視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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アインシュタイン塔(塔望遠鏡)内部見学

2010-08-04 07:31:34 | 天文関係
8月1~3日と三鷹産業プラザで開催された「2010年天文教育普及研究会年会」が終了しました。
参加者150名強、うち会員外が40名強!という例年にない大会だったそうです。

研究会の会員でもない小生が天プラ高梨氏の依頼を受けて発表した「アスメン」についての報告(「アスメン」 ~天文ファンの“ゆるーい”繋がり~)も無事終了しました。
ホッとしています。
評価については、開会中の"つぶやき"をまとめた"togetter"が一例になるかと思います。

また天文教育普及研究会年会開催にあわせて、開催を依頼された「星と風のサロン」、
8月13日、ペルセウス座流星群が観られます~流星群の母天体、彗星を研究すると太陽系の何が解るのだろう?~
講  師:
野沢由依さん(日本女子大学大学院院生)

も、お陰様で酷暑の中、多くの方に参加していただきました。

発表資料作成にあたってご助言をいただいた「アスメン」の皆様、
そして「星と風のサロン」に参加していただいた皆様ありがとうございました。

8月13日、ペルセウス座流星群が観られます



さて、2010年天文教育普及研究会年会の最終日の昨日、国立天文台の塔望遠鏡(アインシュタイン塔)が参加者に特別公開されました。
塔望遠鏡は昭和40年代以降使用されておらず、内部は狸の住処になっていました。
昨年、内部整備が開始され今年6月天文台内でお披露目がありましたが、一般公開にはまだなっていません。
内部を見学できる貴重な機会となりました。

塔望遠鏡の詳細は下記資料をご覧ください。
http://prc.nao.ac.jp/prc_arc/arc_news/arc_news345.pdf

アインシュタイン塔外観。屋上のドームが光っていました。モノクロ・モードで撮影してみました。


長年"開かずの扉"だった入り口から見学者がはいっていきます。階段のステップは苔むしています。


塔望遠鏡(アインシュタイン塔)の整備にご尽力されている国立天文台天文情報センター・アーカイブ室中桐氏による塔望遠鏡の構造説明。


塔望遠鏡部、上から下をのぞいた写真。丸く見えるのはカセグレン鏡。


シーロスタット部。左側の鏡部で太陽光を受け、右側の反射鏡で地下の分光器室へ光を誘導します。ドーム部はおもったよりひろかったです。


地下の分光器室。将来的には分光観測関係の資料展示室になるそうです。


ツアイス製の高分散グレーティング分光器。その他ビックリするものが多数展示されていました。


地下分光器室横の空間。"昭和"を感じるなんともいえない雰囲気です。
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