志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

急遽決定 樹(たつき)ダイニング志太泉の会 2012.6.6

2012-05-24 09:26:57 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント

急遽、静岡市の樹(たつき)ダイニングさんで志太泉の会の開催が決定しました。

日時:6月6日(水) 19時より
場所:〒420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町12-14クニヨシビル1階奥
     樹(たつき)ダイニング 電話054-272-2236
人数:約20名
出品酒 全国新酒鑑評会金賞酒 入魂山田錦 純米吟醸焼津山田錦 純米原酒開龍 梅丸 特別本醸造 純米吟醸原酒愛山H19BY 
料金:6500円

協力:野中酒店 静岡市駿河区鎌田96-1    TEL 054-259-8903        

お申し込み、お問い合わせは 樹(たつき)ダイニングさんへ 

電話054-272-2236 受付時間:お昼12時以降 キャンセルのある場合は前日の早めにまでに

当日は、本数の非常に少ない全国新酒鑑評会金賞酒も出品予定です。酒質的にもバラエティに富む内容です。お魚を主体にした色々なお料理との志太泉の組み合わせをお楽しみください。カジュアルな雰囲気の会となりそうです。

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そう思う理由

2012-05-23 23:53:01 | 鑑評会 コンテスト

結論的に言って全国鑑評会で1位を発表したほうがよいと思う理由は

マスコミに媚びようがなんだろうが、少しでも、日本酒が話題になった方がいいんじゃないかとういう単純なものである。

全国鑑評会において(確率の高い仮定の話として)香りの高い大吟醸「××正宗」が全国1位受賞したとする。
その情報が、ある程度、成人非日本酒飲用者知れたとする。

その情報を受け取った成人非日本酒飲用者の内、①「××正宗」の金賞酒(あるいは大吟醸)、②「××正宗」のどれかの酒、③「日本酒全般」のいずれかを飲んでみよう行動に出るかもしれない。

①「××正宗」の金賞酒(あるいは大吟醸)を飲んだ人が

香りの高い大吟醸(純米大吟醸)を好きになる。

伝統型の大吟醸(純米大吟醸)を好きになる。

業界的な呼び名では中吟クラスを好きになる。
↓                   ↓
純米酒を好きになる    本醸造酒を好きになる
↓                   ↓
生もと、山廃等を好きになる  普通酒も好きになる
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
最終的に全般的な日本酒フォロワーになる。(極めて楽観的なシナリオ)
別に順路はこうでなくてもかまわない。

②「××正宗」のどれかの酒 ③「日本酒全般」
についても、それなりの順路をたどってかなり確率は少ないが全般的な日本酒フォロワーになる。

まあ、自分で書いていてもナイーブすぎるシナリオである。
次回は、これに対する、きわめてよくある反論について。

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放射性物質検査 梅丸 醸造用水

2012-05-22 20:10:56 | 酒造り

志太泉酒造は、国税庁による放射性物質検査リキュール、醸造用水のサンプル検査の対象蔵元となり、先日その結果を頂きました。

この結果は、志太泉酒造から出荷されるすべての製品の放射性物質に関わる安全性を担保するものではありませんが、リキュール(梅丸)と醸造用水からは、放射性物質は検出されませんでした。
http://shidaizumi.com/sake/foodsafety/radioactiveliqueur.pdf

平成24年5月15日現在の国税庁による、日本の酒類等の放射能分析結果は以下の通りです。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/anzen/radioactivity.htm

