むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

TOMIXの古い24系客車に悩む・・・・

2012-01-25 22:32:00 | 工場長の独り言

当鉄道に在籍する24系客車の中でも 実車の登場期に製品化されたTOMIX製の北斗星編成というのがあります。デビュー当時の編成ですから現行編成とは異なるものの 今となっては それはそれ・・・・という事で 結構なお気に入りの車両だったりするので、最近のマイブームであるLED室内灯の取付工事に取り掛かる事にしたのです・・・。しかしながら何分 今となっては古い製品ですし かなりの走行歴を重ねていますから 模型とはいえ少々くたびれた感じがしているのも事実・・・、今回 この工事と同時に ある程度のレストア作業も並行しようか?と思い描くようになった次第・・・。 レストア作業の準備として まずは車体を分解して いつものように車体部分を中性洗剤で洗う事から始めました。何せお気に入り?の車両だけに 手垢が結構ついていたりして 意外と汚れていた事も判明・・・、歯ブラシを軽く当ててブラッシングした結果、ブルーの車体は結構鮮やかになったような気がします。 その反面、どうしても気に入らない部分があるのも事実・・・、それは 車体部分の金色帯の色がところどころ剥げかかってしまっていること。このラインがキッチリ決まっていれば 洗浄処理だけで輝きを取り戻していたかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

古いTOMIX製品では この金色帯が印刷処理(多分・・・)で施されているのですが この金色印刷部分の定着性に欠けており 長年の取り扱いによって 金色部分の印刷が落ちてきている・・・というのが真相なのでしょう。 なにぶん メタリック系塗料の定着性については ネット上の模型記事等々で結構触れられている部分・・・。同時期の製品であるKATO製の同列車の模型のほうは 金帯表現がホットスタンプ方式なので 帯色の光沢が失われておらずTOMIX製ほど くたびれた状態では無いのです。 両者とも最近の製品では 何れも印刷表現に落ち着いたようですが 印刷用顔料の性能が良くなったのか? 発色&耐久性共々、心配無いレベルに到達したようです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で・・・、このTOMIX製品のレストア時、この金帯を綺麗に復活してやるか?というのが一番の問題点。 サードパーティーからは 帯のインレタ等も販売されており 入手も可能ではあるけれど インレタの場合は やはり定着性に難があるうえ、一時的には良くなるだろうけど 長続きしないのでは?という心配がある。 他に代用できそうなものがあるか 色々と探してみましたが あまり良い答えが見つからない・・・。 最近になって 内装シートで定評?のエヌ小屋さんから「金帯シート」というのが発売されたらしいけれど 果たしてこれはどんなものなのか・・・?

早速ネットサーフィンしてみましたが 発売直後の新製品という事もあり ユーザーレビューなんてのは 殆ど無い・・・・、と思ったら  とある模型屋さんのブログで試用レポートというのがありました・・・。画像入りでなかなか判り易い記事で参考になる・・・。肝心の「金帯シート」・・・、極薄樹脂フィルムに金属蒸着という製法のものらしく 使い方はデカールと同じみたい。 画像を見た限りではフィルム厚もそれほど違和感のないイイ感じに仕上がっている・・・・。 って事で 当鉄道でも 試しに購入してみようかな?と思いました・・・いつものジョーシン電機の通販で扱っていたので わざわざ模型屋に出向かなくても良さそうです・・・・。

そしてもう一つの方法・・・・

LED室内灯製作の際、光源の遮光に使用しているメタリックテープが使えないか?ということ。 ニチバンの「マイラップ」というラッピング装飾用として販売されているこのテープ・・・、当工場で使用しているのは金色のもの・・・(他に銀・緑・ピンクなどがあるみたい・・・)フィルムは確かに薄いので細く切り出せばそれなりに使えないだろうか?と思いました。 ガラス板の上で切り出せば断面も綺麗に上がるので(←これ ひとつのテクニック!)上手くいきそうな気がするのです・・・。ただ、このフィルム・・・模型に使用した場合、やはり光沢具合が気になりそう。 マット仕上げのものも期待したいところですが それじゃ本来の用途には使えないんだろうな・・・?  まあ、この類のテープってのは 文具屋やホームセンターで購入出来るし、価格も安価なのがいいところ・・・1本5m巻のものが¥100-程度で入手出来るんだもの。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と・・・、まずは思いつく事をメモ代わりに書いておきました。古い客車のレストアとはいえ 結構悩むところです。