志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

名古屋局秋の鑑評会発表

2006-11-30 10:17:05 | 鑑評会 コンテスト

名古屋局秋の鑑評会の結果が発表されました。
純米酒部門で「純米吟醸焼津山田錦」が入賞しました。
詳細は⇒http://shidaizumi.com/past/nagoyaaki2006.htm

今回本醸造部門は出品しなかったです。
その理由は出品したかった志太泉酒造を代表する
本醸造である特別本醸造の精米歩合が50%のため
本醸造部門の出品規定である精米歩合が50%を超える酒に
該当しないため出品できなかったためです。

来年は60%の本醸造か本醸造原酒を出品予定です。

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ユニフォーム 外伝

2006-11-29 08:37:40 | ソノホカ
昨日は建設会社のユニフォームの話をしましたが
けっこう田舎では、
ネクタイにYシャツにスラックスというかスーツの下を装着し
その上にスーツでなく会社のジャンパーを着るのが
メーカーさんや建設会社等の営業さんの定番となってます。
営業シーンでも適切な服装として認知されてるような感じです。

でも東京に行くとあまり見かけない組み合わせです。
来年その服装で酒販店さんい営業に行ってみようかな。
ちょっと恥ずかしいですね。

おまけで志太泉のユニフォームのロゴを載せておきます。
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制服

2006-11-28 08:44:26 | 酒造り
志太泉酒造の最新の制服です。
といっても5年以上も前のものです。

個人的には気に入っています。
こういうユニフォームも
淡い色系と濃い色系があって
志太泉酒造は濃紺です。

建設業界の会社は、淡い色が多いように
感じますが私の思い込みでしょうか?
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天に月、地に山 余談

2006-11-27 07:52:23 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント

天に月、地に山さんのあるテーブルでこんな意見を聞きました。
日本酒が、現在の吟醸酒のような酒が普通酒並みの値段で発売されていたら、
革命的に市場が変わるかもしれない。
もしそれが成功すれば
2004年のアルコール100%換算のシェアで
(アルコール100%換算するところがいかにも酒類業界的な発想ですが)
ビール+発泡酒系で38%、焼酎30%、日本酒14%の比率から
日本酒が一気に市場を奪還できるかしれない。
 http://www.kirin.co.jp/company/irinfo/market/12.html

でも、おそらく(その価格革命)は難しいでしょう。
まず日本酒は原価が異常に高い酒です。
原料の米は高く、吟醸となるとさらに精米します。
一般論では小仕込みのほうが品質の高い酒ができます。

そうなると、原価の安い米を精米をあまりせずに
さらに効率よく醗酵させて大量生産をしてなおかつ
吟醸並みの品質を確保するのは現状では非常に難しいです。
また流通もビール並みのチルド輸送のシステムが必要です。
いわゆる菊水さんのふなぐちのような小量の缶容器に普及
が必要かもしれません。

でもそうなったら本当にシェアは革命的に変わるんでしょうか?
私はなんとなくそうはならない気がします。

※ここでいう品質の高い酒は、吟醸酒っぽい酒の事です。
品質の尺度はさまざまですが、とりあえずここでは。

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天に月、地に山 第二十八回日本酒の会

2006-11-25 07:17:11 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント

私はどっちかというと(のんびり>せっかち)です。
まあ静岡人はぼーっとしてる人間が多いです。
そんな事もあって一週遅れで
先週の日曜日の「天に月、地に山 第二十八回日本酒の会」のレポートです。
まず下にオフィシャルサイトに酒と肴のメニューです。
http://shidaizumi.com/past/tennituki2006.11.htm

お酒はH9BYからH15BYの熟成酒が中心で、肴も洋風テイストの創作刺身、
和風テイストの野菜あんかけ、ピザとかなり実験的なお料理です。
メニューの順番とお料理の順番も同じで
それぞれのコンビネーションも非常に良かったです。
今回は熟成酒といっても志太泉らしく淡い感じ酒が多く
また料理の味の強さもすごくマッチしていました。

「天に月、地に山」さんありがとうございました。

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暖かい朝

2006-11-24 08:40:17 | 酒造り
今日の朝の気温は12度。
酒造りには、かなり暖かすぎます。
昔と違って様々な冷やす設備はありますが、
それでもやはり冷たい冬の方が良いです。

三ヶ月予報による東海地方は
予報期間 12月から2月 平成18年11月22日名古屋地方気象台 発表

<予想される向こう3か月の天候>
向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、降水量等
は以下のとおりです。
この期間の平均気温は高い確率50%です。降水量は平年並または多い確率
ともに40%です。

12月 平野部は平年と比べ曇りや雨または雪の日が多く、岐阜県山間部は
平年と比べ雪の日が少ないでしょう。気温は高い確率50%です。降水量は
平年並または多い確率ともに40%です。

1月 平野部は平年と比べ曇りや雨または雪の日が多く、岐阜県山間部は平
年と比べ雪の日が少ないでしょう。気温は高い確率50%です。降水量は平
年並または多い確率ともに40%です。

