今晩は、クリスマスイブです。
めんどくさいので主語は省いときますので、後は勝手に各自お話を終わらせてください。
「クリスマスにはウィ―がほしい」
「そんなお願いはサンタにしろよ」
「サンタなんかいないんでしょ」
「サンタはいると思う」
「クリスマスにはサンタの格好した人がたくさんいるよ」
「いるならどこにいるの?」
「その人たちはアルバイトだよ」
「カナダにいるよ」
「それは多分アルバイトの人もいるだろうけど中には本物のサンタがいるかもしれない」
「カナダていうのは、斬新だな。でもカナダから海を越えて藤枝にそりでどうやって来るの」
「子供全員のところにはサンタが回りきれないと思うし」
「カナダの高い山から滑って来る」
「全員のところだけじゃなくて良い子のところだけにくるんじゃないの」
「確かにカナダには高い山はあって日本まで空を滑空してきても藤枝は雪が積もってないよ」
「サンタさんも、全員の子供のクリスマスに欲しい物はわかんないよ」
「そりには車輪もついているんだよ」
「だいたい日本にはトナカイがいないじゃん」
「サンタというのは、おじいさん。長い経験ですべての子供の気持ちがわかった人だけがなれるのかもよ。」
「トナカイじゃなくてねこがそりを引いていると楽しい」
「ねこは小さいからそりが動かない」
「でぶねこをたくさんつなげば動くかも」
「それはクロネコヤマトがプレゼントをもってくると言う事?」
「結局、本当のサンタさんとアルバイトのサンタさんを見分ける方法はあるの?」
「それは、すごく丁寧に『お仕事大変ですね。今晩は早くおうちに帰れるといいですね。』といえば、
真面目なバイトさんなら『そうですね。』と言ってくれるし
でも、本当にサンタという仕事のプライドを持っていれば
『私が本当のサンタです』と答えてくれるよ。」
「それで、その人は本当のサンタさんなの?」