志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

志太の地酒 地酒人気ランキング

2007-04-27 10:25:23 | 地酒
フルネット地酒人気ランキングのお話の補足です。
先日人気酒820商品の都道府県別登場数において
1位山形県73商品 同1位新潟県73商品に次いで
静岡県は53商品で3位にランクインしています。
さらに志太平野美酒物語参加蔵では21商品が
ランクインしておりこれは14位の青森県と同数です。
志太地域の酒の人気の高さを示しております。
また銘柄別の人気でもの磯自慢酒造が2位にランキングされています。

このランキング全国の名酒居酒屋102点の人気投票です。
一般の人への志太の地酒の認知度はここまでは達していません。
酒蔵がこの地域にある事を知らない人も多いです。

しかし各蔵がコンスタントな酒質を保てば
いつかだれもが日本酒の銘産地といえば志太地域となる時代が
来るでしょう。
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山田錦 大吟醸パン

2007-04-25 15:16:19 | 酒造米
山田錦の産地小野市より、山田錦のパンを頂きました。
小野市のサイトから引用すると
大吟醸パン 小野産山田錦を集荷している兵庫みらい農協と契約栽培している、全国鑑評会金賞も受賞した、東北の銘蔵名倉山酒造で作られた「大吟醸」を生地に練りこみ、表面に金箔と「山田錦」の印を押した逸品、食パン「大吟醸」パンも好評販売中です。1本(1斤半サイズ)1,000円・ハーフ550円

高価なパンだったんですね。
普通のパンに比べて固くて食感がもっちりしています。
軽くトーストすると普通のパンよりはるかに
かりっとした感じになります。
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仕事に失敗はつきものです

2007-04-24 13:03:43 | 酒造り
仕事をしているとやっぱり失敗する事もあります。
もしかしたら仕事でかつて一回も失敗してない人もいるかもしれません。
ただ大多数の人はなにかしら失敗するものです。

仕事の失敗といっても、
例えば忘れ物をしたり用事の時間や場所も間違えたり
するようなどんな仕事でも普遍的に起り得る失敗から
野球選手のバント失敗のように特定の仕事しか起こりえない失敗もあります。

蔵の仕事特有の失敗はなんでしょうか。
ガラス系の物を扱う事が多いのでなにかを割ってしまうという事があります。
蔵のポピュラーな失敗として瓶を割ってしまうことがありますが
空瓶を割ってしまう事は割と軽微な失敗です。
それと比べ酒瓶(中身入り)を割ってしまう事は非常にばつが悪く参ってしまいます。
私は幸いにも五年以上は中身入りの酒は割っていないです。

ところがこの間「浮ひょう」というものを割ってしまいました。
これはアルコール度を測定する重りのようなもので○万円するものです。
実に実に痛かったです。

ほとんどの皆様のほとんど人生において「浮ひょう」を割らずに終わるでしょう。

ちなみに「浮ひょう」を割る事で特に人間な成長はなかったです。
人生において「浮ひょう」が壊れた光景が見れるだけです。
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純米吟醸 焼津酒米研究会 山田錦 飲み残し

2007-04-23 23:30:26 | 地酒
こんばんは!
今は「志太泉 純米吟醸 焼津酒米研究会 山田錦」飲み残しを飲んでいます。
この酒は、開封後約2週間。720MLで約300MLぐらいの飲み残して
冷蔵庫に放置されていた酒です。
けっこう一般家庭でありがちな状況だと思います。

この酒自体は、開封直後は、まだまだ硬め味だなと思ってました。
2週間まずまずの悪条件にさらされた後ですが
かすかな生老さえ気にしなければ
すごく味が開いてまるくなっています。

ひとつの酒で二度美味しいですよ。
現実を見据えてみると悪保存条件でそれなりに美味しい酒というのが
これから必要だと思います。
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焼津地酒倶楽部 春の新酒まつり

2007-04-22 22:35:02 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント
18日は焼津市民文化会館にて焼津地酒倶楽部春の新酒まつりでした。

開会では、杉錦の杉井社長が
フルネットの地酒人気ランキングで
静岡県の酒(一つの蔵で複数銘柄あり)の登場回数が
新潟、山形に次いで3位にランクインしているというお話がありました。
本当に新潟や山形といわゆる酒どころで蔵の数も大変多い県に
比べて蔵の数も少ない静岡の酒の健闘が光ります。

焼津では相変わらず、お客様の飲みっぷりが良いです。
純米とか吟醸に拘わらず、「うまけりゃいいら」という感じです。

志太泉では、朝比奈山田錦の精米歩合70%の「昇龍」
と純米吟醸「焼津酒米研究会山田錦」の評判が良かったです。

お酒だけでなく、おでんとおさしみと水産加工品が楽しめます。
写真はぬかやさんの「おさかなやさんのサンドイッチ」です。
カレー味&マヨネーズ味&おさかなのコラボはやはり焼津ならではの味です。
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全国新酒鑑評会における最近の酒質動向とその目指すところ2

