視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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ぐんま天文台での初観望

2005-08-08 06:23:50 | 天文関係
先週の土曜日、ぐんま天文台での初観望にチャレンジしてきました。
夕方、16時すぎに天文台に電話をかけ、天気の予想を聞くと夕立次第とのこと。意を決して出発しました。
途中、駒寄PAでツーリングクラブ仲間のT氏と合流。T氏はご自身反射望遠鏡をお持ちで天体写真撮影の経験もあるので、ビギナーの小生にとっては心強い味方です。
22時前にぐんま天文台につくと控え室に通されました。今夜の観望予定者10数名が待機しています。皆ベテランそうで小生少しビビリます・・・
22時すぎ係りの方から、現在雲天であるが夜半になれば雲が切れるかもという説明でした。
とりあえず準備ということで、倉庫から移動式望遠鏡を引き出します。
赤道儀は電動式台車に載せ、望遠鏡は小生が抱えて設置場所にもっていきます。
電動式台車とは大げさなと最初は思ったのですが、設置場所までが坂路なのですね、すぐ納得。
設置場所について台車から赤道儀をおろし、組み立て始めるのですが、まだ目が暗闇に慣れていないのと、赤いセロファンをかけた懐中電灯の灯をたよりに作業を進めるのではかどりません。
赤道儀に望遠鏡を載せ、T氏のカメラを鏡筒に自由雲台をつけて固定します。
そしてバランス調整、とても独りで出来る作業ではありません。
やっと組みあがって空をみあげると、全天雲で覆われていて薄い雲をとおして、はくちょう座のデネブがひとつかすかに見えるくらい・・・

しょうがないので天気待ちで雑談で時間をつぶします。結構涼しかったです。
午前1時すぎやっとすこし雲が切れてきたので、極軸望遠鏡をつかって極軸あわせを試みますがどうも今一よくわからない・・・
係りの人に手伝っていただいて調整しますがなかなか大変でした。
でもこれがバッチリきまると長時間の写真撮影も充分可能だそうです。
そうこうするうちに東の空に火星が上がってきたので、火星をつかってガイドの望遠鏡を調整しました。
結局観望できたのは火星、プレアデス星団、アンドロメダ星雲といったところでしょうか?予定した天王星は捜せませんでした。
T氏は設置したカメラで長時間露光撮影を試みていました。結果が楽しみです。
3時すぎにに撤収し次回の予約(9月)をいれて4時すぎ帰途につきました。
帰りの関越ではところどころで仮眠をしながら帰宅しました。自宅について爆睡!
今回の反省点
1 もっと望遠鏡の操作に精通しないと
  まともな観測はできないと思いしった次第、
  特に極軸望遠鏡が重要
2 星座の位置を結構忘れてる、再学習せねば

Tさん、次回もよろしくお願いします。

コメント (2)
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