2月 平野部は平年と同様に晴れの日が多く、岐阜県山間部は平年と比べ雪
の日が少ないでしょう。気温は高い確率50%です。

やはり暖冬なようです。
昨年の12月はかつてない寒さでしたが全く逆です。

それにしても岐阜県山間部はそんなに毎月特記されるほど
雪の日が少ないんでしょうか?
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山田錦精米歩合55%

2006-11-22 07:25:14 | 酒造り
この写真は山田錦の精米歩合55%の白米です。
胴割れも少なく良いと思われます。

胴割れというのは白米に入っている亀裂の事です。
酒造りを米一粒一粒の履歴と考えた場合
最悪の場合は米が洗米以降の工程で割れるという事になります。

この米を使った純米吟醸が上槽されるのは年末です。
これは香りのある酒に仕上げる予定です。
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日本酒ルネッサンス

2006-11-21 19:57:36 | 地酒
報告が遅くなりましたが11日には
名古屋の愛知大学車道校舎のオープンカレッジの日本酒講座
にゲスト参加致しました。
まず45分で原料の米、水の説明を含む醸造工程の説明をしましたが、
これはなかなか時間的に難しかったです。
この時間なら醸造工程だけの話にすべきだったと反省しました。

その後45分間で
日本酒再生の道について
講師である「丸鮨」丸尾氏。酒販店「あきさだ」店主明石氏と私が
半分は脱線でしたが、熱く語りました。

再生の一つの方向性としては、
≪ちゃんとした「和食」の復権とそれにあわせる旨い「日本酒」≫です。

未成年以外のブログ読者の皆様、ぜひ実践してください。
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千粒重

2006-11-18 15:46:43 | 酒造り
早速昨日の千粒重を確認してみました。

やはり人間が数えるのではなく
選別する機械に2000粒ぐらい入れると
未熟米等のよくない米を除き
1000粒を選別して測定する機械があるようです。

よのなかにはいろいろな機械がありますね。
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兵庫山田錦 特等玄米

2006-11-17 19:31:01 | 酒造り
これが兵庫山田錦特等の玄米です。

青米率が少なく
心白発現率が高く
大粒(千粒重27.25G)です。

千粒重とは、玄米の1000個の重さです。
これが重ければ大粒
軽ければ小粒の米ということになります。

よく考えてみると気合を入れて
1000個大粒の米だけ選んでいけば
千粒重は重くなります。
ランダムに何回かやった平均でしょうか?

そもそも1000個は人間が数えているのでしょうか?
1000個抜き出す機械があるのでしょうか?

調査して数少ない(?)ブログ読者に報告します。

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酒税検査

2006-11-15 23:59:07 | 地酒
月曜日から水曜日まで酒税の検査を受けていました。
大きな問題もなくほっとしました。

小さな間違いはいくつかありました。
その中の一つは電算系のデータと手書き系のデータが
一致しないところです。

やっぱり世代の差もあって
手書きのデータを作る人と電算データを作る人が違って
お互いの照合を一部のデータではしてないところがありました。
なんとなく電算データへの過渡期である
この時代にありがちの事のような気もします。

こう書くと蔵元も普通の会社っぽいところもありますね。
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なぞの白ワイン

2006-11-14 22:29:53 | 飲み物ならなんでも味見レビュー
先日なぞの赤ワインについて書きましたが
そのもらい物のもう1本なぞの白ワインを開栓しました。

私は根本的には赤ワインより白ワインの方が好きです。

でもこの前の赤ワインはそんなに美味しくないにせよ
まあまあなんとか飲めました。
でもこの白ワインはまずいです。

どうまずいか表現するのが難しいですが
酸が不調和です。日本酒でいうと酸うく。
香りがありません。
軽いえぐみがありしかもそれが爽やかでもありません。
書いていてもまずそうな感じですね。

多分他の人のブログでこの文章を見たら
私は返ってそんなまずい酒ならちょっと味見したくなります。
職業病ですね。
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忘れていた煙突の画像

2006-11-09 07:18:48 | 地酒
ブログ用に撮っていた煙突の解体写真がありましたが
公開する時期を逸していました。

でもせっかくなので公開します。
煙突はクレーンで吊り下げたうえで
2メートル程度に切って解体していきました。

写真はいちばん上の部分です。
こうして見ると大きいです。
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一年ぶりの大吟醸H10BY

2006-11-08 00:08:43 | 地酒
一年ぶりに志太泉大吟醸H10BYを飲みました。
これはもう蔵に在庫がない酒です。

味わいに軽いスモーキーな感じと
チョコレートっぽさがあります。
ところが味わいには不思議なふわっと感があります。

一年前の印象と比べて熟成が進んだ感覚はさほどありません。
ただし、ふわっとした丸さがさらに深まった感じがします。

日本酒の古酒の世界はまだまだ奥深いです。
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培養液を生成

2006-11-07 00:00:25 | 酒造り

昨日は培養液を生成していました。
と書くとマッドな感じですが
酒造業界ではあたりまえの業界用語です。
というのは嘘です。

昨日は培養液をつくってそれをオートクレーブで滅菌していました。
オートクレーブとは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%96

意味がわからない方安心してください。
蔵元だってよくわかっていません。

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