シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

文系音楽

2012年03月31日 | 英60's
今日は年度末で明日から新年度なのだが、飛散も本格化しはじめたヒノキ花粉にいいようにやられてる。
近年スギよりも症状が重いので本当に憂鬱になる。今はちょっと飲み薬も効かないほどでこれで薬飲んでなかったらどんな感じなんだろうと怖い。

さて、先日偶然立ち寄った古本屋で、ビートルズのサイケ時代の特集記事収録の雑誌を見つけた。
古本にしては高価に思ったが、今読まないとと思って購入。
ビートルズは幼少より好きだったが、いわゆるビートルマニアではないので、レコーディングの裏話とかそういうのはそんなに興味はなかった。
だけど、この雑誌のサージェントペパーズのレコーディングの話とか、今自分らも制作の立場にいるので読みながら参考になる部分が多かった。
そしてあらためて先日のリマスターのモノ盤サージェントペパーズを聴くと、なんか非常に生々しく聴こえてきた感があった。

勢い余ってこの本を注文。

自分なりに文系的な音楽制作を追求してきたのだけど、こういう雑誌とか活字からインスパイアされることを、そういえば最近見失っていた。
テクノロジーの進化について行くべくエセ理系ミュージシャンになりかけてたので、よい軌道修正ができたなあと。
特にネット社会で足で情報を得ることもおろそかになりがちだし。色んな意味で初心に戻ろうという節目になった。
新年、新年度という2つの節目の間の1~3月ってのは貴重な醸成時間だなあと改めて思う次第。。。



Just Passing

2012年02月29日 | 英60's
二月はサルというように気が付いたらもう春も間近になった。
今日くらいからいよいよ花粉症が来て、毎年恒例の喉の痛みと、全身のかゆみ、そしてそれを包摂するかのごとくの体調不良と気分の悪さに見舞われている最中。
ああ今年もついに来たなあと恐々としている。

さて今日は2月29日のうるう年だが、残念なことに、シノワの1stCD "Bloom" でドラムを叩いてくれているYagiさんが営む大阪心斎橋の有名古書店「ベルリンブックス」が今日付けで閉店ということらしい。
たまにお店の方に寄っていたが、やはりここでの最大の出会いは スクーターズ で、いまだに全く飽きずに聴き続けている。Yagiさん本当にお疲れ様でした。

そして、今日妻側の高齢のおばあちゃんが急逝された。自分にとって最後に残っていた祖父母で、これで自分から祖父母世代の人がいなくなった。
人生、時は止まること無く進んでいることを実感させられますね。






ビートルズ の リマスター

2009年09月14日 | 英60's
娘が幼稚園で " おばけなんてないさ " を習ったらしい。
しかし「本当におばけが来たらどうしてくれるのか」とか質問してくるので、どうも逆効果だったようだ。


さて、今日は病院の待合室で サウンド & レコーディング マガジン の10月号を読んだ。
http://www.rittor-music.co.jp/hp/sr/
さすがに旬な話題でビートルズのリマスターの特集があって、実際に担当したエンジニアの方々のインタビューが載ってた。
昔、純粋なリスナーだった時代は、CDやレコードはどうやってできるんだろうとかはかなりベールに包まれてて、そういう録音物から聴こえてくるいろんなバンドやアーチストは神的な存在に思えていた。

特に高校時代のイギリスの60年代のバンドなんかは、自分の存在からもっともかけ離れた存在で、そのころに繰り返し繰り返しアナログで聴いていたビートルズはまさに想像上の人物というか、そんな感じだった。
当時もビートルズのCDは3000円くらいだったから、アナログ中古だと当然安かった。


昨年からLogicで レコーディング とか ミックス とか マスタリング とかを自分なりにいろいろ勉強している。
マスタリングでかなり音が変わるのだとか、コンプでないとこういう風に聴こえないのだとか、少しづつだけどわかるようになった。
そういうのをいろいろ知っていく過程でちょっとガッカリしたのが、例えば海外の60年代のバンドの再発リマスター盤なんかは、日本で行われていて、それもあるエンジニアの自宅スタジオで一日くらいで行われるということだった。
それ以降、なんとなくリマスター盤ってのにときめかなくなったというか、複雑な気持ちになった。

実際に自分でもマスタリングとかしてみてわかったのは、もちろんその技術は抜きにして、極端に言えばそういうリマスターなんて自分でもすごく頑張ればできるわけだ。自分好みの音質にしたかったらできるかもしれないのだ。


今回ビートルズのマスタリングのエンジニアのインタビューを読みながら、今回のリマスター再発は誰もがビートルズの演奏そのものを聴きたいのではなく、リマスターされた音を聴きたいわけから、要はこのエンジニアさんたちの技量やテクニックや感性なんかを聴いてるということなんだよな・・・と。
そして、そのリマスターされた作業場の部屋や機材なんかが紹介されてて、ああ知らない方が良かったのかな、こういうのはベールに包まれてた方が幸せなのかなと思ったりもした。

だけど、不思議とそのインタビューを読み進めるうちに、残念で悲しいことにどうしても MONO BOX の音を確かめてみたくなってしまった(笑)。もちろんステレオの方も。

こんな話をしながらも、リマスターBOXの話を知ったときには、その購入の可否は深刻に悩んだ。特にMONO BOXは。
両方買ったら70000円もするし、さすがに怒られるだろうからあきらめたが、ああやっぱり聴きたい。今も。
まあ、きっといつか聴ける日が来るまで、自分が一番慣れてる高校時代からのアナログでがまんしようと思う。
ショボイ音なのかもしれないが、きっとそこには神なビートルズが鎮座ましましておられるはずなので。


