Vandellas
나는 몰라 신중현과/엽전들
Love Allusions/Rainbow
Ten Good Reasons/Donna Loren
Another Year, Another Day/The Poppy Family
So Glad I Found You/The Mystery Trend
4 Leaf Clover/Rainbow
Baby What Do You Want Me To Do/Barbara Lewis
I'm Going Home/Swamp Rats
Candy/The Astors/Astors Meet The Newcomers
ヤセタンとコロンタン/のこいのこ
まるさんかくしかく/のこいのこ
I'm Just A Kiss Away/Buddy Miles
ねらわれた少女/真鍋ちえみ
Baby I'm Yours/Barbara Lewis
Time/DialGroup
サマー・ラブ/スターボー
月曜日はシックシック(Sick Sick)/三井比佐子
If You Should Walk Away/Chris Clark
Carry On (Glittering Dancer)/Ruthann Friedman
Charity/Virgin Insanity
Only Human/The McCoys
One/Bobby Vee
Concerto For Clouds/Bangor Flying Circus
Deutscher Girls/Adam & The Ants
Sarah the Bad Spirit/Markley
It's Love That Really Counts/Merseybeats
Take Me In Your Arms And Love Me/Brian Bennett
Iris`s Song For Us(Version 2)/Vashti Bunyan
So Long/Crispian St. Peters
Sittin' On A Fence/The Rolling Stones
What Can I Do/The Rockin´ Berries
Polly Perkins Loves You Georgia Brown/The Academy
Coudn't bear the sight/Dave Peace Quartet
Chord Simple/Broadcast
You Must Be Mad/Marine Girls
Bailado Das Muscarias/Lula Côrtes E ZÉ Ramalho
Jackie-Marie/Lazy Smoke
Goodbye To You/Crispian St. Peters
Ghosts Of American Astronauts (Radio Session - Mekons Cover)/The Trash Can Sinatras
会えない人 (月)/羅針盤
Bessy Goodnight/Aerovons
In The Country/West Coast Pop Art Experimental Band
I Hear A New Kind Of Music/Caravelles
Love On A Farmboy's Wages (Live - XTC Cover)/The Trash Can Sinatras
淋しがりや/稲村一志と第一巻第百章
Camels And Elephants/Graham Bond Organisation
I'm Gettin' Hip (To Your Ways & Actions) [Instrumental]/Ujima
Sora /Otomo Yoshihide Invisible Songs
A Shoulder To Lean On/Ujima
She's Gone /Ujima
I'm Gettin' Hip (To Your Ways & Actions)/Ujima
I'm Not Ready/Ujima
Palm Of My Hand/The Pale Fountains
I Can'T Do My Thing/Barbara Acklin
Where Are You Now/Chris Montez
Thinking Of You/The Colourfield
Castles In The Air/The Colourfield
Running Away/The Colourfield
風になれるなら/伊藤銀次
I Saw The Light/Terry Hall
I Can't Go On Living Baby Without You/The Lee Kings
Gorilla/The Rubinoos
Mondo Hollywood Freakout - Mugwump Establishment/Mugwump Establishment
The Big Red Tomato - Growing Society/Growing Society
月の庭/FREEBO
Funky Funky Blues/Damon
A World Without You/Brenda Holloway
Misunderstanding/NRBQ
Mona/NRBQ
The Coming/Rusty Evans
Two Women/Bob Lind
See Those Eyes/Altered Images
To Be Myself Completely/Belle & Sebastian
Created By You/The Tages
Stay(you're The One)/Decoy Avenue
Land Of Gold/Blue Train
Out On The Rebound From Love/Gangway
World Of Mine/Baby Lemonade
Interlude #1 / Jingle Jangle Woman /Graffiti
On A Day Like Today/Solveig
White Cloud/Rusty Evans
Joy/YUKI
メランコリニスタ/YUKI
Lose Some Dreams/The Mystery Trend
Pound or My Dog Dad for Robert Downey/Ohio Knox
Adelanto Nightride/Gonzalez
Another Night/Dusty Springfield
Paper Thin Hotel/Leonard Cohen
Strange Things Happen/Billy Bragg
(Falling Like) Dominoes/Donald Byrd
어떡해산울림
Randy/Earl-Jean
A Ray Of Hope/The Rascals
Evil Man's Gonna Win /The Amen Corner
I Soldier Time Love/Arthur
Beckwith/Baroques
Mary Anne/Glyn Johns
No Response/Hepstars
Wind Of Change/Peter Frampton
Pushin' To The Top/Markus Kelly And The Impassion
プティ・デジョネ (Petit Dejeuner) -日曜日の朝食-/サーカス
山手ホテル/佐藤博
Shoe Leather Expressway/Martha Reeves & The Vandellas
Silent Spring/Primal Scream
My Thing/the Moments
Butterfly Dance [Oct. 1970]//Kevin Ayers
A Happy Love Story Is Waiting/The Chain Letter
I'm Not In Love/Talking Heads
Police Car/Larry Wallis
Puff (Up In Smoke)/Kenny Lynch
It's A Shame/The Spinners
Bright & Shining/Barbara Moore
ショッピンブル/二階堂和美
laugh point /二階堂和美
The Beep Beep Song/Simone White
I Am The Man/Simone White
Been Teen/Dolly Mixture
We Are The Sleepyheads/Belle & Sebastian
Hip Toad/Zalman Yanovsky
Girl You're Gonna Lose Your Groove/Ronnie McNeir
There's Got To Be A Word (Beyond The Meaning Of Love) /The Innocense
Magic Touch/The Upsetters
白いパラソル/二階堂和美
Finns Det Nagon Mojlighet/Dungen
Can You Get To That/Funkadelic
Sunshine/Jon Plum
Whose Side Are You On ?/Matt Bianco
More Than I Can Bear/Matt Bianco
Running Back And Forth/Edwin Starr
Be My Friend/The Ripple
ハミング・スイッチ/二階堂和美
Fields Of Love/Quatrain
Lady (With The Tangerine Blouse) /The Tuneful Trolley
I Got You Around/The Tuneful Trolley
脈拍/二階堂和美
時が流れても/二階堂和美
うちをでてすこし/二階堂和美
Always You/Roger Nichols & The Small Circle Of Friends
Cancel My Subscription/Mary Wells
キリンと月/Jenny On The Planet
まどあかり/Jenny On The Planet
Miraculous Weekend/Peter Ivers
Three Women/Stereolab
Love Is A Jungle/Peter Ivers
Uzunisase/LSD March
Remembering(Sunnybrook)/Ellie Pop
I Can See It /The New Tweedy Bros


