シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

ギターのように歌う

2008年03月28日 | サントラ・イージーリスニング
27日の昼間のワイドショーに美輪明宏がゲストコメンテーターとして出演し、相次いだ若者の殺人事件に関して言及していた。
もうすぐ2歳になる娘のニコちゃんとたまたま一緒にみてたのだが、あろうことか娘は
「あの人はおばちゃんじゃないよ。おじちゃんよ」
とのたまった。予備知識なんてないわけだから、これって人間の本能?すごい。
気がついたらもうすっかり対等な関係になってるし。

今この娘がハマっているのが「まる さんかく しかく」であることは、先日書いたのだけど、せっかくだから「のこいのこ」のベストのCDを中古で購入してみた。
うちの妻も昔から好きだったそうだが、改めて聴いてみるとなんていうんだろう、自分の声の性質や特徴を自分自身でよく熟知しておられて、さらにそれが自在にコントロールできるというような。
よくギターは「歌うように弾け」とか言われることがあるが、この場合は「ギターを弾くように歌う」というような感覚かも。
チョーキングとかビブラートとかハンマリングとかプリングとかスゥィープとかいう、ギターを初めて三ヶ月くらいのギターキッヅがギターの練習本を見て必死に練習するような、そのうちに実はどうでもよくなってくるような小技群が、「歌」で見事に表現されるというような感じだろうか。
のこいのこさんは、昔は中津川フォークジャンボリーにも出演されてたみたいで、現在はシャンソンとかもされてるんだとか。




大阪にて その1 ~ゲントウキライブ

2008年03月26日 | 日本90's~
3月8日、本当に久々にゲントウキのライブに、大阪の南堀江に行ってきた。
2週間前のことなのだが、今日までだいぶ忙しかったのですでに遠い昔のような感じにすら思う。

前回行ったライブは福岡のビブレホールだったから、なんと5年ぶりくらいになる。
あらためてシノワとは互いにベアーズでやってたころはだいぶ対バンをしたなあ・・・と思ってシノワの過去ライブを確認してみたら、
http://www.asahi-net.or.jp/~gq6a-hrt/pastgigs.html

98年 11/1 @NAMBA BEARS《ミミジカンの休日》ペクセルズ/ゲントウキ/ミミジカン
99年 5/05 @NAMBA BEARS《CHILDISH SOUP VOL.14》GRASSES 64/ゲントウキ/MIDDLE OF NOWHERE
01年11/03 @十三FANDANGO《gyuune祭り》ヰタ セクスアリス/プレイスコールドスペース/ゲントウキ(シノワレコ発)

の三度しか対バンしてなかったことが発覚。でもゲントウキのライブはかなりみているので、実は、対バンよりも「客」として行ったことの方が多かったということが判明。まあ、それだけ好きで見に行ってたんだなあーと改めて実感した。

さて、今回はゲントウキのライブとともにバックをつとめた「Dial Group」という、ピアノにベースにドラムのいわゆるベン・フォールズ ファイブスタイルのバンドのアルバム "3 BLOC SESSIONS" のレコ発も兼ねているとのこと。
http://www.dialgroup.net/index.htm
で、このダイアルグループがとても良く、本当に素晴らしいライブだった。自分も人気絶頂期のベン・フォールズ ファイブのライブを見たことがあるが、これに勝っているとさえ感じた。ベン・フォールズ ファイブもベースにファズを噛ましていたが、こちらのベースさんもしかり。だけど、基本の音がずっとブーストしてる感じと、ピックでゴリゴリと弾くスタイルが相当好みな感じ。そしてドラムさんも稀に見る気持ちいいドラミングで、今までみたバンドの中でもかなり希有なリズム隊でオススメです。ピアノのコード感も気持ちいい。


