拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

SHINee@日本ガイシホール2

2014-11-17 22:04:01 | ライブ
SHINeeのツアー「I'm your boy」のセットリストに沿って覚えてる事をダラダラ書く。このライブ見た後、私は去年の韓国でのイベントSMTWEEKの、SHINeeのライブの日のタイトルが「The wizard」だったのを思い出した。当時「おぉ、SHINeeのタイトルだけなんかカッコいいねぇ」ぐらいにしか思わなかったんだけど、これ彼らに物凄くピッタリだったんだねーって今更思った。まさに魔法使いだったよこいつら。そこに確かに居るのに、同じ人間に見えない時がたまにあるの(逆に異星人設定を演出してるEXOの子たちの方が人間くさく見えるのが興味深い)。

1. 365
2. sherlock
ライブ映像見るたびに「ぎゃぁぁぁああぁ\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/」ってなる「sherlock」が冒頭で早くも登場。ピョンピョン豪快に跳びはねまくる5人を涙目で見てた。掛け声とか叫ぶ余裕なかったなー…。ていうかジョンヒョン踊ってますが…足のケガはもう良いのかしら。自分のテンション的には完全にピークタイムで、「始めっからコレかよ今日どうなるんだよマジで!」と動揺した。もちろんこれはピークどころか今日のセットリストの序の口に過ぎなかったわけだが…。

3. love like oxygen
4. hello
5. 321
太いベースが跳ねるファンクな「酸素」!うーん、これぞ生バンドの醍醐味でしょう。安定感あるボーカル、宇宙を感じるフワフワなコーラスとバンドの絡みがたまらない。SHINeeは色んなタイプの曲あるけど、この手のスペイシーでファンクな曲が一番彼らの素質に合ってたりして?続く「HELLO」は現時点で私が一番好きな曲。シンプルで上品なメロディがじわじわ展開されてって、後半のブリッジ部分で一気にエモーショナルになって。音源聞いてるだけでもかなりグッとくるんだから、そんな曲をライブで聴いたら当然涙目だよ。余談だけど「HELLO」母国語verのブリッジでジョンヒョンが歌う‘처음은 아니죠 사실 말하자면 사랑도 이별도 해봤죠’の部分、多分SHINeeの曲で一番好きなフレーズ(「初めてじゃないよ 正直に言うと 恋も別れも経験したよ」)。「321」では5人が花道を走って来る。上手側の花道の近くのスタンド席に居たので超ドキドキしたわ。「うわテミン来るテミン来る!」「やだジョンヒョン来る!やだ来ないで!」と友達と騒ぎまくる。ミノくんここでめっちゃ熱くファンを煽ってました。手足長いから煽りも豪快だ。ユノみたい。

6. replay
で「Replay」ですよここで。アコースティックver。この曲のテミンのダンス大好きだったから「あ、踊らない…」って一瞬がっかりしたけど、代わりに凄い良いもの聴けた。アコースティックになる事で原曲のポップさが薄れて、かわりに切なさが増して。テミンが出だし歌い出した瞬間「この曲こんなに切なくて苦しい曲だったのか…」って鳥肌立った。この曲って音程とるのめちゃ難しそうだよね。何でもない感じでみんなサラーっと歌うけどさ、これあいつらだから歌いこなせるんだよね。クライマックスのジョンヒョンの「伝わらなくて~」の後、数秒間が空いて。その沈黙の間の緊張感。心が震えたなぁ。ラルクのライブでのhydeのアカペラ思い出した。

7. bounce
8. hitchhiking
9. evil
10. picasso
華やかホーンが鳴り響くジャズファンク「bounce」を経て、怒涛の踊り狂いゾーンへ。「hitchhiking」「evil」は去年韓国で出したアルバムの曲。宇宙旅行をテーマにしたような80sな「hitchhiking」から、またキレキレに踊りだす5人。テミンはもちろんソロ時の般若顔でバリバリ踊るよ!ジョンヒョンの足のケガのことなんて完全に忘れてたわこの時は。激しく踊ってたキーくんのジャケットがいつのまにかはだけててセクシーだった。この曲のジョンヒョンのボーカルはearth wind&fireの人みたいだったな。この後、「Everbody」のMVのイントロ部分で流れてる不穏な電子音インストが聴こえてきて、それに合わせてロボットっぽく踊る5人。「おや、次は海老か?」と思ったら「evil」が始まって「騙された\(^o^)/」って思った。「evil」は途中まで目隠しして踊るんだよね。テミンの目隠し外れてたけど。「picasso」は東方神起の「Android」を何となく思い出すEDM。曲が終わるたびにマイク通してゼーゼーと荒い息が聞こえてきたよ。でもまだまだ元気。

11. colors of the season
12. fire
13. run with me
このバラードブロックからキーくんが髪型をオールバックにセットし直して登場して一瞬ザワつく。「わーん(>_<)前髪下ろしてて超可愛かったのになんで~!?」というキーペン達の落胆を肌で感じた。「可愛い!女子!」とか言われるの内心嫌なのかな。キーくんいつも可愛いくしてるから「見ろ女ども。お前ら出せないだろ俺のこの女子力」ぐらいに思ってんのかと思ってたけど、まぁ普通男だったら可愛いとか言われたくないよね。「Colors~」歌った後はMCタイム。突然髪型が変わったのに他のメンバーもビビったようでつっこまれまくる。テミン「それ(前髪)水つけたんですか?」キー「ジェルだよ」テミン「キーさんは頭が一番はやいです!」…セットが早いってことかな。「fire」はファンみんなで歌うのがお決まりなのかな。SHINee聴いてて、日本語ラップ界の売れっ子トラックメーカー、バックロジックの曲に遭遇するなんてびっくりしたな、この曲初めて聴いた時。しかも作詞いしわたり淳司て。高校の時スーパーカー聞きまくってたわ。続く「run with me」とともに、とてもJPOP的な熱さが印象的。この曲だったかなぁ?スポットライトに照らされるジョンヒョンの影が花道にくっきり浮かんでて「うわ影までかっこいいよコイツ」って見惚れてた。「run with me」の最後、サブステからメインステージに向かってオニュとミノくんが手をバシっと繋いで歩いてきて(なんでだよ)、メインステージのセンターに居たテミンの前まで来て。手を繋ぐ二人を見て、なんとも微妙な笑みを浮かべながらラストフレーズ「空虚な世界も君とならば愛せるよrun with me」を歌うテミンさん。