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きんしょうしゅ

2012-05-22 14:40:08 | 社会問題

最近の一連のブログではじめて「きんしょうしゅ」と打ってスペースを押した時「筋少酒」と変換されました。

人生が間違っていたのかもしれません。

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全国新酒鑑評会で1位が発表されない理由

2012-05-21 22:54:59 | 鑑評会 コンテスト

全国新酒鑑評会で1位発表されない理由は、発表すれば
発表する主体の酒類総合研究所がDisられる事が確定だからだと思われる。

だれだって(どんな組織)だって批判されるのがみえみえな事はやりたくないだろう。

順当にいくと、全国新酒鑑評会1位のお酒は、
(カプロン酸エチルの高い)華やかな(アルコール添加)大吟醸となるだろう。

そんなお酒が、仮にも全国新酒鑑評会1位のお酒≒日本一の日本酒となることに対して、日本酒の業界内部から多くの批判がおきるだろう。

批判は、主にカプロン酸エチルが高い酒が1位であること。
(伝統型酵母で造った酒こそ1位になるべき)

アルコール添加酒が1位であること。
(純米酒こそ1位になるべき)

という神学論争である。

カプロン酸エチルの高い酒を出品している志太泉が言うのは、きわめて矛盾しているのは承知しているが、志太泉としても、全国新酒鑑評会1位のお酒が、(カプロン酸エチルの高い)華やかな酒となったら正直気分はよくない。

やはり、蔵としての酒質追求のゴールはそれぞれの蔵は違うものと想う者として、仮に全国新酒鑑評会1位の酒という存在が蔵に名誉と注目と売上という実利をもたらすことにより、全国新酒鑑評会酒質への目標の収斂が仮に起きたとしたらいやだなあと思う。

ただ、こんなにも私的にも、Disりたい気持ちは、あるけれど、やはり1位を発表する事で少しでも日本酒に話題になってほしいと思う。

そう思う理由は、また。

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それじゃあどうすりゃあ注目してくれるか。

2012-05-20 00:28:24 | 鑑評会 コンテスト

もしも来年の101回以降も同じように全国鑑評会を続けていても、いつまでも日本酒業界内の中でのコンテストとなるんではないかと思う。
それは、それで価値のあることである。

ひとつ実現可能なことは、現在と全く同じ審査をして金賞を従来通り発表するのに加えて、評価の1位を発表するというのではどうだろうか?

あるいは、10位までを発表して、その10位までのお酒を現在池袋でやってる一般公開の時に審査委員が結審するあるいは(ブラインドで)一般投票して1位をきめるのをテレビ中継してもらうとか。

結局全国で約250の蔵が金賞という幸福を横並びで分け合ってるのは、平和で波風は立たないが、ニュースとしてのインパクトは薄いのだと思われる。

参加蔵数が減少傾向にあるとはいえ、この全国鑑評会は日本酒最大のコンテストであることは間違いない。だから、そこで1位を取る蔵には、「今年の日本酒NO1の○□■△蔵に決まりました」と、メディアに最大限露出するように、日本酒造組合中央会がそれなりの仕掛けをしてあげればいいんだと思う。やっぱり一位というのはニュースとして価値があるから、少なくともいまより注目されると思う。

ただし、おそらく100%近く、これは実現しないだろう。
理由は次回。

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今日は静岡松坂屋 全国鑑評会の現在

2012-05-19 09:47:10 | 鑑評会 コンテスト

今日は、静岡松坂屋にいきます。よろしくお願いします。
配達をしてから行きますのでお昼頃からとなります。

昨日は、日本酒業界の様々な方々から、お祝いの言葉を頂き、感謝しております。
本当にありがたいことです。

昨日の夕方からは、めずらしく藤枝法人会というところの会に参加しました。
(サラリーマンの方だと、イメージしにくいですが、地方のある程度商売を続けている自営業者というのは、商工会議所、法人会、青年会議所等の組織に加入している場合も多い。)
当然のように、全国新酒鑑評会の事は誰も知りませんでした。

今日の静岡新聞を見ましたが、どこにも、全国新酒鑑評会のニュースは載っていませんでした。

YAHOOのトピックスにも園山真希絵さんは載ってましたが、全国新酒鑑評会のニュースは載っていませんでした。

つまり、全国新酒鑑評会は日本酒業界では、昨日一番の話題であるが、
藤枝のローカルコミュニティでも、全静岡県的な報道でも、全日本のネット上でもほとんど知られてないという事です。