Ashton Gardner & Dyke と 楽天ポイント と ナイシトール

2009年05月01日 | 英60's
近日、本当にバタバタだったので、うっかり楽天のポイントが約3000円分失効した。
楽天は便利で、使いようによってはいいと思うけど「相当へこんだ気分になる」という弊害があるということだ。
欲が欲を生み、自分を緊縛する資本主義の典型例(笑)。

あと、今日からナイシトールを服用しています。
気になる方も多いと思いますので、使用感などを随時報告してみたいと思います。

上の文脈と全く関係ないんですが、Ashton Gardner & Dyke の映像。
実はすごく好きなバンドで、" Ballad of the Remo Four "は永遠の名曲だと思う。


そういえば レモ・フォー のCDって以下の盤以降なかなか出ませんね。ちょっとレア化もしてるし。
http://www.amazon.co.jp/Smile-Remo-Four/dp/B0000073B2/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1241184769&sr=1-1

Hollies Sing Hollies の ギターアレンジ

2009年04月22日 | 英60's
久々にアルバム Hollies Sing Hollies をじっくり聴いてみた。
ボーカル & コーラスと、フレーズを含めたギターの入れ方のバランスがすごく絶妙だなあと、ちょっと感動してしまった。
何か80's以降のイギリスのギターバンドの原型のようなアルバムとも思えます。

自分が持ってた盤は20曲入りのこの盤だが、
http://www.hmv.co.jp/product/detail/588158
やはり近年のボーナストラックの大量追加が、アルバム自体の価値を損なうという感覚がわかるような気がした。
まあ、オリジナルの曲目が終わった時に聴くのを止めればいいだけの話だけど(笑)

所有盤にボーナストラックで収録のゴメンネスザンヌ


スティーブ・マリオットの命日

2009年04月20日 | 英60's
今日はスティーブ・マリオットのご命日。
たまたまレコードコレクターズ読んでて、ハンブル・パイの特集をやってた。
結成の経緯なども書いてあって、ハードもピーター・フランプトンも大ファンも自分にとっては、久々に心ときめく記事でした。
サリちゃんが生まれた日からiPodからはやたらロックな曲ばかり流れてくる(笑)ので、今年は初心的なロックに回帰しようかなと思う。

レココレの記事にも載ってた、スティーブ逝去直前の、ピーター・フランプトンとの再会時のセッションが youtube にあった。
埋め込めなかったのでリンクを貼っておきましたが、いうまでもなくかっこいいです。
http://www.youtube.com/watch?v=MyUy-2-HJdI

Freddie and The Dreamers の I'm telling you now

2009年03月24日 | 英60's
ビートルズよりもマージビートなバンドで知られる(笑) Freddie and The Dreamers " I'm telling you now "

これはたしかエド・サリバン ショウの映像でいわゆるブルハーツジャンプ


こっちはもっと楽しそう。
彼らの音源を聴いてると非常にシンプルな演奏ながら、やっぱり親しみやすいメロディで和みます。
シンプルイズベスト。ひとつの音楽の醍醐味です。
似た曲ばっかだなと思う人もいるかもしれないけど(笑)

ちなみに I'm telling you now の曲名つながりで以下のような映像があった。
学校の先生の文化祭でのパフォーマンスみたいな感じか?

アじゃなくてワ

2009年01月19日 | 英60's
いよいよ今日から花粉が本格化してきたよう。
うすうす近頃体のかゆみが尋常ではないなと思っていたんですが。
さっそく花粉初期の体調不良の様相も見せ始めてます。

そんな花粉な今日ですが、今年は Rod Stewart の来日ライブがあるらしいです。
http://www.bmgjapan.com/_artist/info.php?id=1345
前回96年は大阪城ホールに見に行ってきましたが、遠くてかなりチンマリ動いてました。
ロッドよりも、バックのイアン・マクレガンをメインに見に行ったんですが(笑)

そういや、上記公式サイトで「ロッド・スチュワート」と表記されてまして、
今まで「ロッド・スチュアート」と思ってたんですが、今度からワにすることにしました。
それにしても高額なライブです。


SMALL FACES のスタジオに見学に行きたい

2009年01月17日 | 英60's
今日は久々にオートメイヤーの練習。やっぱバンドは楽しいです。

さて、なんと、われらのスモールフェイシズの練習風景?


今日練習したスタジオは2時間1000円だったが、ところで、以前利用したとこに演奏せずにただ練習を見に行く(遊びに行く)場合でもお金をとられるスタジオがあった。まあ、ほとんどがそうなんだろうと思いますが。「見学者も有料です」みたいな。

前述のように「見学者」とそのスタジオでは表記・定義されていたんですが、やっぱこういう人って「見学」なんですかねぇ。
とてつもなく些細なことなんですが、なんとなくしっくりこないような気がしてまして、もっといい呼び方があるのでは?とずっとこの日からひっかかっていたんです。


初ビートルズ

2008年11月02日 | 英60's
初ビートルズはこれ、という人も多いのではないでしょうか。自分もしかりでした。
プリーズプリーズ~にポストマンがコ・ピ・ペされてるのですが、当時はこういう曲なんだと思っていたものです。

親がこれをたまたまみてて「ビートルズやな」と言われてそれでビートルズを知りました。
その後は、オバQで正ちゃんのお兄さんがビートルズのファンという設定で、なおその存在を確かにしたもんです。
自分が幼稚園の時ジョンレノンが亡くなったんですが、ニュースでやってたのを覚えているのと、幼稚園の先生がそれで泣いていたのも覚えてます。
2歳7ヶ月の娘もオブラディオブラダを流すと「あ、ビートルジュ」と言うになりました。