シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

たぶん日本で一番詳しい call and responseの映像緊急詳細レポ!

2006年11月28日 | indiepop00's
本当に嬉しいニュースです!

現行バンドで群を抜いて心酔しているバンド、call and response のライブ映像がYoutubeで公開されています!
スゲー!

Undiscovered TV というカリフォルニアのローカルケーブルテレビの 、サンフランシスコの老舗ホールGreat American Music Hallに出演したバンドとそのライブを紹介する番組のようです。

ちなみに、ここのホールをググってみると、結構な出演者の顔ぶれである。
自分の観たいライブをあげてみると、例えば今年のライブでは Vashti Bunyan、Billy Bragg、Cat Power、Tortoise、Camera Obscura、Dinosaur Jr.、Of Montreal・・・また、ごく最近では Mates of Stoneのライブも。
2005年にはSimon Finn、The Wedding Present、Kings Of Convenienceとかも。

ちなみに今回Youtubeで流れているライブは時期的にも2004年8月26日のライブかと思われます。
ここ


さて、2つのファイルがアップされているのが確認できました。

1ーhttp://www.youtube.com/watch?v=rBE6qz-aui8

2ーhttp://www.youtube.com/watch?v=ENaK1rLNyGA

2ーの方が高画質な気がします(するだけかも)が、重いです。
ちなみに、2ーの方は番組制作者がどうもアップしている模様。

内容はライブとインタビューを交えてナレーターがバンドの紹介する約7分間ですが、以下に構成と曲目をあげておきます。

10秒~ 「Curves In a Straight Line」(from: 『Tiger Teeth EP』4曲目)ライブ映像
35秒~ インタビュー ギター Daniel Judd 氏
48秒~ インタビュー ボーカル Carrie Clough さん
1分00秒~ 「Eclipse」(from: 『Winds Take No Shape』3曲目)ライブ映像
*ボーカルのインタビュー中映像が切り替わる。バックに小さくミックスされてるので、よく聴かないと分からない程度。
1分6秒~ インタビュー ボーカル Carrie Clough さんに戻る
1分38秒~ 「Eclipse」(from: 『Winds Take No Shape』3曲目)ライブ映像
1分48秒~ ナレーターが Kings Of ConvinienseとまわるUKツアーと、NEWアルバムWinds Take No Shapeを紹介。
      ちなみに自慢だがシノワヒはこのUKツアーの初日のライブを観ている。
1分50秒~ ライブ映像中に Simone Rubiさんが初めて映る。
2分1秒~ インタビュー ドラマー Jordan Dalrymple 氏
2分30秒~ 再びギター Daniel Judd 氏インタビュー
2分50秒~ 「Stars Have Eyes」(from: 『call and response』EMPEROR NORTON 盤の12曲目) ライブ映像
5分42秒~ Simoneさん踊り出す。


地味目な選曲だけど、ライブ映像が観れるのは本当に貴重。
楽曲もライブのアレンジになってます。
ライブで観ると、音源で聴くより、ベースの Terri Loewenthal さんのカッコよさが分かると思います。

残念なのは Simone さんと Terri さんのインタビューがないとこ。


【補足1: シノワヒ Winds Take No Shape アマゾンレビュー】
2004年10月にロンドンWater ratsで、wood be goodsが出演するギグに行った時のメインアクトがCALL AND RESPONSEでした。その時は知らなかったのですが、そのステージは本当に衝撃的でした。Baがうねってタイト(CDでも最高)Gtもシャープでジャジーでグルーヴィー。しかし、このバンドのブレインは、Key&Voのsimoneさんなんですね。実はこのことがc.a.rのサウンドの鍵なのだと思います。帰国後CDを購入しましたが、いや、恐ろしく素晴しいアルバムに出会えました。c.a.rの曲は前作も含め、すべて捨て曲なしと言っても過言ではないです。心の底から聴いてて幸せになれるバンドは少ないものです。何回聴いても毎回新しい音が聴こえてくるのです。なぜ日本のメディアがもっと取り上げないのかが疑問。日本盤の前作のライナーももっときちんと書いて欲しかったように思います。こんなに完璧なアンサンブル(すべての楽器が最高のパフォーマンスで絡んでいる)と楽曲とアレンジを聴かせるバンドは本当に奇跡的だと思います。早く日本でも盛り上げなければ!