そりゃあAKB総選挙じゃないので、知られなくても当然といえば当然です。
ただ、少し寂しいなという気持ちはしました。

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平成23酒造年度全国新酒鑑評会金賞受賞

2012-05-18 13:58:05 | 鑑評会 コンテスト

100回目の記念となる全国新酒鑑評会で金賞を受賞することができました。
今までも受賞できた年もできなかった年もありましたが、今年を合わせて16回目の金賞受賞となりました。
これも、多くの方々のご支援のおかげです。
ブログという媒体を借りて、厚く御礼申し上げます。

静岡県では、三和酒造様、磯自慢酒造様、土井酒造場様、当蔵の4蔵が金賞を受賞されました。
昨年は土井酒造場様のみ金賞受賞でしたので、今年はよい結果となりました。
但し、昭和61年度の10蔵金賞受賞や平成2年度の12蔵金賞受賞に比較すれば、単純に数字は減っています。これをどう捉えるべきは、非常に難しい問題であり、言及する事はできません。

以下、受賞蔵のリストを見た印象です。
http://www.nrib.go.jp/kan/h23by/pdf/h23by_moku.pdf
・今年も東高西低の結果で、仙台局の成績が昨年に引き続き突出していた。
・地域的な入賞率は近年とあまり変わらない印象がある。
・福島県の受賞数が22、山形県16、秋田県16などが目立っている。昨年特に目立った宮城県は減少したがそれでも10受賞している。
・出品数は減少を続けてきたが、今年は876、昨年は875とわずかに増加した。100回記念だったらだろうか?



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志太泉 純米吟醸 焼津酒米研究会 H23BY 酒質メモ

2012-05-16 19:49:15 | 酒の味・香り

色 かすかにイエローがかった透明

香り 爽やかなレモンのような柑橘系の吟醸香 ライチ 若草 高級アルコール

味わい 透明感のあるフレッシュさ、ヴィヴィトな酸の存在感、ミネラルを思わせる硬質な質感があります。甘みは抑え目でドライな辛口です。

 

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23年4月~24年3月の日本酒出荷も前年を上回る。

2012-05-15 08:23:48 | 地酒

醸界タイムズより。
http://www.jyokai.com/?p=4534

ただし、今年の4月の主産地灘、伏見の日本酒売り上げは、苦戦しているらしいと直近の醸界タイムズに書いてあった。

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清酒市場に待望の底打ち感

2012-05-14 16:48:18 | 地酒

3月、4月、そして5月前半も志太泉の売上と前年の同月に比較すると好調である。

ただし、昨年の3月~5月は、震災の影響で大幅に売上が減少していた。
まず、震災による、計画停電、自粛による飲食店の売上減少があり、その後も、被災地支援のための東北地方への酒への需要のシフトが続いた。

他の震災被害のない東北地方の以外の蔵元も多くは出荷が低迷しただろう。

しかし、この被災地支援のため東北の地酒を飲もうという流れで、少なからぬ人がはじめて日本酒を飲んだ方ようである。

その中で少しでも、新規の日本酒の消費者が増えたと解釈すれば、日本酒にも久々のプラス要因となるだろう。

同じようなことが、醸界タイムズ2012年4月27日に書いてあった。

以下は醸界タイムズ記事の要約です。(業界用語は一般用語に変換しました。)

 国税庁発表の平成23年度(1月~12月)の清酒の出荷数量は、前年を1.1%増加した。これは、平成7年以来16年ぶりのことになる。消費者の酒離れ、少子高齢化に飲酒人口の減少という逆風の中で、300万石の大台割れ目前(注1)で、減少に一定の歯止めがかかったのは明るいニュースである。

 この大きな要因は、東北地方の好調な出荷である。震災被害の大きい宮城、岩手、福島各県は、対前年比114%、105%、100%という好調な出荷を記録し、在庫不足になるほどであった。さらに12月の寒波による需要増加、復興需要による仙台の飲食店市場の活況という追い風もあった。

