本日、ワヒのガングリオンの手術が行われた。
いろんなホームページなどには「ガングリオンの手術は日帰りで行える簡単なものです」みたいに載ってる。
だから、手術もいわゆる切開程度のものだろうと、そう思ったので、かなり気安く手術をお願いしたというわけだ。
ところがスットコドッコイ。手術は「切開」ではなく、完全な「オペ」。
診察室のベッドに座ってちょこっと・・というのを想像してたのだが・・・
・・・なんと、いきなり入院病室に通され、そこでまず手術服に着替えさせられたのだ(・Å・)。
★
看護師さんに付き添われ手術室へ。
ここには手術台が中央にあり、手術のライトが天井にあり、手術用の心電図計もある。
おそらくここでガンの大手術も行われただろう、そんな部屋のベッドに寝かせられた。
そして、執刀医の先生とその見学と思われる先生、さらには看護師さん3人の計5人が手術室に入ってきた。
怖い。モノモノシイー゜・(ノД`)ヽ
この時点で気安く手術をお願いしたことを大後悔し、一気にテンションはドン引き。
さらに、看護師さんに患者用の帽子(シャワーキャップみたいなやつ)をかぶせられ、恐怖は最高潮に達した。
この後、準備のため約十分手術台に放置される。
「先生、手術するの止めましょう・゜・(;´Д`) ・゜・!!」と何度言おうと思ったことか。
★
超狼狽のうちにいよいよ手術開始。
まず、イソジンの原液のようなものを腕全体に塗られ、そして腕全体を布で覆われる。
その後、患部が見れないように仕切り幕がかけられた。
そして、切開部あたりのみの布を開きいよいよ麻酔注射。
「ちょっと痛いですよ」
といわれるものの、これが「ちょっと」でない激痛。縫い針が刺さったような痛み。
「先生、手術するの止めましょう・゜・(;´Д`) ・゜・!!」とずっと心のなかで叫んでいた。
いよいよ「メスを入れます」とのことだが・・・あれ??全然痛くない・・・麻酔が効いてるんだ(・∀・)!!
看護師さんからも「よく麻酔効いてますねえ!」と褒められた。嬉しかった ('∀`) 。
で、「痛かったら言ってくださいね」とのことだ。
★
手術が進む。何が行われているのかよくわからんのだが、やはり全く感覚がなくなるわけではない。
グリグリやられてる感じは、金属的な感じというのだろうか。やはりそれなりの痛みが来る。
そして、突如激痛が来た(:.;゜;Д;゜;.:) 。思わず「痛テテテ・・・」と叫んでしまった。
すると慌てて先生が追加の麻酔注射。これがまた痛い。麻酔してるはずやのに・・・。
この自分の置かれている状況のすべてを否定したい。そう思うようになり、
”今の自分は遠い記憶の中の状況で、今の本当の自分は温泉旅行に来ていて、温泉に浸かっている”
ということにしようと考えた。
しかし・・・またチクチク痛みが来る。
温泉にいるイマジネーションは二十秒くらいで崩壊した。
このくらいの痛みなら麻酔の注射の方が痛い・・・こうやって痛みを天秤にかけ・・・ああやっぱり現実からは逃れられない。
★
最初は談笑もされてた執刀医の先生も口数が少なくなってきた。明らかに手術が難航していることがわかった。
先生たちが小声で何かブツブツしゃべっておられる。
すると、看護師さんが「もっと深いとこにいきますので 、痛かったらいってください」とのこと。
ヒエエエエ
で、案の定激痛が来た。また「痛テテテ・・・」と叫び、三回目の追加麻酔。
あああ・・・もう一秒でも早く手術が終わって欲しい。
こんどは、娘ニコちゃんのことを考えようとした。だけど、これも二十秒くらいしかもたない。
やっぱり「今、自分は手術をしているんだ」という現状にどうしても戻ってしまう。
★
ようやく、先生が「ガングリオンがとれましたので、今から閉めます」と。
アアアアア!ようやくフィニッシュ。一気に安堵の気持ちと幸福感が来る!
