視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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夏休み 2 鳥居記念博物館

2005-08-24 18:45:53 | 2005夏休み

明治から昭和にかけて活躍した孤高の人類学者、考古学者鳥居龍蔵の記念館を鳴門に訪ねました。
鳥居は日本のインディ・ジョーンズみたいな学者です。
彼は明治から終戦まで日本国内、モンゴル、台湾、中国東北部、東部シベリア、千島そして南アメリカまで人類学、考古学の実地調査をおこなっています。
彼が日本国内であまり知られてないのは、東大教授を辞してから、主に個人で研究をしていたことや、戦中戦後を中国の大学で教鞭をとっていたことによると思います。
最近まで忘れられた学者でしたが再評価されつつあります。彼の残した膨大な写真記録の一部はデジタル化されて東大のデジタルミュージアムからインターネットでみることが出来ます。
彼の記念館は鳴門海峡を一望出来る丘に建てられた天守閣状の建物のなかにあります。主に鳥居が使用した道具や書籍が展示されていました。
彼の足跡図を見て改めてその行動力に圧倒されました。

今夜は高松泊です。夕食は讃岐うどんでしょうか?

9/1 追記

鳥居龍蔵伝―アジアを走破した人類学者 岩波現代文庫 中薗 英助 著

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夏休み 1 フォッカー50

2005-08-24 13:19:34 | 2005夏休み
今日から遅い夏休み。旅に出ます。
自宅を出ようとしたら雨、そして涼しい。慌てて半袖シャツを長袖に着替えての出発です。
台風が近かずいているので留守宅が少し心配ですが・・
最初は名古屋セントレア空港から徳山までの約1時間の空の旅です。飛行機はフォッカー50、日本国内では絶滅寸前の双発のプロペラ機です。宮本常一の著書「空からの民俗学」にならってジェット機では味わえない低空からの風景を楽しみます。
残念ながら雲の切れ目から下界を眺める飛行でしたが、それはそれでニョキニョキした積雲を横目でみながらで面白いです。
これから鳴門へ向かいます。

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