CRABBY APPLETON "GO BACK "

2006年10月07日 | 米70's
CRABBY APPLETON の"GO BACK "
これは相当ビビりました。嬉しい映像ですねー。またもyoutubeバンザイな気分です。

このバンド、タイムボムの試聴機で知って購入したんですけど、かなりの好バンド。
こちらの1stは名盤です。
いわゆるパワーポップと60年代ロックの橋渡し的な存在に思います。
PP(パワーポップ)なのもいいけど、この1st中のメランコリックな曲が最高。
恥ずかしながらセカンドを買い逃してます。

海外紙ジャケ事情

2006年08月07日 | 米70's
先日gemm経由で、golden treasuresというとこからCDを購入した際、この店のカタログが同封されていた。
カタログは新聞紙に印刷されてて(というか、新聞である)、ここに文字テキストとともに注目盤の写真が載せられている。
その多くが日本盤CDであり、帯付きであったり、紙ジャケである(自分が持ってるCDも多くあり、それがかなり高値で売られています)。
この帯付きってのはやっぱり日本独特のもんなんだなーとあらためて実感させられます。

さて、値段はというと、例えば、David Cassidyの「The Higher They Climb」が35ドル。
日本では税込み2100円で売ってたやつだ。これは、日本盤だけの発売である。

日本なら、一般的に輸入盤は日本盤より安いという感覚ですので、逆の感覚になっているということなのでしょう。
そもそも、日本製造のCDは高いですよねー。売れ線の邦楽なんてのは3000円くらいするし。

そういえば、イギリスに行った時に、ロンドンのヴァージンで、ラーズの日本盤の高さにびっくりした。
イギリスは消費税が17%くらいなので、ビートルズの新品CDも日本円で3200~3400円くらい(たぶん?)していた。
イギリスの音楽好きは大変だなーと思ったものだ。
ただし、大手でないレコード屋は中古も含め、値段の感覚は同じくらいだったように思う(中古は少し安い気がした)。
けれども、海外のレコ屋に行ってみて、やはり日本のレコード屋の凄さがわかってしまった。