終わったらしく、「今から洗います!」と。
アア、気持ちいい。
「グーやパーをしてください」といわれ、問題なく出来た。
もしやの時はギタリスト引退の覚悟もできてはいたが、大丈夫そうで一安心。
先生から説明。
「今回の手術、結構根が深くて、ちょっと大変でした」とのこと。
たしかにもう50分も経っていた。
そして、「これが君のガングリオンです」と見せてもらう。
思ったより小さい。焼いていない、焼き鳥の砂肝みたい。
だけど、自分のガングリオン、ちょっと特殊だった模様。もう一度組織などを調べる必要があるそうだ。
通常、ガングリオンを摘出すると袋のなかに黄色い液体が入っているらしいのだが、自分の場合は血の混じった液体が入っていた珍しいケースらしい。
再発のしやすい、ガングリオン的には悪いものみたいなのだが、我がガングリオンは採取の小瓶に入れられた。
医学サンプルになるっぽい。
我が息子によってガングリオン研究の新たなパースぺクティヴが開けることだろう。
どちらにせよ良性の腫瘍とのことで一安心。
★
夜になって傷の痛みが出てきた。ちょっと鈍痛。痛み止めなどもらってるのだが。
麻酔切れのようだ。
ガングリオン患者の皆様、どうぞご参考までに。
いろんなホームページなどには「ガングリオンの手術は日帰りで行える簡単なものです」みたいに載ってる。
だから、手術もいわゆる切開程度のものだろうと、そう思ったので、かなり気安く手術をお願いしたというわけだ。
ところがスットコドッコイ。手術は「切開」ではなく、完全な「オペ」。
診察室のベッドに座ってちょこっと・・というのを想像してたのだが・・・
・・・なんと、いきなり入院病室に通され、そこでまず手術服に着替えさせられたのだ(・Å・)。
★
看護師さんに付き添われ手術室へ。
ここには手術台が中央にあり、手術のライトが天井にあり、手術用の心電図計もある。
おそらくここでガンの大手術も行われただろう、そんな部屋のベッドに寝かせられた。
そして、執刀医の先生とその見学と思われる先生、さらには看護師さん3人の計5人が手術室に入ってきた。
怖い。モノモノシイー゜・(ノД`)ヽ
この時点で気安く手術をお願いしたことを大後悔し、一気にテンションはドン引き。
さらに、看護師さんに患者用の帽子(シャワーキャップみたいなやつ)をかぶせられ、恐怖は最高潮に達した。
この後、準備のため約十分手術台に放置される。
「先生、手術するの止めましょう・゜・(;´Д`) ・゜・!!」と何度言おうと思ったことか。
★
超狼狽のうちにいよいよ手術開始。
まず、イソジンの原液のようなものを腕全体に塗られ、そして腕全体を布で覆われる。
その後、患部が見れないように仕切り幕がかけられた。
そして、切開部あたりのみの布を開きいよいよ麻酔注射。
「ちょっと痛いですよ」
といわれるものの、これが「ちょっと」でない激痛。縫い針が刺さったような痛み。
「先生、手術するの止めましょう・゜・(;´Д`) ・゜・!!」とずっと心のなかで叫んでいた。
いよいよ「メスを入れます」とのことだが・・・あれ??全然痛くない・・・麻酔が効いてるんだ(・∀・)!!
