いろんな宗教や考え方があると思いますが、
死んだ人が天国に行って、よみがえった姿で懐かしい人と会ったりするならば。
認知症の人の、認知症だった間のことはどうなるのだろうか。
母が、元気な姿で自分の親や夫と会って、あれこれ話すならば、
自分が認知症だった間の、記憶のない時間のことは。
思い出せないままなのか。
認知症だった、と母は笑って話し、みんなからは大変だったねとやさしくされるのか。
そんなことをぼんやり思いました。
母の死後、気配もまったくありません。
父の死後は、家電がいくつか壊れたり、パンッッ!! っと大きな音を立てて電球が
切れたり、納骨までの間、お骨が置いてあった父の部屋から物音がしましたが。
母にいたっては、母を感じられることは何もありません。
夢にも出ません。
母が以前、自分の死後はこうして欲しい、ということを記した手紙には、
私のことを『いつでも見守っているから』と書いてありましたが、
お空の上で楽しく過ごしているのなら、
どこか懐かしい所を飛び回っているのなら、それでいいです。
ひと通り再会を済ませたら、
ああそういえば娘がいたっけ、などと思い出すかもしれません。
死んだ人が天国に行って、よみがえった姿で懐かしい人と会ったりするならば。
認知症の人の、認知症だった間のことはどうなるのだろうか。
母が、元気な姿で自分の親や夫と会って、あれこれ話すならば、
自分が認知症だった間の、記憶のない時間のことは。
思い出せないままなのか。
認知症だった、と母は笑って話し、みんなからは大変だったねとやさしくされるのか。
そんなことをぼんやり思いました。
母の死後、気配もまったくありません。
父の死後は、家電がいくつか壊れたり、パンッッ!! っと大きな音を立てて電球が
切れたり、納骨までの間、お骨が置いてあった父の部屋から物音がしましたが。
母にいたっては、母を感じられることは何もありません。
夢にも出ません。
母が以前、自分の死後はこうして欲しい、ということを記した手紙には、
私のことを『いつでも見守っているから』と書いてありましたが、
お空の上で楽しく過ごしているのなら、
どこか懐かしい所を飛び回っているのなら、それでいいです。
ひと通り再会を済ませたら、
ああそういえば娘がいたっけ、などと思い出すかもしれません。