【補足2: シノレコ call and response 関連 過去ブログ】
http://blog.goo.ne.jp/shinowarecords/c/b6109bb878e2a95fbd34855a26074a8e

おじさんと自分のセルメン。チクロマーケットの想い出。

2006年11月26日 | ブラジル
今日仕事先で、一年に二度くらいお会いするおじさんのところに訪問した。
現在50代半ば~後半くらいの方なのだが、この方はどこからかの情報で自分が音楽をしていることを知っておられるのだ。
だからお会いすると
「私は若い頃からビートルズが好きだ」とか、
「タイガースのコンサートに何度も行った」とか、そういう話題を振ってくれる。
だから自分も
「僕は60年代の音楽を深く愛してまして、ビートルズも日本のGSも大好きなんです!」とか言うと
「私と一緒だなーハハハ」なんかと喜んでくれる。60年代の音楽を好きだと、異世代間の交流も上手くいくなぁなんて思う。

で、今日は「コンドルは飛んでいく」の話題になって、そしてサイモン&ガーファンクルの話題になった。
その流れから南米の話題になって、そこから
「あの・・ブラジルの・・・なんとか66って何だったっけ?」と言われたので
「それ、セルジオメンデス&ブラジル66ではないですか?」と返すと
「おお!それそれ!」と。

こちらのおじさん、東京在中の時にセルジオ メンデスを三回くらい見に行かれたそうだ。
サンケイホールとかだったらしい。
「セルジオ メンデス サンケイホール」でググってみるとこちらのページが引っかかった。
http://homepage1.nifty.com/1966/t-b70.htm
たぶんこのへんのライブだろうと思われるのだけど、おじさんの記憶は正しかったようだ。

ちなみにおじさんに
「僕は77のころのアルバムが好きです」というと、
「ああ、77もあったなあ」と返してくれ、さらに爽やかな空気が流れた。


セルジオメンデスは渋谷系のレコードバブルの時代、自分ら世代にソフトロックとかそういう流れでも人気があった。
自分は66ももちろん好きなのだけど、77時代の『SERGIO MENDES & THE NEW BRASIL '77』という、サッカーのユニホームを着たジャケのがめちゃフェイヴァリットだ。
スティービーワンダー「LOVE CITY」のカバーとかが最高。もちろん「THE REAL THING」も。
このアルバム、モロに渋谷系再評価の再発の一枚なんですよね。
自分もこういううねりの中にいたんだなあと、あらためて思う次第です。否定的な意味ではなくて。

このアルバムは福岡の旧店舗時代のチクロマーケットの店内で流れてて、LOVECITYのカバーに感激。速攻でアルバム名を教えてもらった。
このころのチクロマーケットは想い出に残る最高のレコ屋だったなぁと思う(もちろん今の店舗が悪いという意味ではなくて)。
店の広さも丁度よくて居心地も良かった。
帰省のおり、福岡に寄るときはマストに行ってた。この時いらした店員のお兄さんが詳しくて、いろんなことを教えてくれたものだ。
一度、初期シノワのデモカセットテープを聞いてもらったことがあって「ビートルズのリボルバー時代のような素晴らしいアシッドポップですね!」と最高級の讃辞をいただき、すごく嬉しかったこともいい想い出。

この時の店員のお兄さんが他のお客さんに
「最近の若い子って、Whoとか通らなくていきなりソウルに行っちゃうんですよねぇ・・・」
なんておっしゃっていたのが懐かしい。

この時代のチクロマーケットの収穫には、フィッシュマンズの名作『ORANGE』のアナログ(ヤフオクでは高値)1200円ってのもある。
これは今後も売りません。「感謝」が心から好きな曲です。歌詞も最高。

TOYOTA と SRI

2006年11月24日 | サントラ・イージーリスニング
うちの親の車が定期点検ということで、先日担当のトヨペットのディーラーさんがスーツ姿で車を引き取りに来られた。

「何か異常はありませんか?」と聞かれたので、
「ちょっと前に、後部をエアコンの室外機にぶつけてしまったようです」と答えた。
・・・よくみると、部品が少し外れている。
「わかりました。治してみましょう。夕方までには点検終えて持ってきます!」と持って帰ってくれた。

結局は夜になって車を持ってきてくれたのだが・・・
なんと昼間はスーツ姿だったディーラーさんが、スーツの上にトヨタのジャンパーみたいなのを着て現れたのだ。
そして「一生懸命やってみまして、ここまで回復しました!」と修理のあとを見せてくれた。

この感じが、怪奇大作戦のSRIのメンバーが有事にSRIジャケットを着用し、事件を解決したシーンと無性にダブッて見えたのだ。
このディーラーさんは細身の七・三ヘアだったので、さらに牧史郎っぽかった。


自分が怪奇大作戦を知ったのは、23歳の時、同僚で戦友のO君に教えてもらってからだ。
地上波テレビでは再放送もしてなかったし、知ったのは遅かった。
タイミングのいいことに同じ時期に実家にあったケーブルテレビで再放送をしていたので、ビデオに撮ってもらって見てた。
ウルトラセブンが人生の大事なところを占めている自分には、当然のごとくすっかり虜になった。