そして、ゲントウキのライブはそのダイアルグループをバックにしたもので、ダイアルグループはさすがに音作りも変えてきていてバックに徹している感じだった。
http://www.gentouki.com
ゲントウキの田中君は自分のなかではギタリストのイメージが強かったのだが、ソロになってからはボーカリストとコンポーザーを全面に出した感じになってた。唄のうまさも増してたし、ステージ上での感じる器量もさらに大きくなって、なんかその姿が非常に感動的だった。周囲の方がついて行けていなかったために乖離していた彼の理想と現実と状況が、ようやく近づき始めているんだろうなぁと、そんな感じだ。
さて、ライブも終わってゲントウキの大阪でのライブは皆勤という、自分よりも一回り以上のファンの方と話をした。かなりゲントウキに入れ込んでおられるようだった。彼がし続けてるのは人も自分も幸せになる仕事なんだなーと実感。

ゲントウキには昔からたくさんの刺激を受け続けているが、今回はまた激しくそれをいただいた感じだった。


ライブのシメは「いちもくさん」。
ゲントウキの歌詞の言葉選びとメロディーへののせ方はもっともっと過大評価されるべきなのになあといつも思う。
ここまで日本語が気持ちよく聴けるバンドも少ないものだ。

そういえば、MCでは折々に標準語イントネーションが混ざっていた(笑)。

パリーグの想い出。

2008年03月20日 | その他
今日からプロ野球が始まりましたね。パリーグだけ。
昔は今みたいにパリーグが盛り上がるようになるとは夢にも思わなかった。

パリーグは気がついたら関西の球団は一つになってしまいました。
そういえば、今年はダイエーが南海ホークス時代の復刻ユニホームで数試合のみ交流戦を戦うそうです。
なお、自分の属していた少年野球チームの帽子が緑だったので、それに似てるという理由で当時南海の帽子を買ったものです。
ちなみに、ソフトバンクっていいにくいので、今でもダイエーと頑なにどんなときでも会話の際でも呼称しています。
だけど、意外と普通に受け入れられているというのが現状です。
ベイスターズファンだけど、一応地の利からダイエーをパリーグでは応援しています。

それでは、ぼくら世代は大概知ってる有名なファインプレーを。
いつみてもすごい。たしか当時は世界中で絶賛されたプレーだったと紹介されてたように記憶してる。


このころの阪急ってなんか玄人集団って感じのチームでしたよね。
山田久志とか福本とか佐藤とか。
ちなみに初めて見たプロ野球は小三のころの阪急VS近鉄。親戚のおじちゃんに連れて行ってもらった福岡の平和台球場。
今思えば九州で関西チーム同志の公式戦の試合を見たなんてすごい。まあ、巨人の九州シリーズの相手がヤクルトのようなもんだけど、ちょっとワケが違う様な気もする(笑)。ちなみに客が少なかったのも記憶している(笑)。

また、この試合では福本の盗塁の世界記録の記念のサインボールが売ってたので、おじちゃんに買ってもらった。なんかボールにショボいこすって転写するタイプのシールがはってあるだけのものだったので、すぐにシールがはげ、そのボールはキャッチボールかなんかしてて無くしてしまった。

散髪の帰りのネオアコ・ギタポ

2008年03月19日 | indiepop80's
妻と散髪に行く。。
実は必ず一緒に行くので、いい夫婦と思われているようだ。
実際はすこし離れたところに行っているので妻には車がないことと、どちらかというと散髪嫌いなので、妻のタイミングに合わせることで自分も踏ん切りが付くというのが大きな理由だ。
自分はさほどのお洒落さんというわけではないが、今行ってるところの店長さんはかつて出会った美容師さんでは断トツの抜群。髪の毛に関しては切った直後も一週間後も一ヶ月後も二ヶ月後も違和感がない感じ。さっぱりした人柄もすごくいい方です。ここに引っ越してきた時、知り合いに紹介してもらって以来だからもう五年目くらいだ。
店舗紹介→http://www.sara-group.jp/html/
なお、ここのお店のロゴのフォントがなんと、愛する横浜ベイスターズの背番号の上の名前のフォントと同じ。