看護師さんからも「よく麻酔効いてますねえ!」と褒められた。嬉しかった ('∀`) 。
で、「痛かったら言ってくださいね」とのことだ。
★
手術が進む。何が行われているのかよくわからんのだが、やはり全く感覚がなくなるわけではない。
グリグリやられてる感じは、金属的な感じというのだろうか。やはりそれなりの痛みが来る。
そして、突如激痛が来た(:.;゜;Д;゜;.:) 。思わず「痛テテテ・・・」と叫んでしまった。
すると慌てて先生が追加の麻酔注射。これがまた痛い。麻酔してるはずやのに・・・。
この自分の置かれている状況のすべてを否定したい。そう思うようになり、
”今の自分は遠い記憶の中の状況で、今の本当の自分は温泉旅行に来ていて、温泉に浸かっている”
ということにしようと考えた。
しかし・・・またチクチク痛みが来る。
温泉にいるイマジネーションは二十秒くらいで崩壊した。
このくらいの痛みなら麻酔の注射の方が痛い・・・こうやって痛みを天秤にかけ・・・ああやっぱり現実からは逃れられない。
★
最初は談笑もされてた執刀医の先生も口数が少なくなってきた。明らかに手術が難航していることがわかった。
先生たちが小声で何かブツブツしゃべっておられる。
すると、看護師さんが「もっと深いとこにいきますので 、痛かったらいってください」とのこと。
ヒエエエエ
で、案の定激痛が来た。また「痛テテテ・・・」と叫び、三回目の追加麻酔。
あああ・・・もう一秒でも早く手術が終わって欲しい。
こんどは、娘ニコちゃんのことを考えようとした。だけど、これも二十秒くらいしかもたない。
やっぱり「今、自分は手術をしているんだ」という現状にどうしても戻ってしまう。
★
ようやく、先生が「ガングリオンがとれましたので、今から閉めます」と。
アアアアア!ようやくフィニッシュ。一気に安堵の気持ちと幸福感が来る!
終わったらしく、「今から洗います!」と。
アア、気持ちいい。
「グーやパーをしてください」といわれ、問題なく出来た。
もしやの時はギタリスト引退の覚悟もできてはいたが、大丈夫そうで一安心。
先生から説明。
「今回の手術、結構根が深くて、ちょっと大変でした」とのこと。
たしかにもう50分も経っていた。
そして、「これが君のガングリオンです」と見せてもらう。
思ったより小さい。焼いていない、焼き鳥の砂肝みたい。
だけど、自分のガングリオン、ちょっと特殊だった模様。もう一度組織などを調べる必要があるそうだ。
通常、ガングリオンを摘出すると袋のなかに黄色い液体が入っているらしいのだが、自分の場合は血の混じった液体が入っていた珍しいケースらしい。
再発のしやすい、ガングリオン的には悪いものみたいなのだが、我がガングリオンは採取の小瓶に入れられた。
医学サンプルになるっぽい。
我が息子によってガングリオン研究の新たなパースぺクティヴが開けることだろう。
どちらにせよ良性の腫瘍とのことで一安心。
★
夜になって傷の痛みが出てきた。ちょっと鈍痛。痛み止めなどもらってるのだが。
麻酔切れのようだ。
ガングリオン患者の皆様、どうぞご参考までに。
した。さすがに状況説明と描写が上手いですね。
痛そうですねー、さぞかし恐かったでしょう。
貴殿の丸っこい目が、まるでフクロウのように
大きく見開かれていたであろう・・という事が想像
に難くありません。
でも、良性で良かったですねー。
これでギタリスト生命も保たれた訳ですし。
お大事に。
大変ご苦労様でした。
月並みだけど、病院って嫌だよね。
腕ご無事で本当に良かったです。
状況説明以上に、もっと恐怖でしたよ。
手術中は真剣に後悔してました。
今思えばなんてことなかったなー、なんてものではなく
今でも十分恐怖です。
引退は回避され、ホッとしとります。
サイケ様
いやー。もう病院は匂いだけで怖いです。
以前、盲腸の手術をしたことがあるのですが、
(実は失敗だったんですよー)
盲腸より痛かったような気がいたしますです。
痛みは治まってきたものの、まだ腫れが引かないんですよねえ。
ネットをさ迷って、やってきました。
部位が部位なだけに、不安なのですが、
文章力に、思わずコメさせていただきました。
とりあえず
トリアージセンターに相談してみようと思います。
痛いのは、、、不安ですが、今、痛いし、繰り返してるので、頑張ってみます!
有り難うございました。
ともあれ、首のガングリオンは心配ですので、やはり適切に治療なさることをおすすめします。
注射で中味を抜き取る方法もあるようですが、僕が手術を受けたのは6年くらい前ですから、今はもっと最新の治療法などがあるかもしれません!