で、今回のカタログの別紙折り込み広告が、日本の紙ジャケ特集である。
それが統一呼称かどうかはわからないのだが、日本の紙ジャケは「Japanese LP Sleeve CD」というらしい。
どれも総じて35ドル~40ドルくらいである。
ちなみに、NAZZの紙ジャケは全部40ドル(日本では税込み2940円)だから、現在1ドル115円で、4600円くらいだ。

なお、先日22面ジャケで話題になったサンタナの『ロータスの伝説』は87ドル(日本では税込み6825円)で、約10500円だ。

店舗によってもまあ値段は違うとは思うのだけど、こういう点に関しては、日本に住んでてよかったなーと、素朴にそう思った。
日本なら、洋楽とともに日本の素晴らしい邦楽も楽しめるのですから、さらに楽しさ2倍!

鹿と牡蠣と紅葉とQ

2005年11月14日 | 米70's
 本日は仕事で広島の宮島に行ってきた。

 そういえば、宮島へは五年前に職場の職員旅行で行って以来だ。
 その職員旅行は誰もが1000%行きたくない旅行だった。行きたくないのに行かねばならない事実が蔓延しているからこそ、行かなければ職場で村八分だということ、それが永遠なループとして構築されていた。
 そして、強制的な旅行積み立て金が給料より天引きされてもいた。こうでもしないと参加者が壊滅的に減るからだろう。
 自分は前向きな性格として親しい人などに知られているが、さすがにその旅行だけは別格だった。

 最も恐れていたのはバスの車中であった。上司に呼ばれ、バスの最後部のサロンみたいなスペースで飲まされたりするシチュエーションが目に見えていた。吐き気がするほど苦痛だし、これは基本的人権の侵害ではないかと真剣に考え込んだりしていた。作戦として、バスでは疲れて永遠に寝ているフリをしようと企んでいた。

 さて旅行当日。なんと、バスが喫煙バスと禁煙バスに分けられた。今はタバコはやめたが、その当時はホープライトを一日30本吸う人だった。
 なんたる幸運!なぜか、飲ます上司は非喫煙者ばかりであったのだ。テンションの高い、盛り上がるのは禁煙バス、そしてダウナーで退廃的でやる気ナッシングなバスが喫煙バスとなったのだ!その職場では、喫煙者はたいがい怠け者やだらしない人が多かったのだ。

 猛烈なる幸運が舞い込んできたァァァ!!!
 フォ━━━━ヽ(゜∀゜ )ノ━━━━ッッ!!!!

 当初、バスの横の座席に座る人が誰なんだろうと不安だったが、喫煙バスは人数も少なかったので二人席を一人で座れることにもなった!!

 ああ。なんたる幸せ!!!
 アヒャヒャヒャ(゜∀゜≡゜∀゜)ヒャヒャヒャ

 そして!旅行カバンの大半を占める、30~40枚のCDが、バスの中で聴き放題になったァーーーー!!!!!
 (゜∀゜)アヒャヒャ(゜∀゜)アヒャヒャ(゜∀゜)アヒャヒャ


 で、そのバス中にハマったのが、NRBQの『SCRAPS』でした。
 このアルバムからアルアンダーソンが加入してるんですよね。
 自分はアルアンダーソンのギターのタッチと感性がたまらなく好きだ。

 これはもうおよそ8~9年くらい前になるか。京都の磔磔にNRBQが来たことがあった。その時はNRBQを聴いていなかった。
 フリーボのギターの石垣窓さんが、NRBQのライブを絶賛していて、掲示板などでかなりすすめてくださっていた。その時はそれほど興味もわいていなかったので、スルーしてしまったのだ。
 石垣さんのいうことを聞いておけばよかったなと、今でも後悔している。

 NRBQのちょっとジャジーなニュアンスは今では本当に最高。どの曲でも一瞬は好きな部分が必ずある感じ。

 そういえば、NRBQのアルバムが紙ジャケ再発されるみたいですね。楽しみや!

