シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

シノワ 2/19ライブ & shinowa Tシャツ 出来

2011年02月21日 | シノワ情報
2月19日(土)の山口湯田温泉 Organ's Melody での Little Phrase のイベント "Like A Water Flow" が無事終わりました!
この日はリトルフレーズさんの尽力もあって本当に素晴らしいイベントでした。

自分自身は生まれは京都の伏見なんですが、育ちは山口市。中学生のころからインディーズバンドが心から好きで、そういうライブにいけたりするのがうらやましかったものだったのだが、今こうやって近所にこういうスペースがあって、(自分らが出ているのは抜きにして)そこでこんなイベントが行われているようになるとは・・と、そんなことをまず思った次第。。改めて地元の山口市に Organ's Melody が存在していることの有り難さを実感。

さて、シノワは1番目のライブ。トップということもあってか、場内のみなさんに集中して聴いていただいてる感があり嬉しかった。
新生シノワとしては二度目のライブ。いつもなら動画をYouTubeに上げたりもするんですけど、今回は有縁の方々には映像でなく実際のライブでまず聴いていただきたいので、あまり情報は出したくないなと。。。是非お楽しみに!

今回は各バンド機材が多い日でライブ終了後はすぐに車に積み込み・・・さらに積み込み後に駐車場がみつからない不運も重なり、2番目の井上経康氏の「同じ」が見れなかったのが非常に残念。。

イベントは LIttle Phrase の主催なので、特に2000年以降の音という感じのバンドが中心。
3番目の東京からのsundelay、主催のリトルフレーズ、メインアクトのAureole ともにフルート、バイオリン、Vibe などのいわばアコースティック楽器を採り入れているのが非常に印象的だった。シノワが常時動けていた90年代後半にはやはりこんなバンド群はあまりなかったので、自分らがボーッとしている間にいろんな事が起こってたんだなあと。とってもみなさん緻密で知性的で凄い。
シノワは感覚的に大雑把にやってきたのでここはまさに圧倒された感がありました。

自分らの時代のインテリジェンスな音楽というとTMとかのシンセ駆使バンドみたいな感じだったと思うのだが、今はいろんな方法論があるんだなと、確かに音楽の裾が拡がっていたことを知らしめさせられた一日となった。
結論、ライブハウスに実際に足を運ばないと視野は広がりませんね。やっぱ視野とは体感することだしな。


さて、先日よりかおりが進めていたシノワTシャツがいよいよ完成しまして、発注先の SWEATSHOP UNION さんのブログに掲載されてました!
http://www.sweatshopunion.jp
ブログ→http://www.sweatshopunion.jp/blog/band-シノワ/
かおりも非常に満足の様子。2/26(土)の大阪IMPホールでのMGMTの前座ライブの物販で発売開始となります。
Tシャツの手書きのイラストはマキちゃん画伯の作です!
まずまずお求めやすい値段になるとのことですので、お楽しみに!
画像は白となってますが、かなりカラーバリエーションがあるのでこちらもお楽しみに!近々web上での販売もします。

明日2/19 SHINOWA シノワ ライブ@山口湯田温泉Organ's Melody ~Like A Water Flow Vol.9

2011年02月18日 | シノワ情報
先日から度々お伝えしてますが、明日2/19(土)は SHINOWA シノワ のライブ で LIttle Phrase さんのイベント~Like A Water Flow Vol.9 に出演します!
Open は18時半で開演が19時。シノワのライブは全5バンドのうちの1番目なので19時からです!時間厳守でお願いします!
シノワは前回1/19日ライブより曲が増え、新しい楽器も加わります。
東京からの Aureole、sundelay を迎え、井上経康氏率いる「同じ」と主催のリトルフレーズという豪華なイベントで、リトルフレーズさんの企画力というかエネルギーはすごいなあと。
明日は天気も良好のよう。茶の産地から来るだろうK君も一安心ですね

