きぼう屋

生きているから生きている

計画くずれという幸せ

2010年03月23日 | 「生きる」こと
本日は(もうとっくに昨日)は結婚記念日
丸13年
一緒に生きてもらっています

しかも職務の性質上
とっても近くにいつもいることになります

牧師夫婦は
八百屋の夫婦とおんなじ感じです
ふたりでいろいろこなします

遠慮なく言いますが
しあわせです

いまなお日々が新鮮なことに
ふたりで驚いています

またこんなふたりを応援してくれる仲間がいてくれて
感謝するばかりです


結婚記念日はいつもお休みの日なのですが
毎年なかなか休めないので
今回は家族で出かけることをずっと前から決めていました


淡路島に行こう
と決めていました

でも今朝になって
息子たちと話してみると
なんだか淡路島という感じではなくて
もう一度白紙に戻して行き先を決めてみたら
京都市の科学館に行きたいということになりまして
そこに向かって出発しました

しかし向かっている最中に
ちょっと時間が中途半端だったので
まず昼食をどこかで食べてから
そのあとに科学館に行こう!
ということになりました

しかししかし
昼食にもちょっと早かったので
もうちょっと足をのばして
コンビニでお弁当を買って
太陽が丘公園まで行って少し遊ぼう!
となりました

しかししかししかし
息子たちも娘も公園がえらく気に入りまして
結局科学館に行かずずっと公園で遊びました
みんな歩けなくなるくらい遊びました

そして最後に公園の中のもう一箇所で遊ぼうと思って移動していたら
次男が落ちている携帯電話を発見したので
公園事務所に向かうことにしました

そしてそして無事携帯電話を届けまして
最後のもう一箇所に今度こそ向かおうと思いましたら
機関車があるのが見えまして
みんなでそこに行きました

そしてそしてそして機関車を数分見ておりましたら
長男が叫びました

○○○ちゃん!

あらま
教会の仲間とこんなところで会うことができました

しかも
いつかお会いできたらなあ
と思っていたお連れさまとも
こんなところで会うことができました

不思議ですなあ

淡路島でもなく
科学館でもなく
最後のもう一箇所でもなく

計画とはぜんぜん違う運びとなった本日のお出かけは

この出会いのためにあったのかなあ
と思うほどでありました

そもそも

計画どおりに事が進むということの中に
人間の汚さや醜さや自己愛までをも見出すわたしは

キリストに従うゆえに計画どおりにはいかない!
ということに喜びを覚える者でもありまして

本日はまさにそんな感じでございました

信仰とは
計画がくずされることに喜びを見出す生き様なのです



夕食もウチでちょっとばかり豪華に・・・


実は
夕食後に家族みんなで輪になって
いろいろとおはなししているときに
大感動
が起こったわけですが
中身は内緒にしておきます

ただそれが
やっぱり何の計画性もなく
だからはやりのサプライズとかではもちろんなく
端的に
その時間のその場所で
子どもたちの親への愛が
スパーッと
はじけるというものだったことだけ
お伝えさせていただきます


だいたいにして
結婚生活ってのは
計画どおりにいかないところに本質をもっているわけでして

今回の記念日は
それを象徴的に再発見する日となりました


それにしても
若菜さんに感謝感謝なのでございます