で、今日は予想より早く終わったので、同じ商店街にあるホームグランドレコ屋のDISKBOXに頼んでたリオン・ウェアのCDなどを買いに行く。
ディスクボックスでは、ちょっと前にネオアコとかギタポとかポジパンとかの主に80~90年代前半のブツのアナログが大量入荷している。シノワの超ウルトラフェイヴァリットであるDead Famous People のLa-Di-Da からの All Hail The Daffodil や、ジョン・カニンガムのこちらもLa-Di-Daからの1stという、昔、必死に探した二枚なんかもある。その他、クリエイションスープのボックスとか、BMXバンディッツの超名盤とか、ライドの初期あたりとか、サラレーベルのやつとか、ヘヴンリィとかもっといろいろあったけど、要はシノワ結成時のメンボちらしに音楽嗜好を表すために名をあげた80~90年代前半までのバンドのレコードばっかり。
多くのレコ屋の現在のこのへんのコーナーは、後の再発ものとごっちゃにストックされてることが多いなか、久々にレア専門店以外では最近では見なくなったオリジナル中心の充実した品揃えである。いわゆるブリットポップ以前の自分ら的なUK黄金時代のおおよそ15年前くらいの品揃え、というような感じだ。

で、今回は残念ながら見つからなかったのだけど、ずっと買い逃して後悔しまくってるのが Dolly Mixture の "Demonstration Tapes" である。現在結構な高値。まあ、このアルバム自体は96年発のコンピなのだけど。
ちなみに ドリーミクスチャーはこちらの方の記事などに詳しく載ってますが、超フェイヴァリットなBIRDIEのボーカルさんが昔やってたバンド。
この映像見ると、やっぱりこういうバンドが一つの理想型だなーと強く再認識させられます。文句なく最高。


ちなみに、ディスクボックスでは陳列棚の仕分けがややリニューアルされたようだったが、「ネオアコ第一世代」というニューカテゴライズがちょっと秀逸だと、思わず唸りました。

さんかく人にはなりたくない。

2008年03月17日 | アニメ・マンガ
気がついたらすっかり花粉症も深まって参りました。いかがお過ごしですか?
こちらは、全身のかゆみ~風邪的な症状~目鼻の猛烈なかゆみ~あふれる鼻水 という、いつものパターンが順調に来てます。

先日もうすぐ2歳の娘のニコちゃんと二人でヤマダ電機に特価の東芝乾電池を買いに行って、せっかくだからポイントスロット機に初めてカードを入れさせたら、なんと1000ポイントが当たった。昔300ポイントが当たったことはあったものの、かなりの強運の持ち主と見た。今度からヤマダに行く時には必ず連れて行こうと思う。
最近は娘と二人で外出することも多くなり、車に乗せる時用にニコちゃん用のiPodのビデオプレイリストもある。

1 ぐるぐるどっかーん
2 ウルトラセブンop
3 ことわざソング
4 ぱわわぷ体操
5 ほねほねワルツ
6 極悪スプー
7 アルゴリズム体操
8 パジャマでおじゃま
9 アンパンマンop
10 こんにちは!ったらラッタンタン
11 タケモトピアノCM

と定番ばっかりだが、最近はなつかしのアニメも強いて見せるようにしている。
結構気に入ってるぽいのが「アクビ娘のうた」や「スプーンおばさん」のed、「ラムのラブソング」だ。
ちなみにスプーンおばさんのedは(opもだけど)、松本隆に筒美京平に飯島真理なので、悪いわけがない。

そんな中でニコちゃんが最も気に入ったのが、厳密にはアニメではないが、ポンキッキの「まるさんかくしかく」で、最近では入浴中も口ずさんでいるようだ。

今聴くとテルミンも効果的に入ってる。
この曲は まんまる人 と さんかく人 と しかく人 のそれぞれのウィークポイントを指摘し、暗にオーディエンスが比較するというものなのだが、今更ながら自分としては「眠り」に支障を来す さんかく人 が最も重症だと思われた。