ちなみにこの日の午前中はうちの娘の幼稚園でのおゆうぎ発表会。
森の樹の妖精の役をするらしいのでこっちもめっちゃ楽しみだったり。。


そして、こちらも重ねてお伝えしてますが、来週は MGMT の前座で大阪IMPホール。
ともあれ久々の関西ライブなので、色んな人と会えるのが楽しみ!
この日はかおり企画で進んでる、念願だったシノワのTシャツが販売されて、もう1点シノワグッズが販売されるみたい。
なおチケットはまだ間に合うようです。

一般的には MGMT はヒット曲 "KIDS" の入ってる1st "Oracular Spectacular" が人気で、もちろんいいアルバムですけど、ぼくらのサイケアイドル ソニック・ブーム がプロデュースしたセカンド "Congratulations" がまた素晴らしく、一曲目 "It's Working" はアーサー・リーの LOVE の21世紀ヴァージョンみたいな。
" Siberian Breaks " のソフトプログレ感も素晴らしいんです。

なお、シノワの2001年発売の Childish Soup/ギューンカセット からCD "Bloom ~光の世界" は現在本当に廃盤になってて、新古店頭在庫かヤフオクなんかでしか買えないんです。
自分らの手元にもなくて、なんと自分らのを最近ヤフオクで買ったという。。。うーんあんまり安くなかったんだよなー
ところが、閉店したレコード屋さん分のデッドストックが数点入荷したらしく、当日ライブ会場で販売の運びに!このラストチャンスを是非!
今回分で僕らがわかる範囲では本当になくなります。10年かけてチビチビなくなっていった感じ。。。


■2月19日(土) 18:30 open19:00 start
■"like a water flow vol.09"
  ~Aureole 2nd album ”Imaginary Truth” Release Tour
■場所:Organ‘s Melody(山口市湯田温泉3-7-7)
■出演: Aureole(東京)  sundelay(東京)  同じ  LITTLE PHRASE  シノワ
■料金:前売/当日 ¥1,500/¥1,800(要drink別)

[来場者プレゼント]
会場BGM mix CD-R & LITTLE PRESENT
※2/12とは選曲が異なります

この日は東京からAureole、sundelayを迎えてのライブです。
Aureoleは2nd album 「IMAGINARY TRUTH」のリリースツアーで来山です。
「前衛的なサウンドとメロディックな歌が絶妙に絡み合った楽曲は、唯一無二な世界観を生み出す」

sundelayもまた、リリースされるデビューアルバム “stray light”を引っ提げての来山です。
「ダイナミックかつ繊細なサウンドは、体験した者の世界を1mmずらす」

どちらもカッコいい東京のバンドです。必見です!

また、迎える山口勢も豪華です。
主に山口県で活動するエクスペリメンタル3ピースバンド「同じ」。
今や世界中で大絶賛される米国バンド「MGMT」の、2月に行われるjapan tour大阪公演のOpening Actをつとめることが決定した、サイケガレージポップバンド「シノワ」。

こちら2バンドも大注目です!

豪華なラインナップです。是非お越しください!

◆Aureole WEB
http://aureolemusic.net/
◆sundelay WEB
http://www.sundelay.net/
◆LITTLE PHRASE WEB
http://www.littlephrase.com/index.html
◆同じ(山口)
http://www.myspace.com/tsuneyasu
◆シノワ(山口)
http://www.myspace.com/shinowa


MGMT JapanTour 大阪公演
2/26(土)大阪 IMPホールOPEN 17:00 / START 18:00
Opening act SHINOWA
TICKET発売 11/14(日)10:00~TICKET ¥6,300-(税込/All Standing)
イープラス:eplus.jp
チケットぴあ:0570-02-9999 Pコード:122-391
ローソンチケット:0570-084-005 Lコード:52704
※0570で始まる電話番号は、一部携帯・PHS不可
INFO キョードーチケットセンターTEL:06-7732-8888
協力:ソニー・ミュージック ジャパン インターナショナル

