むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

久しぶりの大量増備!

2010-06-01 10:05:17 | 工場長の独り言

今日から6月・・・・

昔話をしてみれば 「衣替え」という言葉もありましたが・・・今現在では死語となってしまったのでしょうか? 学生ファッション(というよりも 制服か・・・)を見てみても 6月1日で一気に変わる・・・といった事は無くなりました。厳正な学校ならば こういった事にも厳しい決まりがあるのかもしれませんが やはりここ数年の温暖化?というのが影響しているのかもしれませんね・・・・。

さて・・・今日は久しぶりに模型の話。

先週末は月末ということもあって 当鉄道の車両管理所にも久しぶりに大量増備!がありました。 それも電気機関車8両に寝台用客車が9両・・・・。電気機関車の内訳はEF65一般型(TOMIX)が2両、500番台のF型が4両(KATO)、それにEF81(KATO)が2両 新製?配置されました。 寝台用客車というのは 現行の寝台特急「あけぼの」号をそのまま再現した9両編成・・・。

当車両管理所においては どれから手を付けたら良いのか迷うところです。 電気機関車群に関しては パンタグラフの塗装、及び当鉄道の標準カプラーであるKATOカプラー化改造が必要・・・。 日曜日の夜にカプラー改造工事だけは実施したので とりあえずのところ 線路上で他の車両を牽引する事は可能です・・・。しかし個々のディテールアップを図ろうと思うと 本当に優先順位が付けられない・・・・。もっとも 最近の車両完成品は非常に完成度が高いので 手を加える必要なんて殆ど無いといってよいレベルですから 無改造のままであっても 見栄えはそれほど変わりません。 ただ・・・個々の機関車への愛着?というのか 何とか自分なりに手を加えたい! というのが模型愛好者なら誰でも思う事でしょう・・・・。せいぜいスカート部分のエアホース等、自分なりに取り付けてみれば愛着が湧くものなのです・・・・。

EF65一般型・・・今現在、実機では風前の灯火となりましたが 国鉄時代の貨物列車を再現するには必ず必要となる機関車・・・・いわば名脇役とでも言いましょうか、黒い貨車だけで組成された長~い貨物列車の先頭に立って 黙々と働いていた・・・そんな印象があります。 当鉄道においても 実車と同様に 黙々と働いてくれる事でしょう。

同じEF65一族の中でも500番台のF型と呼ばれる仲間・・・500番台は高速仕様の意、さらにF型の「F」はFREIGHTの「F」・・・・高速貨物列車牽引用に誕生したグループ。 日本の高度経済成長期における物流を支えました。 ただ、高速貨物列車牽引には機関車1両では力不足・・・重連運用では沿線の変電所の容量オーバーに繋がるなどして 本来の用途としての運用は短期間で終了・・・後には一般型と同様に通常の貨物列車牽引に精を出していました。 このような背景から「悲運の名機」とも呼ばれ 我々ファンを楽しませてくれました。 また、最終配置が高崎だった事も影響してか 自分には非常に馴染みの機関車です。 当鉄道では もちろん高速貨物列車運用に充当、さらには実機がそうであったように ブルートレイン牽引のピンチヒッターとしての充当も楽しめそうです。

最後になったEF81ですが・・・これは「あけぼの」用客車と合わせて購入したといっても良いものです。 ちょうど先日の東北旅行の際にお世話になった「あけぼの」号・・・・、自分にとっては今が旬?といったところです。 メーカーが自分の旅行日程に合わせて商品化してくれたのではないか? と思えるぐらいのグッドタイミングでした。模型のほうは もちろん「あけぼの」を牽引させて楽しみますが むろんそれだけでは勿体無いでしょう。 これから色々と考えてみるのも楽しい一時ですし・・・。

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と・・・・久しぶりの大量増備に沸いた 我が車両管理所ですが、正直なところ・・・今の我が家に 列車を走らせるスペースなんて何処にもありません。 これは以前にも書いたかもしれませんが 実際に線路を敷いて走らせられるのは一体何時の事になるのだろう・・・・・? 老後の楽しみ?として取っておくには先が長すぎるし、 やはり禁断の世界に足を踏み入れなければならないのか・・・・? 家中に線路を引きまわして 同居人の迷惑も顧みずに列車走行を楽しんでしまおう・・・という 一種のリフォーム。 どこかにそんな願いを叶えてくれる「匠」は居ないのでしょうか・・・? 維持・管理も大変だしね。