昨日は、多くの皆さんに志太平野美酒物語にご参加頂きありがとうございました。
志太平野の五蔵も多くの皆様に支えられて蔵元が成り立っている事を再認識させていただきました。
また、各蔵元、グランディエールのスタッフの皆様ありがとうございました。
イープラス移行初年度という事もあり、多々至らない点はございましたが、ご協力により実行委員長を務めさせて頂きました。
来年は杉錦、杉井さんが実行委員長となります。より一層のご支援お願い申し上げます。
以下、静岡新聞の記事となります。
https://www.at-s.com/news/article/local/central/637849.html
沼津で開かれる日本酒フェアです。
30蔵参加の大きなイベントです。
チケットはイープラスでの発売となります。
https://eplus.jp/sf/detail/2913770001-P0030001P021001
平成最後の全国新酒鑑評会にて金賞を受賞することができました。
3年連続20回目の金賞受賞です。
全国新酒鑑評会に関しては、
3年前までは、志太泉の酒質が評価されて結果が金賞になればよいという方針でしたが
昨年度から、金賞は取りに行くという方針にしました。
毎年いい塩梅でいくとは限りませんが、
出品酒の酒質を金賞として評価される範囲に寄せるようにしています。
静岡県関係の受賞は下記の通りです。
近年のアノマリーは、志太泉が金賞の時は、開運さんと花の舞さんも金賞。
全国の受賞蔵は下記をご覧ください。
https://www.nrib.go.jp/kan/h30by/h30bymoku_top.htm
たまに聞かれるんです。
目標とする蔵元はどこですか?
それは、(大きい蔵の方が問題ないので)
「月桂冠を目標としています。」とか
「獺祭のような蔵元になりたいです。」
という返答を想定したものだと思います。
尊敬している蔵元やら、
良い酒を造っているなという蔵元やら、
すごいなと思う蔵元はありますが、
目標とする蔵元はありません。
蔵元という言葉は、辞書を引くと
1番目に酒・醤油などの醸造元。
と書いてあります。
ただ、私見だと酒造業界内だと
蔵元の意味として酒・醤油などの醸造元の当主(オーナー)
という意味もありうると思われます。
そういう意味では
私が目標としている蔵元はいます。
実名を書こうと思いましたが
迷惑がかかるかもしれないので
やめておきます。
令和となりましたが、特にブログは変わりなく通常営業です。
以前もブログに書いた事はあるかもしれない話です。
わざわざ蔵の酒売り場に買いに来る人は、よっぽどの酒マニアだろうと思うかもしれませんが、そんな事は一般的にありません。
もちろん、マニアの方も来店されますが、圧倒的にそうでない方が多いです。
そうでない方が、かなりの確率で質問されるのが、
「(私は全く日本酒を飲みませんが)、日本酒に好きな方にはどんなお酒がおすすめですか?」
多分、日本酒の世界に「酒道」のようなものがあり、「酒道」の中に初心者向けの酒から上級者向けの酒までクラス分けされているイメージがあるのでしょうか?
まあ、これは私見ですが、そういうものは一切ないです。
あと、そういうのは嫌いです。
酒は、自由に好きなものを飲めばよいのであって、酒に貴賤はないと思います。
パロディで書くと
「天は酒の上に酒を造らず、人は酒の下に酒を造った。」
ただ、そういう言葉はホスピタリティを欠くので
日本酒の好きな方は、どういう酒を好むかという説があるかというと(すべて経験からの判断)
①アルコール度数が高い酒(原酒)を好む。
(これは、非常に確率が高い。だんだん薄い酒だと物足りなくなる?)
②純米酒系を好む
(まあまあ確率が高い。純米酒原理主義も根強い。亜流としてワインでいうところビオ派(オーガニック派)もあり。半面アルコール添加酒への拘りをもつ方も高い。また普通酒しか飲まないのもまた拘り)
③生酒を好む
(確率的には?生酒至上主義もあり。有力な流派として無濾過生原酒主義もある。半面アンチ生酒も根強い)
④高級酒を好む
(けっこう確率が高い。ブランド志向。限定品志向。これに関しては、日本酒好きにも実践派(のんだくれ派)とエキュゼクティブ派があって後者は高級酒志向なのではないいか?)
⑤はなやかな香りの酒を好む
(実際は確率が高いのでは。日本酒好きの方のよって『昔の日本酒は臭かったが、今はフルーティ』とかという文脈で語られるのか?香りの質の関しては、カプロン酸エチルの酒対酢酸イソアミルの酒という酵母宗教戦争もある)(吟醸酒(香り)が日本酒を堕落させた説く人もおり、まさに諸子百家。)
⑥辛口の酒を好む
(確率的には? まず言葉としての辛口の酒が好きなのか?(文学的、美学的な命題なのか?)味覚としての辛口の酒を好むのか?(味覚として辛口の酒の定義は?) そういう事をすっとばして書くと、年代として新潟酒全盛期の平成はじめに30~40才だった現在の60歳以上は全般に辛口好きでは?35歳以下は、甘い酒好きでは?
⑦御燗に向く酒を好む
(確率的には、少ないのでは)これぞ本格派で、生酛山廃系を御燗でというのはまさに日本酒の醍醐味といえるかもね。
こうやって書くのは、書けば書くほど、おもてなしから遠ざかっていく。
明日午前9時30分~45分のK-mix Hot Heart FUJIEDAで藤枝地酒と藤枝センベロの話ががオンエアされます。
https://www.k-mix.co.jp/fujieda/
(敬称略)杉錦、かわかつ、藤枝市場の代表の話が聴けます。
志太泉の話もカットされていなければ聴けます。
にゃんかっぷシリーズの「にゃんかっぷ 江ノ島」を販売している
「道楽やねこん家」が4月29日15周年を迎えました。
「にゃんかっぷ 江ノ島」も13年目です。
http://www.nekonchi114.com/
Facebook https://ja-jp.facebook.com/nekonchi.enoshima/
江ノ島の島に渡ったのは、3回かな。
島にはねこもいました。
富士山も見えます。
連休後半は、「にゃんかっぷ江ノ島」を片手に江ノ島に出かけてみたらどうでしょう。