シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

山口市の井筒屋レコードセールは明日日曜日まで

2009年04月25日 | ソウル・ファンク
恒例の山口市のレコ屋 DISKBOX ディスクボックス のレコードセールが、山口市道場門前の井筒屋で行われてます。
明日26日(日)までということですが、一昨日幼稚園の送迎のちょっとした合間になんとか行ってきました。
いつも掘り出し物があるので、山口市在中で良かったなと思えるひとときなのですが、今回は新古日本盤の Marlena Shaw と Solveig のセカンドをあわただしいなか購入。かなり安価でしたよ。



Mighty Ryeders の Spread The Message

2009年03月15日 | ソウル・ファンク
防府の印度洋のライブに行ってきた。ドラびでおさんや、先日対バンしたLilyさんなどが出演。
いうまでもなくとてもいいライブだったが、さすがに昼が忙しかったので、行き帰りの車中はすごく眠かった。

その車中で聴いたのが、先日からのレア・グルーヴということで、早速購入してみた Mighty Ryeders の "Spread The Message"
さすがにこれは納得。いろんな意味でレア・グルーヴの代名詞的な存在なんだろうとすぐわかった。
昔はレア・グルーヴというと、狭義ではもっとドファンクな濃い感じをイメージしていたが、
どうも、ややメロウがかったファンクやジャズやソウルやロックやラテンでグルーヴィーな音楽っぽいようだ。
たしかに、レコード掘ってて、これを誰も知らん時に見つけたら、そりゃ自慢したくなるよな。

レア・グルーヴとは、基本的には Mighty Ryeders みたく、ジワジワ来るよりも一聴目でバーンとこないとダメなんだろうな。

マイティ・ライダースの 有名曲は Evil Vibrations らしいんですが、


自分は2曲目の Lovely の方がやられた。

レア・グルーヴ厨房と Baby Huey

2009年03月12日 | ソウル・ファンク
楽しみにしてた レア・グルーヴ ディスク・ガイド が出ました。
http://www.rittor-music.co.jp/hp/books/guide/08317102.html

知人にこのへんが好きな人がいなかったので、あまり系統立ったり、組織的にレコードを買ったりしてなかったので、
これでようやくなんとなく全体が見えてくる気がして嬉しい。
このあたりをクラブ的に、ネタ的に聴いてこなかったリスナーにとっては同じ気持ちではないでしょうか。
レコ屋の2000円以下の再発LPばっかりを「定番!」とか「最高!」とかのレコ屋のキャプションをあてに適当に買ってた、自分みたいに。
で、この本ではいろいろと紹介されてて、やはり知らないのばっかり。
昔、ソフトロックのガイド本を初めて読んだあの感じになって、また聴欲が完全に中学生に戻った。

今回は特に殿堂入りなのが100枚、そのあとに760枚収録されてて、それぞれに完全にABC順に紹介されてる。
この方法は個人的に非常にいいと思うが、やはり最初のABCあたりのレコードは肉体的な問題からも(笑)やはり熟読してしまう。

そのいわゆる「B」の項にに紹介されてた Baby Huey の The Baby Huey Story The Living Legend は、昨年から愛聴してる一枚。
サザンソウルとノーザンソウルといわゆるフリーソウルとグルーヴィーなロックとサイケとジミヘンとJBと・・・
それらが高いポイントで融合・昇華された、非常に奇跡的な唯一無二な楽曲群と演奏とうたは本当にクセになります。
カーティスのプロデュースということでも有名。
そして、適度にインスト曲があるのもなんかアルバムとしてクオリティを高めてる感じ。

昔からインパクトのあるジャケはどうしても印象に残っていたが、いざようやく聴けてこんなに素晴らしいとは思わなかった。
ただ、これが遺作なのがやはり無念なとこだ。


ちなみに、California Dreamin' のカバーがあるんですが、
イントロでこれは絶対に " This is a man's world " とシャウトするだろうと、だれもが身構えるはず(笑)
意外な展開にかなりスかされます。

このアルバムがレア・グルーヴとカテゴライズされると、ちょっと矮小化的な印象も持つが、
一方で実はレア・グルーヴとしか表現できないような・・というな、んとも言えないやはり希有な一枚。
でも、このアルバムからは後期のニューエスト・モデルが連想されて、ニューエスト・モデルも今更ながらまた希有なバンドだったなと、再確認したりもした。

忘れられないできごと

2008年12月10日 | ソウル・ファンク
ニューエストつながりといえばそうなるのだが、先日、福岡の中古屋で Edwin Starr の " War & Peace "のCDを見つけた。
この店の価格にしては思ったより定価と中古値が近かったのだが、急に欲しくなったので買った。

