拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

久方振りに、吾輩も夢を見る

2006-06-15 22:44:09 | 日記
こんな夢を見た。

高校の体育館の裏へいつものように煙草を吸いに行くと、既に先客がいた。男三人組。多分三年の先輩だなぁ…と思ってよく見てみたら、藤原竜也とその友人だった。「こっちおいでよー、そんなとこで一服してたら先生にバレちゃうよー」と藤原に呼ばれたので、その三人に混じり、煙草に火をつけ、ゆらゆら昇っていく白い煙を眺めながら三人の世間話をボヤーっと聞いていた。一年ぶりに学校に来た、とか、主演した舞台・『身毒丸』の話とか。藤原の友人が、「俺、お前の舞台WOWOWでしか見たことねぇや」と言っていたが、私もそうだなぁ…などと思いながらのん気な時間が流れていく。すると、この辺りでは見かけぬ私服の男がこちらに近づいてきた。まずこの学校の生徒でないことは明らかだし、ラフすぎる服装から見てこの学校の教員でもないだろう。それでも少しだけ心配になり、煙草の火をさりげなく消す。ふと横に目をやると、藤原が体育座りで、顔を隠してうずくまっている。「どうしたんすか?」「しーーーっ!」。私服の男は校内をウロウロしつつキョロキョロしていたが、やがてそそくさと裏門から出て行った。藤原の友人が「おい、いなくなったぜあの男」と声をかけると、藤原は先ほどと同じようなダラーっとした座り方に戻り、また一服しはじめた。「いやぁ、今『FRIDAY』に追われててさ。こんな安易な隠れ方でも意外と見つからないもんだねぇ」。煙を吐きながら、さわやかに語る藤原。「あぁ、大変ですね、芸能人ですもんね」「そうそう」「女関係ですか?それとも未成年の喫煙をスッパ抜こうとしてるとか?」「うーん、両方だと思う」―わかってるならこんなとこで煙草吸ってる場合じゃないですよ。言おうと思ったけどやめた。そんな当たり前な事、他人に言われなくても自分が一番わかっているだろう。わかっていても出来ないのが、あまりにも普通な人間の日常だ。

【自己分析】
この夢を見た時間帯は昼下がり。時間帯だけは夢と現実が一致しているが内容はやはり夢ならではの世界。煙草、中学の頃一本吸ってみて5秒で咳き込んで、「あ~…これはアカン…」と思って瞬間に一生吸わないことに決めたもの。それに我が家の人間は誰一人煙草を吸わない禁煙一家だ。夢の舞台の高校は普通に自分の母校だった。そこの制服を着て、なぜか普通に先輩として存在する藤原竜也。まあドリーミー。彼が私の夢に出てきたのは初だ。最近雑誌とかで『DEATH NOTE』の映画特集をパラパラと立ち読みしてたから出てきたのだろう。まぁ、嫌いな俳優ではない。むしろ好きだ。異様なまでの実力派。『DEATH NOTE』の主演が決まった時も「がんばれ~」と普通に思った。でも藤原には月よりもLの方が合ってる気もするけども。あの怪し過ぎる雰囲気を出せる人、若手では藤原ぐらいしかいないような。でもきっと藤原の事だし、月役も上手いことこなしているのだろう。


追記
昼ドラ『吾輩は主婦である』で、漱石先生に憑依された主婦・みどりが悪夢にうなされた末に見た夢を家族に話した際、さりげなく「こんな夢を見た」と言ったのがとても嬉しかった。
  


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2 コメント

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夢見ない少女。 (may99)
2006-06-15 23:31:45
私夢ってぜんぜんみないなぁ、みても忘れるのかもしれないけど。少なくともshallowちゃんみたいなおもしろい夢はみたことないにゃ。青い月の夜を緑の蝶が飛ぶ夢をみたことがあるよ。
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変な夢みる少女。 (shallow)
2006-06-16 21:08:54
見てるのを忘れてる説が有力ですな。ていうかmay99さんは寝不足さんだしな。分母(睡眠時間)が増えなければ分子(夢を見る時間)が増えようがないよ。
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