「ふじえだおんぱく」って何?という方は、下の公式サイトをご覧ください。
http://fujiedaonpaku.jp/
それで、志太泉も「ふじえだおんぱく」に参加します。
志太泉のプログラムは、一言でいえば「日本酒教室」です。
こだわったのは、少人数にしたことです。
どちらかというと「ゆとり教育」でなく「詰め込み教育」です。
でも内容は、すごく初歩的なことで、なんにも日本酒の事をしらなくてもOKです。
以上。
3月25日静岡県清酒鑑評会の一般公開が開催されました。
昨年約380人の参加があったようですが、今年の参加者は500人を超えたらしいです。
今年は、スポイトを使用して参加者に自分のグラスに注いで頂く方式に変わりました。
これは、昨年まで最も注目を集める県知事賞のお酒(各部門1位のお酒)に参加者が殺到してかつ一部のお客様が、大量に飲酒される例もあったため、あまりにも早く県知事賞のお酒がなくなり、多くの方に試飲して頂くという当初の目的から外れる面があったからです。
もちろんお客様の利便性を欠く面はあるかと思いますが、静岡県清酒鑑評会の一般公開の趣旨は前述のとおり、多くのお客様のお試し頂くことです。何卒ご了解よろしくお願い申し上げます。
一般公開後、清酒製造業者が出品酒の利き酒を行います。こちらは、出品酒の品質向上(本来的な意味からすれば、出品酒の品質向上のための技術を市販酒に応用する事)が多分目的です。
以下は、私的な利き酒の感想です。(以下敬称略)
吟醸部門 県知事賞の開運は、香りも高く、味ではバランスの良いまるみがあり県知事賞に相応しい酒だと思います。審査では接戦と聞いておりますが、2位以下とは(酒質で)差があると感じました。
純米吟醸部門 首位賞の開運は、吟醸部門の酒とも共通する香りの高さ、味の上品さがありました。また上位の正雪は、これこそ酢酸イソアミルの吟醸の典型ともいうべき香りがあり、磯自慢はやはり酢酸イソアミルの香りが高くかつ味わいがありながらキレが良い酒でした。この3つの酒は、各々の御蔵のスタイルが高度に表現されたものであり、どのお酒が首位賞を獲得してもそれぞれ素晴らしいものかと思います。
また、個人的な嗜好として、白隠正宗は非常に美味しくもう一杯飲みたくなる酒と思います。
平成27年静岡県清酒鑑評会入賞吟醸部門、純米吟醸部門入賞しました。
(以下敬称略)
首位(県知事賞)は両部門とも開運です。
吟醸部門入賞酒銘は
花の舞 磯自慢 正雪 英君 葵天下 富士錦 初亀 天虹 志太泉 杉錦 国香 高砂 千代乃峯 若竹 出世城 脇田屋
純米吟醸部門入賞酒銘は
正雪 天虹 磯自慢 杉錦 花の舞 志太泉 白隠正宗 葵天下 白糸 出世城 高砂 国香 千代乃峯 若竹 富士錦 英君 喜平
とりあえず結果まで
3月9日静岡県杜氏研究会が開催されました。
静岡県内の杜氏が今年の新酒(吟醸酒・純米吟醸酒)を持ち寄り審査会を行います。
3月13日開催の静岡県清酒鑑評会の出品酒の検討会の意味合いもあります。
午後から杜氏研究会の利き酒に行ってきました。
もちろん個人的な酒の好き嫌いも考えますが、利き酒も鑑評会モードというか、静岡県清酒鑑評会での評価がよいかどうかという尺度で利き酒しました。
全般的に今年はお酒が甘いのかなという予想でしたが、やはり全般的にやや甘目でした。
吟醸酒では、開運さんのお酒がエレガントで非常によかったです。純米吟醸は、各蔵の酒質にばらつきがあり本戦であるも静岡県清酒鑑評会の純米吟醸部門も混戦模様かと思います。