志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

焼津地酒倶楽部 焼津市民文化会館

2006-09-29 23:26:48 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント
やっとブログの方は二日遅れで志太地区に戻ってきました。
27日は、焼津市民文化会館で焼津地酒倶楽部でした。

まず最初の印象は人が多い。300人程度で過去最高の人手だそうです。

毎回書いてますが、焼津ではグラスになみなみ注がないとおこられます。
港町ならではの豪快な飲み方でつぎつぎと一升瓶が空になりました。

今回は、ひやおろし純米&ひやおろし本醸造原酒を
メインに特別出品は吟醸原酒H14BYです。
吟醸原酒H14BYは、日本酒度が高いにもかかわらず
独特のきれいな甘さとふくらみがありました。
このお酒をはるばる京都からきていただいたお客様にえらく気に入っていただきました。
またそれ以外にも何人もがこのお酒にはまったようです。

1.8Lで15本残っていましたが、28日には3本出荷となりました。
残りはいつ開けてみましょうか。 
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寝屋川 蔵元と美味い酒を楽しむ会

2006-09-28 08:31:36 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント

25日は品川より新大阪経由で寝屋川に移動。はじめて「のぞみ」に乗車しました。
しかも500系という見たこともない新幹線に乗れて満足でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A500%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A

蔵元と美味い酒を楽しむ会では、
・純米大吟醸
・純米吟醸原酒中取り焼津山田錦H16BY
・純米吟醸原酒兵庫山田錦H17BY を出品しました。
純米吟醸原酒兵庫山田錦H17BYが
人気で飲んでいてあきない気がつくとけっこう飲んでいて
あっさりしているようで実は味しっかりある不思議な酒という評価を受けました。

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松の寿・志太泉コラボ会2

2006-09-27 16:57:33 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント
9月23日のしんばし光寿出品酒情報を補足します。

・大吟醸原酒出品酒17BY
出品同一もろみの斗瓶違いです。

・大吟醸原酒9BY

・大吟醸原酒12BY

・純米活性にごり「ALL山田錦」

・純米大吟醸原酒16BY「静岡酵母」
HD-1使用ですが、意外なほど香りが出たもろみです。

・純米吟醸原酒斗瓶囲い17BY
H17BYでかなり良く出来ましたので例外として精米歩合50%ですが
(斗瓶)1本だけ斗瓶取りしました。

・純米吟醸原酒16BY

・特別本醸造生原酒17BY
アルコール19度にも関わらずなめらかです。

・純米吟醸「兵庫山田錦55%」

・梅酒(プロトタイプ)
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しんばし光寿 松の寿・志太泉コラボ会

2006-09-26 23:19:54 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント
9月24日は、しんばし光寿さんで松の寿さんとコラボ会でした。

振り返ってみると昨年の同じ季節の根地男山さんとコラボ会は
震度5の地震がありすべての交通機関が麻痺した日でした。

おかげさまで今年は地震もなく無事開催されました。
志太泉の今回の出品酒は皆様の好みで人気がわかれました。

前半では大吟醸原酒H9BY&H12BYを連続して飲んでいただきました。
H9BYはビターチョコレートっぽい感じと
H12BYの新酒のような若さにやわらかさだけをプラスした感じ
これは良い悪いではなく好き嫌いでしょう。
今年の出品酒も人気がありました。
中盤では、にごり純米の濃厚さと発泡感が評価されました。
うどんすきも美味しそうでした。
後半では、まだ梅がつかっている梅酒の
甘くない梅酒というコンセプトがうけてよかったです。
梅酒が甘いともたついてもう飲めないという気持ちになりますが
これはしゃきっとしてまだお酒が飲みたくなる梅酒です。
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煙突

2006-09-23 10:08:52 | 地酒
酒蔵のある風景として象徴的なのは煙突です。

米を蒸すのに必ず煙突は必要なものでした。
志太泉では今はボイラーを使用しているため
煙突から煙が出る事はありません。

静岡県は東海大地震の発生が予想されているため
老朽化した煙突をこのほど取り壊すこととなりました。
見慣れた煙突のある風景も
あと1週間ほどで変わってしまいます。
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稲刈り風景

2006-09-22 13:08:26 | ソノホカ
17日に蔵の近所の穂波が色づくとブログで書きましたが
今日には稲刈りが終わり天日干しされています。

日中は暑いですが日に日に秋らしさを感じる事が出来ます。

明日からしんばし光寿さんの会。
明後日は寝屋川米芳さんの会。
明々後日大阪営業⇒京都営業⇒藤枝。
と二泊三日のミニツアー開始ですが

重い荷物が大きらいでパソコンは持ち歩かないので
24日はブログは更新しない予定です。
23日と25日は気力があれば更新します。
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和釜を磨く

2006-09-21 12:43:04 | 地酒
ここ2日ほど和釜を磨いていました。

酒造りの前に米を蒸す釜は鉄釜ですので
どうしても多少さびてきます。
サンドペーパーでていねいに磨いて
その上からうるしを塗ります。

まだ製造開始までにはやらなければならない事がありますが
一つ準備が完了しました。
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篠田酒店の蔵元を囲む地酒まつり3

2006-09-20 12:51:39 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント
会が終わった後は、ご苦労さん会です。
ここではお客様と他の蔵元さんが気楽に出品されたお酒を飲みながら
いろいろお話させて頂きました。

篠田さんよりエスパルスドリームプラザに出店するという
めでたいお披露目もありました。
素晴らしい場所でますますのご発展を祈っております。

たまたま隣は正雪望月(弟)さんだったので
けっこうまじめに酒の仕事の話をしてました。
正雪は私が飲み手としてはいちばん好きな酒の一つです。
爽やかな静岡吟醸のテイストの中にある深いニュアンスが好きです。
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篠田酒店の蔵元を囲む地酒まつり2

