志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

猫グッズ図鑑

2009-01-30 11:40:10 | にゃんかっぷ
河出書房新社より「猫グッズ図鑑」という本が発刊され
「にゃんかっぷ」も猫グッズとして紹介されました。

他にも楽しい猫グッズが多数紹介されていましたが
個人的には福猫最中、黒猫最中もある「猫最中」
そして「猫花札」に惹かれました。
ちょっと和の気分だったのかもしれません。

グッズ的なアプローチは地酒には
なじまないというお叱りもあるかもしれません。
それは、それでよく理解できます。

ただ、新陳代謝の少ない日本酒の現状を考えるとどうしても
日本酒に新しい入り口をつけて行く事は必要だと思います。

そして外見と中身これが二つ合わさって一つのモノとなることを
忘れてはいけないと思っております。
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第2回志太泉・5人の杜氏の酒を味わう会

2009-01-28 18:28:05 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント
1月27日は西日暮里稲毛屋さんで、
「第2回志太泉・5人の杜氏の酒を味わう会」が開催されました。
酒は、蔵元だけのものではなく、また杜氏だけのものでもありません。
また製造に限っても杜氏ひとりで出来るものではなく蔵人全員の協力で造るものです。
それぞれの共同作業で出来あがったお酒はあくまで総合的なものです。

酒とはそんな総合的なものであるにも関わらず、それぞれの酒に杜氏それぞれの色調のようなものが感じられました。
また様々な酒の個々の歴年が新酒とはまた違った魅力をのぞかせていました。
そんな日本酒のひとつの愉しみが存分に味わえる会でございました。

出品酒。
1.多田信男杜氏 大吟醸 S61BY
2. 中川国松杜氏 大吟醸斗瓶 H4BY
3. 高橋貞實杜氏 黒龍吟醸いっちょらい H6BY
4. 高橋貞實杜氏 大吟醸原酒 H9BY
5. 高橋貞實杜氏 大吟醸原酒 H11BY
6. 高橋貞實杜氏 大吟醸原酒 H12BY
7.  高橋貞實杜氏 大吟醸原酒 H13BY 
8. 千葉心一杜氏 大吟醸原酒 H14BY
9. 千葉心一杜氏 純米吟醸原酒 H14BY
10. 田中幸夫杜氏 純米大吟醸原酒 H18BY
11.田中幸夫杜氏 純米吟醸生原酒「愛山」斗瓶 H19BY
12.田中幸夫杜氏 純米大吟醸 H20BY
番外品 田中幸夫杜氏 純米吟醸 H20BY

お酒の会で最後に人気アンケートをしましたところ

1位 6.高橋貞實杜氏 大吟醸原酒 H12BY
2位 1.多田信男杜氏 大吟醸   S61BY
3位 5.高橋貞實杜氏 大吟醸原酒 S11BY
3位 11.田中幸夫杜氏 純米吟醸生原酒「愛山:斗瓶」H19BY

特に印象的だったところをいくつか書きます。
1.約23年を経ても、なにか青春を感じさせるような若々しさがありました。
2.静岡の酒造史において存在自体が隠蔽されている静岡県酵母NEW5-4-10による酒でした。この酵母のお酒にしては驚異的な保存状態の良さでした。素直の美味しいとも思える熟成のしかたでした。
3.多分5BYだと思います。これも若さがいまだにありました。
6.人気がうなづけるバランスの良さでした。欠点が見つけにくい酒でした。


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名古屋国税局巡回指導

2009-01-25 21:42:06 | 酒造り
名古屋国税局の巡回指導がございました。

短時間の指導でしたが、全般の指導を受けました。

その際は、名古屋国税局の鑑評会の話題となり、今年も、昨年のスタイル(本醸造と純米酒のお燗での評価)を踏襲すると伺いました。

昨年の鑑評会では、純米酒等では、お燗での評価のため、精米歩合が65%前後の酒の方がいわゆる吟醸タイプのものよりも評価が高かったようです。
また、全般的に生老ねの評価がどの蔵も多かったということです。これをどう解釈するかは難しいところです。
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純米吟醸 焼津酒米研究会山田錦 H20BY

2009-01-23 23:22:41 | 地酒
純米吟醸 焼津酒米研究会山田錦 H20BY発売開始しました。

香りは穏やかな柑橘系の香りと軽いこうじの香りがあります。
味わいは、新酒ということもあり、志太泉にはめずらしく、やわらかというより力強い味わいです。米の味わいが拡がり、酸にも存在感があります。

お燗は、あえて温度をかなり高めにしたほうが美味しく飲めます。
これからどのようにやわらかくなるか楽しみな酒です。
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イーハトーヴォ見学会

2009-01-21 18:49:55 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント
1月17日は毎年恒例のイーハトーヴォ見学会でした。

ありがたい事に昨年も来て頂いた方も多いので重複しないように、いつもあまり話さない志太泉の歴史の部分を少し多めに説明させて頂きました。

今は蒸しからしぼりまでのすべての工程が見学できます。
酒造りそのものは最適な時期です。

しかし、その年の出来上がった新酒の味見となるともっと遅い時期の方がお酒の種類が揃います。
反面、酒造りの蒸しや麹の工程は、もう終わってるかもしれません。

お酒は、新酒の昇龍(地元山田錦精米歩合70%純米酒)特別本醸造原酒、本醸造にごり、純米吟醸焼津山田錦、それにプラスして昨年の純米吟醸原酒愛山も味見してみました。

見学の後は、イーハトヴォで志太泉を囲みながらマスター秘蔵のH16BY純米大吟醸原酒、H19BY純米大吟醸原酒、H14BY特別本醸造原酒等も加えてお料理と酒談義を楽しみました。

写真のきのこのクリーム煮と昇龍の組み合わせが特によかったです。
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静岡県沼津工業技術支援センター技術指導

2009-01-14 22:57:44 | 酒造り
1月7日静岡県沼津工業技術支援センター杉本先生による技術指導がありました。

技術指導は、志太泉で二蔵目という事で、今年の静岡県の造りの傾向はまだわかりませんでした。

最高ボーメがもろみによりやや高い(溶け具合を示す指標でやや溶け気味)という指摘もありましたが、もろみ全般には、香りがあるという高評価を頂きました。

後は、上槽(しぼり)で酒にくせをつけないようという指導がありました。

静岡の酒は特に上槽が大事です。
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