MGMT
http://www.whoismgmt.com/jp/home
CREATIVEMAN
http://www.creativeman.co.jp/artist/2011/02mgmt/
SONY MUSIC
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/mgmt/index.html#

Slicci

2011年02月14日 | 日本90's~
仕事で極細ボールペンを常に使わないといけないのだが、ここにきてこれ何気に、いや何気なんかでなく本気で最高なやつが、ぺんてるのSlicci 。
http://www.pentel.co.jp/product/slicci/spec.html
あらゆる極細ボールペンを試してきたんですけど、もう多分これ以外使えないなー。
0.25なのに、書きごこち、にじみ具合、なめらかさ、目詰まりなしの現在における極細ボールペンの最高峰としか!

偶然だけど、かおりがかまってちゃんばっかり聴いてて、なかでもこればっかり聴いてる。


Spanish Bombs

2011年02月12日 | パンク・ニューウェイヴ
今日の夜は育児のかおり抜きのシノワ練習だったけど、久しぶりに初めて行くスタジオでの練習でとっても新鮮だった。
最近ではいつも近い練習場に車で行くことが多いが、関西時代は京都から心斎橋まで京阪→御堂筋線をエフェクターケースを2つカートに乗せて行ってた。
そういえば今使ってるギグバッグは当時からもう16年くらい使ってることになるのかー。当時は高級だったんですけどね。

ともあれ、当時はこの練習に行くまでの電車の時間がちょっとした楽しみで、それも当時の京阪特急は七条~京橋までノンストップだったから本当にくつろげた。
練習帰りは必ずレコ屋巡回だったので、帰りの車内では当時は今よりも大きいサイズだった黄色いタイムボムの月刊リリースインフォメーションを読むのが定番で、まあ今となれば青春の1ページ的な感じ。たぶん今の30半ばの関西音楽好きの多くが共有してる感覚。で、とりあえずテレビカーへの乗車は避けてたな。

近年は車で練習に行くようになって、オートメイヤーでもシノワでも車内では誰かと相乗りなのだが、今日は一人で車で小1時間の隣町の宇部での練習だったので、久々に当時のそういう感覚が蘇った。

そこで何故かどうしても聴きたくなったのが CLASH の London Calling で、もはや何度聴いたかは天文学的なアルバムだけど、なぜか今日は今まで聴こえてなかった音までが聴こえた。

そんなこんなでストラマー兄の姿を拝見したくなり、YOUTUBE をみてたら、死ぬほど好きな Spanish Bombs のカバーみつけた。

このカバーをどうこういうのはナンセンスなことだ。
自分も高校の時にこの曲を文化祭でやりたいと当時のバンドメンバーにもちかけたのだけど、ベースの子はクラッシュが好きだったので一時は賛成だったが、やっぱクラッシュにしては地味だということで、結果高校生らしく White Riot をすることになったんだった。
但し、ジャムのカバー枠については、 In The City ではなく、ボーカルをも巻き込んで Tube Station を演ることに成功したんだったな。

そういや、今日はちょうど Spanish Bombs を聴いてた時に、偶々そのベースの子の実家の前を通ったのも、つまり「ああこういうことだったんだな」ということなんだろう。


2/19(土)shinowaライブ@山口湯田温泉Organ's Melody ~Like A Water Flow Vol.9

2011年02月09日 | シノワ情報
今日から数えるとあと10日後にシノワのライブです!
今回は山口を拠点とする little phrase 主催のイベント ~Like A Water Flow Vol.9 に出演させてもらうことになりました。
東京から aureole と sundelay、山口のバンドとして little phrase、同じ、シノワの計5バンドのイベントです。
詳細は重ねて以下にお伝えしますが、フライヤーがアップされてましたのでこっちにもあげておきます。

ちなみにその翌週が2/26(土)が大阪IMPホールでMGMTの前座ライブ。
次回の山口でのライブは未定なので、有縁のみなさま今回は是非是非ご来場ください!
チケットご予約ご希望の方は shinowa@yahoo.co.jp mixiメール Twitter DMなどで後連絡ください。

今回は前回ライブよりも曲が増え、さらになんと楽器も増えるので、前回見て下さった方も大丈夫です!