2007-04-12 23:44:34 | 鑑評会 コンテスト
前回の要点は、カプロン酸エチル
5PPM未満のグループ(280点)Aグループ(香りが低いグループ)
5-7PPMのグル―プ(494点)Bグループ(香りが中位のグループ)
8PPM以上(245点)Cグループ(香りが高いグループ)
の金賞率がAグループ20% Bグループ30% Cグループ23%と言う事で
金賞率にはあまり違いがないという事です。

ところが入賞率には歴然とした違いがあります。
グループ別の入賞率は
Aグループ45% Bグループ53% Cグループ58%
明らかに香りが高い酒の方が入賞率が高くなっています。

この事実から何を読み取ればいいのでしょうか。

実はこの後、香りの高低による特徴という部分で以下のように
記述されています。
香りが高い区分のものは、香り不調和の傾向がある。
一方、香りが低い区分のものは、渋みの指摘が少なく、
酢酸エチル臭及び濾過臭の指摘が多い。また高い区分の
ものに比べ、木香様臭の指摘が多い傾向がある。

私なり解釈すると
香りが高い酒は、酢酸エチル、生老ね、つわり香等
マイナス評価される部分をすべて覆い隠す化粧のような効果
があるのでとりあえずなにがなんでも入賞したいときは
とにかく香りの高い酒を出す戦略が有効。
(注 酢酸エチル濃度に関しては、統計的にカプロン酸エチル
と逆相関はあるが、個人的に、根拠はないがお化粧効果の方が
大きいような気がしている。)

反面厚化粧がすぎるとカプロンばなれとか
香味不調和となる危険性もある。

ただし、蔵元や杜氏にとっては金賞と入賞では雲泥の差なので
やっぱり香りはカプロン酸は6PPMぐらいのいい感じかなあ。

志太泉を含めほとんどの蔵では、社内でカプロン酸エチル濃度
は測定できません。だから感で計るしかないです。
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尾張一宮で英君を飲む

2007-04-11 00:24:19 | 志太泉が関わるお酒の会やイベント
こんばんは。
今日(厳密にいうと昨晩)は、一宮のよし亭さんの
英君を楽しむ会になぜかゲスト参加してきました。

緑の英君系も大吟醸の静岡酵母系も
うまくHD-1を使ってますね。
但し問題点は英君の社長は、自分の酒の会なのに
リラックスしすぎです。

気を使っていただいて志太泉のH15BYとH18BYの全国出品酒
も出品していただきました。
H15BYはカプロン酸エチルがくずれずに
出品当時のイメージのまままとまっていました。
とりあえずその事に安心して寝ます。
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名古屋局鑑評会 一般公開

2007-04-10 15:50:49 | 鑑評会 コンテスト
こんにちは、今日はこんな昼間から名古屋のまんが喫茶にいます。
たまにはいいか。

午前中は、ウェスティンホテルで名古屋局の鑑評会の純米部門と吟醸酒の表彰を受け、
お昼は開運の土井社長、波瀬杜氏、臥龍梅の鈴木社長、富士錦の清専務
と天丼を食べました。

午後から、利き酒ですが、昨年までは、吟醸、純米の2部門がありましたが
、今年は各蔵元ともどちらか一方だけになりましたので、
酒の数も少なくなった分ゆっくりと利き酒ができました。

全体を通して今年はやや甘めの重厚なお酒が多かったように感じます。
志太泉の酒は、ボディがしっかりとしてよかったと思います。
富士錦さんの酒の出品酒として非常にレベルが高く感じました。

夜は一宮に移動です。
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必勝 勝ちだるま

2007-04-09 11:41:46 | 地酒
昨日は、統一地方選でした。

今回も樽も酒も1本も選挙がらみの需要はありませんでした。
(鏡開きの樽はいいけど酒があったら法律上まずいですが..)

かつて、選挙が蔵元にとって需要を生み出していたころのなごりが
「必勝 勝ちだるま 志太泉」という包装紙に残っています。
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地酒人気銘柄ランキング2007-08年版

2007-04-06 20:15:47 | 地酒
地酒人気銘柄ランキング2007-08年版(フルネット)
純米大吟醸部門で「志太泉 純米大吟醸」が49位。
純米吟醸部門「志太泉 純米吟醸 八反35号」が71位。
にランキングされました。
これは102店の人気名酒居酒屋が、
各部門で人気順に1位50点、2位40点、3位30点、4位20点とランクを付けた集計の結果です。
志太泉はいつものように居心地の良いマイナーぶりを発揮しています。

あんまりマイナーすぎるとこの業界でいきていけないかもしれないのですから
生き残る程度の知名度は必要かなと思いますが
まあいまのところこんなところでいいような気がします。
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