 タイプ別の出荷から見ると、吟醸、純米吟醸、純米酒の高級酒が前年実績を上回り、東北の蔵元支援が数字に表れている、反面、日常的な酒である本醸造、一般酒は減少しており、清酒が日常的に飲まれるようになってきたとはいえない。

 平成24年になってからも、1月2月の清酒の出荷は前年同月を上回り、3月も同様であろう。これは寒さに恵まれたという側面が大きい。しかし、東北の蔵元支援により初めて清酒の味を知ったという若い世代も多く、清酒をベースにした和リキュールが女性市場に浸透し始めたという新しい動きもある。
 
 女子会などを通し飲酒需要の増加が期待できる女性の市場に対しては、低アルコール、清酒ベースリキュール、にごり酒等の女性が好む商品を浸透させていく必要がある。 

注1 1石=10斗=100升 300万石=3000万斗=3億本(一升瓶1.8Lにすべて詰めたとして) 日本成人人口1億332万人(平成23年7月総務庁統計局人口推計 当然、非飲酒人口を含む)としてざっくり、成人一人当たり一年一升瓶3本消費を大台としているということ。

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お題は猫

2012-05-12 18:54:58 | にゃんかっぷ


これがオリジナルのにゃんかっぷ


これがにゃんかっぷの似顔絵(?)


(蓮華寺池では)猫ちゃんのえさをペットの犬にあたえないでください。

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焼津酒米田植え2012.06.03

2012-05-12 07:29:24 | 酒造米

焼津地域酒米研究会より田植えのお知らせがありました。

要約すると
「焼津地域酒米研究会員の生産した米で造られた地酒の消費拡大のため、酒蔵、小売店、消費者による酒米「誉富士」の田植え体験を行います。」ということです。

開催日:平成24年6月3日(日)
時間:9:30~お昼頃 少雨決行
集合場所:JAおおいがわ東益津支店 焼津市中里354
田植え場所:松村輝夫氏水田 焼津市中里264
田植え方法:手植え
参加費:無料
持ち物他:汚れてもよい服装、着替え、タオル、田植えタビ、長靴など水田に入れる服装
その他:田植え後に簡単な昼食を用意し意見交換会を行う予定です

もし、参加したい方がおられましたら、5月23日までに志太泉の望月まで電話(054-639-0010)かメール(info@shidaizumi.com)でご連絡ください。 

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蔵元でMY梅酒を作ろう 神田えり子さんのブログ

2012-05-11 16:00:42 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント

6月2日の「蔵元でMY梅酒を作ろう」については
神田えり子さんのブログがイメージがいちばん掴めると思います。
http://erikan.sienta.jp/e76705.html

朝取りの梅をすぐ漬けるというのが、普通の梅酒づくりと違います。
スーパーマーケットの梅は、早くても収穫の翌日くらいに店頭に並ぶはずです。
すっきり系の梅酒の場合は、鮮度が酒質の違いに反映されます。

こちらは、2009年の梅酒づくりの時、参加者の方に撮って頂いた写真です。http://shidaizumi.com/summary/place/gallery/ume2009/ume2009.html

余談ですが、私は写真が苦手です。
これに関しては、はっきりとした苦手意識を持っています。
そのため、志太泉のサイトやブログはビジュアルの情報が少ないのが悩みです。

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にゃんかっぷラスタ瓶詰

2012-05-11 07:51:25 | にゃんかっぷ

今年のにゃんカップラスタ(梅酒)の瓶詰です。

1 レイメイという瓶詰機で梅酒を入れる
2 ビーカーで容量を調整
3 梅を入れる
4 カップのふたをのせる
5 打栓(ふたで密閉する事)
6 カップを洗浄


これがレイメイ瓶詰機です。
全国の蔵元で今なお現役の名機です。

今年から手押し打栓機から半自動打栓機となりました。
文字通り上から下に栓(ふた)を打ちます(押し付けます)

打栓後、カップ全体を水で洗浄します。

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