なお、出演順は一番目で予定されていますので、19時スタート同時にシノワのライブも始まるかと思いますので、時間厳守でお願いします!
オープンは18:30!


■2月19日(土) 18:30 open19:00 start
■"like a water flow vol.09"
  ~Aureole 2nd album ”Imaginary Truth” Release Tour
■場所:Organ‘s Melody(山口市湯田温泉3-7-7)
■出演: Aureole(東京)  sundelay(東京)  同じ  LITTLE PHRASE  シノワ
■料金:前売/当日 ¥1,500/¥1,800(要drink別)

[来場者プレゼント]
会場BGM mix CD-R & LITTLE PRESENT
※2/12とは選曲が異なります

この日は東京からAureole、sundelayを迎えてのライブです。
Aureoleは2nd album 「IMAGINARY TRUTH」のリリースツアーで来山です。
「前衛的なサウンドとメロディックな歌が絶妙に絡み合った楽曲は、唯一無二な世界観を生み出す」

sundelayもまた、リリースされるデビューアルバム “stray light”を引っ提げての来山です。
「ダイナミックかつ繊細なサウンドは、体験した者の世界を1mmずらす」

どちらもカッコいい東京のバンドです。必見です!

また、迎える山口勢も豪華です。
主に山口県で活動するエクスペリメンタル3ピースバンド「同じ」。
今や世界中で大絶賛される米国バンド「MGMT」の、2月に行われるjapan tour大阪公演のOpening Actをつとめることが決定した、サイケガレージポップバンド「シノワ」。

こちら2バンドも大注目です!

豪華なラインナップです。是非お越しください!

◆Aureole WEB
http://aureolemusic.net/
◆sundelay WEB
http://www.sundelay.net/
◆LITTLE PHRASE WEB
http://www.littlephrase.com/index.html
◆同じ(山口)
http://www.myspace.com/tsuneyasu
◆シノワ(山口)
http://www.myspace.com/shinowa

トンチャンナベ

2011年02月05日 | automeyer情報
先日、やや遅めのオートメイヤー男三人衆の新年会に行ってきた。
今年は下関のグリーンモールの「ばか盛り屋」にて、ネットで見たとんちゃん鍋(ホルモン鍋)を注文。
http://buchiuma.com/yakiniku/bakamori.htm
平べったい鉄板みたいな鍋に野菜が乗ってて、鍋底にだし汁ではなく、みそダレのようなものが敷いてある。
火を加えると野菜の水分とホルモンの油とみそダレがグツグツとなって、なんともいえない濃厚な味で超美味。

山口市湯田温泉の知る人ぞ知る人気店の「もつそばあるむ」はこの流れなのだとわかった。
ちなみにこのとんちゃん鍋については下記リンクなどを参照。
下関のソウルフードということになりますね。
http://urara.47club.jp/2010-09-bkyu/yamaguchi/6108

で、さすがに食べ頃になると男三人衆だから具材は瞬殺で、さらにもう数人前を投入。
そしてさいごは、この濃厚タレにちゃんぽんをからめて食べるのだが、これがさらに美味。
みそダレがどろソースというか、汁気のないカレーうどん状にまとわりつき適度なとろみもある。
で、最終的には鍋にはタレも全部なくなり非常に美しいくいっぷりとなった。

今回は始めてやったので要領を得てなかったが、どうもまずは適度に焼肉をつまみ、途中からナベに切り替え、ごはんを食いながらさいごにチャンポンでフィニッシュが筋らしい。
今度は絶対そうしよう。

まあこんな美味い料理があるんだなと実感させられます。


帰りは恒例のラーメン二次会。
今回は山口市の小郡が誇る三久ラーメンの下関店。
http://yumecity.jp/shopinformation/shop.php?id=304
ここは大型ショッピングセンター内のテナントにあり、山口にはないみそラーメンがあるのだ。