このアルバムをニューエスト・モデルの「杓子定規」シングル経由で知った人は多いと思うのだけど、自分もそうだ。
(ニューエストのシングルの名盤パロディジャケのひとつ)
高校時代、このエドウィン・スターのアルバムが欲しくて、行きつけのディスクボックスに行ったら「ああ、昔流行ってたね」
と店長に言われて品を出していただいたが、高校生にしては高値で買えなかった。
で大学生になって京都のどっかで買って、やっぱりこのアルバムは猛烈にハマって本当によく聴いていた。

実は、このアルバムはCD化されたもののながらく廃盤だったようで、ああそれであの値段だったんだと。
モータウンのこのへんのコンピでないアルバムは結構廃盤になってるみたいだ。
エドウィン・スターもアンソロジー的なものはCDで結構出てるのに。
でも、先日はシュープリームスも紙鮭(一発変換)再発されたし、このアルバムももうそろそろだったらいいなあ。

モータウン的のなかでももっとも肉塊的で弾力的なアーチストで大好きで、ソウル界でも結構独特なサウンドだと思っているんですが。
確かに後期ニューエストがこのアルバムのコーラスの感じにかなり影響受けてますものね。

で、久しくこのアルバムを聴いてなくて、iPodに入れて新幹線車中で聴いてなんか猛烈に19ころの感覚にフラッシュバックして
やはり名盤だなーとひたすら感動してまして、もう一回聴きながら新幹線を降りまして、京都駅の八条口を歩いていたら、
なんと、京都観光を終えたと思われる10人くらいの黒人さんのご一行が手みやげをいっぱいさげて、前方より歩いてこられそして自分とすれ違いました。
アァなんというタイミングだろうかと、一生忘れられない出来事になりました。


円高

2008年10月10日 | ソウル・ファンク
金融危機で大騒動になってまして、その余波で円高です。
国内の産業的には大変でしょうが、一応レコ好きにはチャンス到来です。
学校の授業ではなかなか円高とか理屈だけでは覚えられなかったのですが、これならバッチリです。

特に、数年前はポンドが \250近くまでいってたような気がするんですが、さっきは\170になってました。
その時期にくらべたら約30%オフくらいの感じでしょうか?
うちにも買い逃してたノーザンのコンピを少しだけ輸入しておきました。

以下、ノーザンの超フェイバリット曲。

アフロの虜

2008年08月31日 | ソウル・ファンク


iPod動画ベストセレクションのひとつの Moments の "Jack in The Box"
見事な演奏に見事な歌声に見事なアフロ。

昨年の暮れに緊急にベスト盤の音源も入手したんですが、ベストの曲の並びからいうとスウィートな曲がまずあって、
そして中盤に上記曲のようなメロウなディスコチューンみたくなって、その中盤あたりが本当に最高で、
もうこのことばかり考えたくなるほどにメロウでタイトな演奏は虜になります。

ああ、最高にグルーヴィーなドラムってこんな感じでいいんだなーと納得。

ラジオ体操 Northern的 Stax

2008年04月19日 | ソウル・ファンク
二ヶ月前に突如ハマってしまった stax のアーチストが Astors だ。
ちなみに日本読みではアストロスらしい。

この限りなくノーザンでラジオ体操的な名曲 "Candy"がもう最高で、思わずハマる。


CDは廃盤ぽくて、アマゾンでも高値だけどhttp://www.amazon.co.jp/Astors-Meet-Newcomers-Sweet-Memphis/dp/B000000ZMG/ref=cm_lmf_tit_16

http://www.concordmusicgroup.com/artists/The-Astors/
上記サイトで購入可能(在庫処分的?で安い)。円高だし、いいタイミングです。
とてもいいグループで自分ソウルスタンダードになりました。CDが本当に良くてちょっと独特なコーラスの感じがたまらなく好きだ。なお、CDは Newcomers というグループとカップリングです。
ジャケにうつる7名のうち、上4名がニューカマーズ。ちょっと誤解を招きかねない。

以下のページに詳しいです。
http://www.curtisj.com/Astors.htm
http://staxrecords.free.fr/astors.htm
アマゾンではCD全曲試聴可。リストマニア中には日本唯一のレビュー(?)も。

この曲も素晴らしいです!



大阪にて その2 ~ツアコン

2008年04月17日 | ソウル・ファンク
ちょっと前のことになるが、とある団体旅行の引率役として大阪に行ってきた。
二泊三日のうち初日は京都の清水とか祇園、二日目が嵐山と梅田に移動、三日目がなんばと道頓堀というコース。
引率役とはいいながらも、状況には結構楽しめるタイプなので実にいい時間を過ごすことが出来た。
やはり高齢の方も多い団体ゆえか、清水や道頓堀で行方不明になりかけとかやや危うい場面もあって、それもまたスリリングでよかった。

二日目の夜は梅田の新阪急ホテルに宿泊。まさかここに泊まる日が来るとは夢にも思わなかったものだ。
時間ができたので、夜10時ころホテルを抜け出し、NU茶屋町のタワレコに。
買い逃していた ソウル紙ジャケ復刻の Buddy Miles " All The Faces Of Buddy Miles" が 面陳してあって購入。
これが久々に大ヒット。さすがこれは名盤にふさわしい一枚です。