HALL & OATES『NO GOODBAY』

2005年10月14日 | 米70's
 高3の冬にイトコが結婚し、その二次会に行くことになった。そこに同席されてた方に、結婚したイトコの妹の会社の同僚の、音楽好きで当時30後半の独身女性がおられた。
 二次会終了後、イトコ(妹のほう)と、またそこに同席されてたモッズの男性と、その女性と自分との四人で、珈琲の青山に行った。そこではいろんなことを教えてもらい、モッズの方には「ジュニアウォーカー&オールスターズの『ショットガン』が最高だから、必ず聴くように」と言われて、その後必死で探した記憶がある。
 その時、そのモッズの方が店員さんに「フォークルセイダースの人ですか?」と話しかけられていた。今考えてみても全然時代ちゃうんやけどなー。
 これが田舎ロック少年のサブカル界デビューの瞬間だった。

 その同僚の女性の方は、「一番最高な音楽はホール&オーツよ!」としきりにいっていた。その女性はスモールフェイシズも好きで、その時自分もすでにファイバリットだったので、なんとなく意気投合するところがあった。その女性はボーッとしてまったりとした、ちょっと変わった人だった。

 次の日、その女性が自分にいろいろと教えてくれようとしたのか、イトコ(妹の方)を通じてヒマだということで、自分を誘ってくださったのだ。
 せっかく「ホール&オーツ」をすすめてくださったので、待ち合わせの前に、福岡の赤坂にあった旧田口商店に行き、ホール&オーツの初期、アトランティック時代のベスト「NO GOODBAY」を安価で購入した。
 で、その女性と待ち合わせ、カフェデュモンドにつれて行ってもらい、いろんな話を聞かせていただいた。最終的には家にも呼ばれて、晩飯まで食わせてもらって、アンディーウォーホールの画集を見せてもらったり、そのホール&オーツのビデオを見せていただいたりした。

 気がついたら長居をしてしまっていた。その時イトコから電話があり、早く帰ってくるように怒られた。今思えば、ほとんど初対面の高校生男子と30後半女性が、その女性の家で過ごすシチュエーションも男女が逆なら援助交際に疑われそうだ。

 実はこの時、始めてリアルに体験した、都会のサブカルな女性に大変惹かれてしまった。この日を境に、田舎の高校生は確実にはじけてしまった。実はそんな重要な一日だったし、この体験が後の自分を完全に規定してしまったのだった。
 今、何をしていらっしゃるのだろうか?もう50才になられるよなー。
 お会いして心からお礼と感謝の念を述べたい。まさにターニングポイントの出会いだった。

 さて、話はホール&オーツに戻ります。

 その日のカフェデュモンドで「ホール&オーツのこれを買ったんですけど・・・」と見せると、「その時代のホール&オーツはまだ本領を発揮していないわよ!」と言われた。
 「しまった! 。゜(゜´Д`゜)゜。ウァァァン」
 「このアルバムではShe's Goneしか聴ける曲がないわねー」と。
 
 実はこのころのホール&オーツはめちゃくちゃ最高である。70年代初頭の、さわやかでちょっとフォーキーなアメリカロック、例えば、アメリカ、フィフスアベニューバンドや、ちょっと違うがアルゾ&ユーディーンみたいなのと全く同じ感覚である。
 このアルバムは繰り返すがほんまに最高である。テープにダビングしてかなり聞き込んだ。ベストトラックは「When The Morning Comes」。再度繰り返すが、最高です。

 アトランティックからの3枚目のアルバムのプロデューサーはトッド・ラングレンである。このベストにもそこからのトラックが入っている。レピッシュの『からくりハウス』や高野寛のプロデュースをしてたので名前は知っていた。これをきっかけにトッドを聴くようになり、自分のビッグ3フェイバリットアーチストとなることに。

 もちろん、80年代のホール&オーツも好きです。プライベートアイズはやっぱ名曲だわ。


 中学の文化祭で生徒会主催のフリーマーケットがあった。その時にセルカセットテープを買った。セルカセットが10円!ということで内容を見ずに買った。その時「なんかラベルに英語が書いてあるなー」とは思ったが、そのままずっとほったらかしていた。
 
 なんと、それは後にわかったのだが、ホール&オーツの『H2O』だったのだ。これぞ運命です。