あまり期待はせずに話のタネ的に行ったのだが、これが期待を裏切り結構うまい。
三久の味は守りつつ、みそ味やん!という感じで、なかなかみそに縁のある一日となりました。



93958412

2011年02月03日 | 楽器・機材・DTM
5年来使用してきた George L's のパッチケーブルだけど、ご存知の通りかなりの高確率で接触不良になる。
接触不良になれば、ケーブルを切って金太郎飴みたいに新しい接触面を出し挿し直せばいいのだけど、もちろんそういうのをくりかえすうちにどんどん短くなっていく(笑)。
さらに、プラグの方もサビやすいのでまめにクリーニングしてメンテしないといけない。
しかしハンダいらずでパッチケーブルがカンタンにつくれて、それで音もいいのだから、まあ諸刃の剣なケーブルだ。

ちなみに一度ライブ途中に突然の接触不良になって、エフェクターを踏んだら音が空振りになったことがあり、それ以来ちょっと怖くてライブでは使えなくなった。
新しいうちはいいけど、長く使うとやはり不具合の比重が高まるのが残念。

さらに、前述の理由で接触不良になるたびに切り刻んできたケーブルが箱の中に糸クズのようになってきて、赤い短いケーブルがウヨウヨしてるのもちょっと気持ち悪くもなってきた。

ここは一念発起してベルデンで耐久力のあるケーブルを自作することを決意。


さすがにギター→ギター→エフェクター&エフェクタ→アンプ間のケーブルはジョージエルスではマズイので、アッツのリアルギターズさんで作ってもらった Belden のを使っていた。
ベルデンも著名な三種の8412と9395と9778を試してみたが、8412はコード弾きだとブーミーになりすぎ、9778はちょっと音の線が細い気がした。前評判通り9395は中域が気持ちよく出てる感じで、ベルデンに関しては一般的にいわれる下馬評がかなり当たっていると思った。
いわゆる製品版では8412はブルース、9395はブリティッシュ、9778は60's と冠されているのが妙を得ている感じだ。

ということで、今回9335でギター用を、8412でベース用のパッチケーブルを作成した。

もともと半田付けにはかなりの抵抗があった。
中学の時の技術の時間でハンダを使った電子工作でインターホンを作る授業があって、最後まで自分のだけ音が出なくて、できない生徒向けの修理工場行きとなって「原因:ハンダ不良10カ所」みたいな診断書とともに送られてきたのだった。
ハンダといえばその記憶しかない。

さらに制作前にそういう苦手意識もあって、とにかくいろんなハンダに関する情報を調べ、そのなかで「ハンダの煙は非常に有害です」とか「ハンダごてでの火災に注意」だとかいろんな危険なことばかりがやたらひっかかるようになって、ああ、この世のエフェクター職人はみんな瀕死の状態なのか、まさに命がけの仕事!?みたいなことばっかり思うようになって、正直なんどもジョージを買い直そうかとはっきりいっておかしくなりそうだった。

とりあえずホームセンターにハンダグッズを買いにいこうと思ってあまりにも怖そうだから、草刈り機をかけるときの防御用グラサンだとか、煙を吸わないためのガスマスクみたいなのとかを見に行ったが、ちょっとそういうフル装備でパッチケーブルを作っている自分を想像してみると冷静になって、とりあえず150円くらいの防御グラサンだけなぜか買ってしまった。


まあ、ともあれやってみるともうめっちゃ楽しすぎ。
ハンダ付けも最初はビビっていたが、なれてくると、ある半田付け専門サイトでみた、美しい光沢にあふれた富士山型の「フィレット」でハンダが盛れるようになった。これもそのサイトにのってた「シャドーハンダ」を繰り返し実戦したおかげだ。

どちらかというとハンダ付けよりもケーブルの皮を剥いたり導線の処理の方が難しくて、なんか剥いて導線をひねってハンダ付け準備が出来た段階でうまくいきそうかどうかが決まる感じ。
導線がプラグ内部の穴にしっくりハマるかどうかが問題だ。

