ネガフィルムのデジタル化・・・・・
一通り纏まったものからという事で まずはこれを掲載してみる事にしました。
1990年6月・・・・いよいよ終焉間近となった西武351系電車・・・・。
引退を1週間後に控えた6月17日・・・・
鉄道友の会 東京支部主催の団体貸切列車が萩山-拝島 間で運転されました。
萩山駅の電留線に停車中の351系の隣りを こちらも懐かしい801系使用の快速急行 西武遊園地行き が通過していきます。
電留線から2番ホームへ入線する351F・・・・・
鉄道友の会の会員以外にも多くのファンが見守っていました。
団体客が乗り込んだ後、いよいよ拝島へ向かって行きました・・・・。
団体列車を見送った後、同じく萩山駅の3番ホームには 通常運用中の355Fが仕業中・・・・。これに乗って 一橋学園駅まで向かってみました。
一橋学園駅で 上り電車と交換のため小休止・・・・・。
一橋学園駅を出てロケハンしながら本町信号場方面へ歩いてみました。
線路をまたぐ跨線橋で待っていると353Fが通過していきました・・・。
引退時 最後まで残った351系は3連x3本・・・ それぞれオリジナルのヘッドマークを取り付けていたのが印象的。 この353Fに取り付けられた多摩湖畔をイメージした手書きのヘッドマークは非常に素晴らしいものでした。
同じ電車が行ったり来たりの多摩湖線・・・・
運転間隔は20分程度と 歩きながらのロケハンには快適です・・・。
351系 最後の優等運用としては 当時、野球開催日に運転されていた国分寺駅発 西武遊園地行きの臨時準急列車への充当でした。 青路にリボンの入ったマークを付けるのは355F。
同じアングルで撮影した353Fも載せておきます・・・。
団体列車が再び 萩山駅に到着・・・・。
ホームは再び撮影会場と化しました。
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そして 6月23日、ついに本当の「さよなら」運転が行われました。
最後の列車になったのは351F・・・・・
後追い撮影となってしまいましたが 今となればこれも良い想い出に・・・・
乗務員室には花束が・・・・ そして単線の多摩湖線ならでは?というのか 皆 窓を開けて最後の車窓を楽しんでいました・・・。
撮影後、後続の萩山行き(401系)に乗車し、萩山駅へ向かってみると 先の351Fは まだ停車中。 最後の撮影とばかり色々とスナップしておいた次第・・・。
「ガイコツ」と云われた引っ掛け式のテールライトも西武では見納めに・・・・
旧型国電時代から続いたプレス式ドアもこれで見納め・・・・・。
ホーム上には惜別の横断幕を掲げた駅員の姿が・・・。
彼らも これで最後となる「赤電」の姿を惜しんでいるようでした。
やがて 回送列車として玉川上水基地へと去っていきました・・・・・。
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翌日・・・・ 未だ開設間もない玉川上水基地構内で 3編成並びの撮影会が開催されたのですが 当の自分はこちらには参加出来ずに終わってしまいました・・・・。
以上、まずは西武351系電車を載せてみました・・・・。