しかし、つい最近亡くなっていたとのことでびっくりした。
http://www.bounce.com/news/daily.php/13189?K=buddy+miles

三日目にはなんと「なんばグランド花月」が行程に入っていたのだ。地方公演としての新喜劇は見たことはあるが、本拠地では初めてなので楽しみだった。
出演者はまあ当たりの日と思われ、りあるキッズ、Wヤング、おかけんた・ゆうた、ぼんちおさむ・上方よしお・太平サブロースペシャル、コメディNo.1、今いくよ・くるよ、笑福亭仁鶴、新喜劇は辻本茂雄、桑原和男とか。
意外にも高齢の方々に人気だったのが、りあるキッズで、痴漢のネタが非常に面白かったそうだ。

このグランド花月の後に道頓堀の自由散策の時間が予定されてて、ここが旅行会社さんと一年前から危惧していた行程だった。
最終的にはビッグカメラの前に集合ということになっているのだが、ご高齢の方々は果たして迷わないだろうか?と。
結果、ハラハラ予定の道頓堀自由散策は自分が先導役となり、「これがかに道楽です」「これがくいだおれ人形です」とかいいながら、みなさんをグリコの看板の前までおつれして行った。

結構慣れていたはずの道頓堀なのだが、観光という見地からこの場所のことを考えたことはなかった。だけど、世間一般に作られている大阪のイメージがほぼここに凝縮されていることがわかった。おばあちゃんが「なんか道頓堀って "祭り" みたいですね」と言われて、そういえばそう見えるかもしれないなあと納得。
しかし、危惧は現実となり迷子未遂事件はやはり生じてしまいました。ああ、未遂で良かった。

H264のワナ

2008年01月18日 | ソウル・ファンク
昨年より仕事場の事務環境を整えているところなのだが、今日は念願の Office2008 Mac版が来た。
OSをレパードにしてからというものの、当然というべきかいろいろと旧ソフトとの不具合があった。
仕事で使うPCのアップグレードはすぐにやるもんじゃないなあ・・・というのがようやく理解できた。

その真骨頂が ATOK2007 と旧バージョンの Word とレパードとの相性。Office2008 を導入しないと新しいATOKは使えない状態だった。
ことえりでは仕事がはかどらないので新オフィスは本当に念願だったのだが、残念ながらインスコ後早速不具合発生。
文字変換確定後に漢字が重なって一字分になってしまうようになった。阪神のマークみたいに「T」と「H」が重なるみたいにだ。

で、初めてマイクロソフトのサポセンに電話。少し待ったがすごく丁寧でびっくりした。
結果、デフォルトになっていた「MS明朝・ゴシック」だけが不具合を生じることがわかった。

結論は「旧フォントのシステムが壊れている可能性があります」とのことで、「MS明朝・ゴシックを使わなかったらいいだけの話でしょうか?」と聞いてみると「まあ、そういうことです」とやや憚って言われた。
マカーに対してはマイクロソフトの基幹フォントのそれらを否定することはできなかったのかもしれない。


ちなみに、先日アップグレードされた Quick Time でも不具合発生。
iSquint で作った iPod 用のmp4 ファイルが、クリックしたら音声のみしか再生されず、映像が表示されなくなった。
これは2ちゃんねるで原因が特定されてて、変換の際に「H264を使用する」にチェックを入れたファイルでないと7.4では今のところ映像が再生されないようだ。自分は全部チェック外してたから全部アウト。。。VLCで見るしかないです。
だから、上記の方法でiPodに入れてる人はアップグレードは止めた方がいいように思います(G4では大丈夫とかいう話も)。

今日は身にしみてアップグレードの怖さを体験しました。


さて、Mary Wells の超萌え映像があった。これは永久保存版!
繰り返しますが、iSquint ではくれぐれも「H264」にチェックをお忘れ無く。



ゆうちょバスター(プリーズミスターリペアポストマン)

2007年11月16日 | ソウル・ファンク
また郵便貯金のATMが自分が預金した後にフリーズした。
郵便局のATMでは小銭を預けることができて、自分はその小銭預金の機会も多いのだ。
一応、ATMには「小銭は100枚まで預けられます」とあるが、実際はかなりの頻度でATMトラブルがおこる。
トラぶると、列を作ってイライラしながら待っている後ろのみなさま方の目線が怖い。

あ、郵便貯金ではなく「ゆうちょ銀行」に変わったんでしたね。
せっかく民営化されたのだから、小銭ATM預金の精度をなんとか高めてほしいものです。
ちなみに、うちの父は今では希少な "切手コレクター" で、そういう立場から民営化反対でした。
民営化されたら「切手の価値がなくなる?」とコレクター的には死活問題だったようです。

こんな日には Marvelettes しかない。ちなみに、ガチンコライブ映像なのだ!あらためて、ますますファンになった。