さらに楽しいのが熱収縮チューブ。これをヒートガンでヒュルヒュルしてる時はもうたまりません。

延々三日間のべ20時間くらい没頭して、パッチケーブルやシールドなどなど 9395 と8412 あわせて60本くらい作ってしまった。

9395 は結構カンタンにつくれるのだが、8412 は芯線が二本もあって難しくて、さらになんかケーブルのなかに引っ越しのヒモみたいなのが入ってて、それを切り取る時に粉っぽくなるので体に悪そうだった。


ともあれ 8412 の単価が高いのも納得できる内部構造である。


そして、あらたにボードを組み直したのだけど、ジョージエルスで組んだ時と全然音が変わった。
ジョージはカキンとした感じになるが、こっちは全体がまろやかにシステムがまとまる感じになった。
何よりも「音が出ないかも知れない」という不安から解放されたのが嬉しい。

あーケーブルのこと考えるだけでまた作りたくなってきた。
知り合い限定でご希望の方は基本材料費で作ります。

Bitter Cherry Jam

2011年02月01日 | 日本90's~
永年聴き続けてる定番CDの中に chain letterの "theatral musical" がある。

この chain letter とは、西田浩一さんというミュージシャンのソロプロジェクト名。
関西在住時代のシノワとも交流があった・・・というよりも自分が一方的なファンとしかいいようが無い関係ではあったのだが・・・。
一時はタイムボムなんかでは chain Letter の7インチはプレミア付いてましたもんね。

ご察しの通り、この chain letter は自分の好きな三本の指アーチストの Todd Rundgren のアレから採られているとか?
西田さんの音楽からはところどころにトッドフレイヴァーがするんですよねー。
ちなみにあとの二本は Small Faces と Velvet Underground で、この三本柱だけは高校時分から死ぬまで変わらないだろうと思う。

この "theatral musical" はもちろん西田さんがお一人で作られた内容だが、このここ10数年ずっと聴き続けているが全然飽きない。
よっぽど波長が合う音楽なんだろうなと思う。


さて、先日車でまた chain letter を聴いてて、そういえば最近はどうされてるんだろうか?と思いネット検索してみたら、なんと昨年めでたく復活ライブをされているでは!
これはめっちゃ嬉しくなりました。実は一時活動休止みたいなことを聞いてそれっきりだったので。
 ↓ここからHPに入れます。なんとラジオもあるんですよねー 
  http://tulip-house.ddo.jp/

で、このページからは奥様とされている、いわば cherry letter の後身発展バンドにあたるといえる Bitter Cherry Jam のEPが購入可だったので、もちろん全部購入してみた。
それを機会ちょっとメールのやりとりをさせていただいた。
ちょうどシノワも本格的に活動再開の折なので、ちょっと運命的というか非常に深いものを感じた次第だった。

それで、先日のシノワライブが一段落して落ち着いてすべてをぶっ通しで聴いてみた。
ああもう想定していた以上の素晴らしい音楽。
これぞ キングオブインディーポップであり、自分の想像するIndiePop が、IndiePopに求めている全てがここにあるという感じ。

このジャジーなメロディとコード感と手作り感溢れる質感の音の絶妙なバランスは奇跡的としかいいようがない。
西田さんの曲中でのギターの入れ方やギターの音像は唯一無二で本当に他では聴けない。
身近にこんなに幸せになる音楽があるなんて・・・という最大の讃辞を送るにふさわしい音楽だと本当に思う。
聴いてると本当に気分が良くなってくる。
ほんまにヘビロテでデスクでは今はこればっかり聴いてます。
自分は聴いてるだけでいろんな情景が浮かんでくるなんとも懐かしくもある質感・・・

以下のmyspaceで聴ける i just want to call you up はまさに鬼名曲。
http://www.myspace.com/bittercherryjam

インディーポップ好きは必聴ではないでしょうか