2006-09-19 23:56:25 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント
前日の続きです。
○純米大吟醸原酒H13BY
かなり甘くはなやかだった酒ですが、意外にも華やかさや甘みより
むしろ米の力強さや酸が前面に出て甘みは後に隠れています。

○純米吟醸原酒H15BY
日本酒度+8.5ぐらいだったんですね。いまだに硬質な酒です。
力強さはいちばんあります。野趣あふれる印象。

○純米大吟醸H17BY
これは上品な吟醸香があり、端麗というよりスリムな印象。
それでいて存在感があります。ちょっと意味不明ですね。

○泉H16BY
個人的にはいちばん好きな酒。まだまだ若いです。
今後10年は酒として伸びていくと想像されます。

○泉H13BY
完成度は今回出品の中で一番。新酒当時は、はなやかな香りと
官能的な甘さがある酒で長期保存には向かないと思って
いましたが良い意味で裏切られました。
香りはやや落ち着き熟成による酒のやわらかさや深みだけが
純粋に酒にプラスされたイメージがあります。
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篠田酒店の蔵元を囲む地酒まつり

2006-09-18 09:08:32 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント
昨日は篠田酒店の酒の会でした。
篠田さんの会の最大の特徴は
蔵元も出席するまでどのお酒が出品されるかわからない事です。
つまり出品酒は篠田セレクションという事です。

ブースに行って驚きでした。
純米ひやおろしH17BY 純米吟醸焼津山田錦H17BY
ここまでは別に驚かないですね。
ところが
純米大吟醸原酒H17BY(田中杜氏)
純米吟醸原酒H15BY(千葉杜氏)
純米大吟醸原酒H13BY(高橋杜氏)
泉H16BY
泉H13BY
がセレクトされています。
ヴィンテージを意識した貴重な酒だらけです。
蔵元としてもひさしぶり再会する酒もあります。

他の蔵元の酒も貴重なヴィンテージ品がならんでいます。

さて志太泉ヴィンテージ品がどんな味だったかは明日です。
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穂波

2006-09-17 00:01:52 | 地酒
ここ数日ですっかり気温も下がり秋めいてきました。

蔵の周囲のたんぼは、飯米のたんぼですが、
今日気がつくとすっかり黄金色に色づきはじめています。

この穂波を見るとそろそろ酒造りの季節が近づきつつ
ある事を感じます。

製造計画もそろそろ本格的に考える時期でもあります。
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酒瓶の色

2006-09-16 07:58:16 | 地酒

「瓶の色によって日本酒の品質って違うの?」とういう質問を受けました。
その答えが、日本酒のリーディングカンパニーのサイトに
とてもわかりやすい説明とともに載っていました。
http://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/drink/00075.html

私が子供のころは一升瓶はほとんど、やや青みがかった透明瓶で
茶色の瓶が出回りだしたころはなにか違和感がありました。

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サプリメント

2006-09-15 12:58:20 | ソノホカ
最近地味にはまっているのがサプリメント。

ビタミン剤、カルシウム、乳酸菌製剤+ビール酵母、コエンザイム他
を飲んでいます。

このうちおそらく体の実際に貢献しているのは
乳酸菌製剤+ビール酵母と思われます。

亜鉛を飲むと味がよくわかるというけど飲んでも実感はわかない。

もと薬会社の社員のはしくれとしては効果には懐疑的だし
不純物も副作用はあると思うけど
気持ち的に効いたように感じるプラシーボ効果には全面的に期待しています。
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静岡県地酒まつり東京 その4

2006-09-12 23:57:34 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント
速報でもないので、その4です。
他の質問は、志太泉のホームページが
がどんな反響があるかという点です。

これについては、消費者の方だけでなく
酒販店や飲食店のプロの方も見てくれるので
そういう情報提供としては有効だったりすることと

特ににゃんかっぷでは、ブログからのリンク等の
双方向性により、コストなしかつ蔵元としては予想外の
PRできる事を話しました。
特にブログでは、いろいろな方ににゃんかっぷを取りあえげて
いただきうれしかったです。
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静岡県地酒まつり東京 速報3

2006-09-07 23:51:56 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント
まず最初の質問は、
「ワインではテーブルワインクラスで(750ML)1000円程度の飲める酒があるのに
対して日本酒(720ML)で1000円くらいではなかなか良い酒を見つけるのが難しいのではないか?」

いきなり想定外の質問です。
咄嗟の事なんで、プレゼンの中で話した
にゃんかっぷ純米吟醸が180MLで税込300円で720ML換算1200円。
小売価格で1000円と1200円では、シビアに言えば価格差はあるとはいえ
探せば良品はあるのではという事を話しました。
(にゃんかっぷは採算度外視だからね)

いま改めて考えてみると、まず消費者からみて現実問題
日本酒720ML1000円で良酒を買える可能性は低いでしょう。
理由は世の中にそんな安価で良い酒は一般的に流通していないためです。
しかし、そのような酒がないことはないし、
そんなコスト競争力のある酒を消費者が発見できる環境は、ネットの力で
でずいぶん整ってきたのではないでしょうか。
また蔵元が酒の情報を提供し続けていく事は大切な事だと思います。

もう一つは、単純にクオリティを上げていく事。
ここ数年多かった、原料米と精米歩合から考えていくと
にディスカウントされた酒を小さい蔵元が造り続けるのは
将来的には自殺行為となるでしょう。
但し志太泉でいえば、本醸造を現在のスペックで特別本醸造くらいの
クオリティにしていく事は必要だと思います。
(但し非常に難しいですけれど)
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