ちょうどこのころインターネットが徐々に普及し始めたころで、うちも初のパソコンを買ったばっかだった。
うちでネットをはじめたてのころ、怪奇大作戦のサイトばっかり検索していた。
それで、はじめてプリンターで印刷したのが、怪奇大作戦のあの青いタイトル画面のやつ。
O君に教えてくれた御礼にこれをシールにしてあげた記憶がある、

なお、怪奇大作戦のサントラCDを当時、西院のTSUTAYAで買ったのだけど、これが今となっては結構レアになってる。
買ってて良かった。

数年前にDVD怪奇大作戦が出たんだけど、タイミングを逃して実はまだ全巻買っていない。
最近第一巻を見直してまた熱波が襲ってきたので、これをきっかけに一気にゲットしたいのだけど、新品では現実的に無理だ。
自分は中古を見た記憶がない。山口近辺で目撃情報があれば、是非お寄せください。

25年目のハイライト

2006年11月23日 | 英70's
今日は父方のおばあちゃんの25回忌の法事があった。
父方のおばあちゃんは自分が8歳のころ亡くなったので、うっすらとしか記憶がない。
母方のおばあちゃんも自分が7歳のころ亡くなったので、こちらもうっすらとしか記憶がない。

本日25年を迎えた父方のおばあちゃんとは同居していたが、いつもタバコばかり吸っていた。
正直、その印象しかない。それもハイライトである。
おばあちゃん専用のたばこ盆みたいなのがあって、それをいつも側に置いて正座して吸っていたのだ。
腰もだいぶ曲がっていたし、見た感じすごく小さい感じでチュパチュパと吸っていた。

その他の家族は誰も吸ってなかったので、タバコは世間ではおばあちゃんの楽しみなんだろうと思っていたくらいだ。


こちらのブログは一応音楽ブログだから、タバコから連想するミュージシャンを思い浮かべてみた。
パッと思い浮かんだのが、こちらのスモールフェイシズの再結成 Lazy Sunday のクリップ。
自分のなかでタバコの似合うミュージシャンと言えばロニー・レイン。
フェイシズでもタバコとベースがかっこいい。


京大の近くにハイライトという定食屋があった。
チキンカツを頼んだら気持ち悪くなったことがあった。


そういえばファミリーマートで深夜バイトをしてる時(五年間勤めていました)、毎朝必ず チェリーを二箱買うおじさんがいて、「チェリーおじさん」と呼ばれていた。
おじさんが来ると、やれやれもうすぐ仕事も終わりだなーといつも思っていた。


で、今日はおばあちゃんにハイライトを一箱お供えしました。

弟とのカラオケ

2006年11月22日 | アニメ・マンガ
明日はおばあちゃんの25回忌の法事があるので、弟が帰省してきた。
自分はよく「一人っ子」と思われているが、実は弟がいます(もしくは「姉ちゃんが二人いる末っ子っぽい」と思う人が多いようだ)。
弟がいる二人兄弟の長男であることを明かすとかなりびっくりされる。どうしてだろう?

昔、弟とカラオケに行ったことがあって、そこで弟が歌ったのがこの曲

こういう曲でしかカラオケで楽しめないのは・・・まあしょうがないことだ。
弟は「エーストーンズ」というバンドで一時ドラムをしていました。
ベアーズにも出たことあります。

80年代プロ野球

2006年11月21日 | その他
今日はプロ野球のドラフト会議があって、日ハムのドラフト6位でうちのご近所の息子さんである金子洋平選手が指名された。
金子選手は社会人ホンダの外野手で社会人屈指のスラッガーとしてその世界では有名。
新庄が抜けた穴を埋めるための補強と考えられます。
自分は生まれつきのベイスターズファンなのだけど、応援したいです。


ドラフト会議というと昔は全部くじ引きだったから、当時はすごくドキドキした。
僕ら世代だと桑田の電撃巨人一位指名がやっぱ印象深い。あの時は幼いながらに「人間不信」という単語を学んだようだった。
そういえばパンチョといういろんな意味での名物おじさんもおられたが、もう亡くなってしまった。

我らがベイスターズの印象深いドラフトといえば、優勝したその年のドラフトで松坂を権藤さんが外してしまったことだ。
「松坂はベイスターズが必ず引き当てる」という根拠のない確信があったのだが・・・ベイスターズはそれをきっかけにおかしくなっていったものだ。


この映像を懐かしく思う自分は、80年代プロ野球を心から愛したみのもんたの珍プレー好プレー世代だ。
実際、みのもんたは珍プレー好プレー専属のアナウンサーだと思っていた。

80年代プロ野球はやっぱり良かったのかなぁ・・・・。
いや・・・回顧主義ではいかん。MODS精神で行こう。

ハッスルハッスル!

2006年11月20日 | 米サイケ・ガレージ
シノワがヤフオクに出品中。入札1です。ちなみに帯なし。
もう最近忙しくて、昨日本日はほとんど放心状態。
さて、書きかけの記事のストックが沢山あるので小出しにしていきたいと思う。


先日知人よりメアド変更のメールが来たのでニコチンの写真を添付して返信したら、またお返事をいただいた。
こんど、ビリー・ジョエルのライブに行くんだそう。

ビリー・ジョエルはあのオネスティの人なんだけど、実は、ビリー・ジョエルのサイケポップ時代のHASSLESが本当に最高なんです。
もう干支一回り以上聴き続けているんです。

自分が十九歳のころ、フォシルスレコードというサイケとかプログレのアナログ専門店が三条木屋町の長浜ラーメンのとなりのビルにあって、よく通っていた。
ここのオーナーさんはとある劇団をされていた方で、サイケに精通されてていろんなことを教えていただいた。
ここはサイケのオリジナル盤もだいぶあって(チョコレートウオッチバンドの "No Way Out" のオリジナルがったのをすごく覚えている)、当時ほとんど手が出ないものばっかりだった。
だけど、店舗が三条から二条の寺町を移転することになって、週ごとに20%、30%、40%というように割引率が上がっていく閉店セールがあり、最終的には50%までになった(と思う)。
この時、当時の有り金のすべてをこのセールに注ぎ込んだ。この成果は今でも財産となっています。

このセールの前、店内の高いレコードに囲まれて、自分が手の届く範囲で安く売られていたのがハッスルズの1stと2ndの日本盤だった。
この日本盤はAORのビリー・ジョエル人気に便乗した、彼の過去ワークスとして80年代に再発されたもののようだ。

買ってからかなり気に入ってしまって、以来愛聴している。
音の感じは俗にいうアートロックとかいわれる、ちょっとプログレまではいかない荘厳なキーボードの入ったロック。
バニラファッジとかのああいう感じ。
だけど、イギリスのサイケっぽい室内っぽさと湿っぽさがあって、雰囲気はトラフィックのミスターファンタジーにかなり近いように思うし、実際 "Coloured Rain" のカバーもしてる。
ちなみに、1stは1967年リリースだから、" Coloured Rain" と同じ年だ。速攻でカバーしたんだなー。かなり衝撃だったのでしょう。
この1st に収録の "Every Step I Take (Every More I Make)" という曲が大好きで、これはサイケポップ好きにはマストな曲ではないでしょうか。

今ではCD化もされてます。
ここ。"Every Step I Take (Every More I Make)"も試聴可
ビリー・ジョエルというビッグネームが不幸に転じたこととそしてバンド名の若干のダサさのせいか、なかなか語られることが少ないように思うのだけど、これは隠れた名バンドに相応しいです。
サイケポップ好きな方は騙されたと思って一聴を激しくオススメです。

本物なら数万円?

2006年11月19日 | 英60's
先日、順調に再始動のための極秘練習を積んでいるオートメイヤーの練習の後、メンバーで某所に行く。
そこで、ドラマーK氏が興奮気味にマンガを物色している最中、自分はビートルズ日本公演のパンフレットを600円で見つけた。
今年は来日40周年でテレビで特番なんかもしていたし、すごくタイムリーだ。
自分は読んだこともなかったので状態はあまり良くはないが買ってみた。

このパンフは相当に復刻やらブートっぽいのやらいろいろ出てるらしい。
今回自分が買ったのは物理的にこれが40年前のものという感じはしないものだったので、おそらくオリジナルではないと思われるのだけど、これの真贋を見分ける方法、どなたかご存じありませんか?

ちなみに今回入手のものはカビも少しあるし、表紙は派手にテープかなんかをはがしたような跡がある。
もしや・・・オリジナルの経年劣化か??

なお、本物にはポートレートがついてるようですね。


ビートルズの日本公演は、高校生の時レンタルビデオ屋で借りて見た。
「うわー・・・たったの三十分?」と思ったものだが、実際は今回のパンフにも載ってるけど前座がたくさんある。

パンフには
「ビートルズ公演 日本側出演者」とあって
「尾藤イサオ 内田裕也 望月浩 桜井五郎 ジャッキー吉川とブルーコメッツ ブルー・ジーンズ ザ・ドリフターズ(6月30日、7月1日のみ)」
の写真が載ってる。

これだけ見たあとにようやくビートルズだったんだなーと、あらためて実感。
ビートルズだけ見たい人にはさぞ長く感じただろう。
この前座の映像ってどこかで見れるんでしょうか?
ドリフの演奏シーンをどっかで写真で見たことがあるくらいです。

日本公演で一番かっこいいと思ったのが、リンゴ・スターがうたう「I wanna be your man」。