14. perfect10
15. lucky star
16. bodyguard
17. boys meet u
カラフルな衣装に着替えて、「SHINeeの可愛い戯れ」ゾーンに突入。「Perfect10」では「み~つけた!」という歌詞に合わせて望遠鏡を覗いたり、電車ごっこのように繋がったり。この曲は可愛いんだけど、それほどポップにはっちゃける感じじゃなくて、テンポもゆったりめ。ゆっくりした動きで変なポーズとりながら歌うのが面白かった。特に、チープなハリボテの車に5人乗り込んで花道をゆ~っくり移動してんの見て腹抱えて笑った。続く「Lucky star」は、サブステで可愛く弾けて踊ってた。この曲超~好み。爽やかにキュルキュル~って降りてくるストリングス聴いた瞬間「キター!」って思った(物凄く日本のアイドルっぽい曲なので好き嫌い分かれそう)。MVに出てきたサイコロの上に乗ったり転がしたり…なんだこの可愛い地獄。サイコロに座って、笑顔でオニュをベタベタ触るテミン無邪気すぎる。「Boys meet u」では、曲の途中で5人がセットの中に一旦引っ込み、それぞれ可愛く仮装してからまた出てくる演出。この仮装がまた低予算な感じで凄い笑えたわー(金かかってたらすいません)。めちゃ手作りっぽい岡崎市のゆるキャラおかざえもんの被り物姿のオニュが出てきた瞬間ガイシ大揺れ。テミンは中日ドラゴンズのユニフォームを着せられ、キーくんは金のシャチホコを被っていた。ご当地モノ担当の3人。ミノくんはくまのプーさんの帽子、ジョンヒョンはハートのグラサン。5人が放つスターオーラと、チープな仮装グッズとのギャップに爆笑。ライブでのコスプレに命掛けてるSJと、そうでないSHINeeとの方向性の違い…。

18. everybody
大雨のSMTでのアクトが伝説になりつつある海老。笛の音を奏でた後、「うぉらぁぁ~」っとトルネードを起こすキーくんとテミンさんが凄く好きで凝視した。この日はスタンド席から見下ろす感じだったので、オニュのプロペラ姿をしっかり目に焼き付ける事が出来た。この曲のパフォーマンスは本当に魔法みたいだったなぁ。さっきまでステージを笑顔で走り回ってたはずなのに、この曲になるとみんな人形に見えるから不思議。
海老って、さすがSMって感じのエレクトロダンスポップだと思うんだけど、結構ロック的な要素も入ってるよね。「光り輝くこのbeautiful world」の部分ではロックスターばりのジョンヒョンの咆哮が聞けるし、リズムが4つ打ちダンスロックだし、テミンのソロダンス直前のドラムのキメフレーズも豪快だし。

19. breaking news
20. juliette
21. lucifer
22. downtown baby
後半にまたやってきた踊りまくりゾーン。見事にキラーチューンだらけで最後まで盛り上げまくる輝くSHINee。「juliette」では目の前の花道先端にテミンがやってきて、サビの「ジューリエッ!ハァーン!」の所のクネクネっとした手の振りやってたのでガン見した。「Lucifer」はロックアレンジになってて、後半に行くにつれてディストーションギターが激しくなってって、私の頭も真っ白になった。あーカッコいいカッコいい。「downtown baby」は一転して超ポップに。あーかわいいかわいい(もう文字打つの疲れてきた)。

23. dream girl
24. sunny day hero
25. dazzling girl
こっからアンコール。フィナーレのこのブロックにはこれまたびっくりパフォーマンスが見られる「dream girl」!マイクスタンドを使った複雑なダンスを食い入るようにガン見。この曲ってMVや歌番組ではビシっと正装して歌ってたけどライブではTシャツとジーンズ。んー新鮮。マイクスタンドの上に乗って涼しい顔してクル~って回るテミンは異次元の住人。多分あの子には重力かかってません。まったり明るく盛り上がる「Sunny day hero」はサインボールとフリスビー投げタイム。ボールとフリスビーがパンパンに詰まったバッグを園児のように斜めがけにした5人が花道をウロウロ。華麗なボール遠投をキメるオニュとミノ。ボールを蹴り上げて遠くまで飛ばそうとするテミン。近場にしか飛ばないキーくん。
「最後の曲でーす!」と歌われたのは「dazzling girl」。もう本気で嫌だったわよ終わるのが!なんだったんだろう、あの多幸感。あれだ、SMAPのコンサートのアンコールでのオリジナルスマイルとか思い出したわ。みんなキラキラ笑顔でさぁ…。SMAPと違うのは、SHINeeは最後の曲までダンスがキレキレっていう。

というわけで、長々書いたけど、私が言いたいのは、SHINeeのツアー超良かったよ!っていう、それだけ。東京ドームも絶対見に行くからな!

【その他、覚えてること】

●東京の街に出てた大きなSHINeeのアルバム広告ボードを見て嬉しかったらしいSHINee。誰かが「名古屋もあったー?」と聞くが、キーくんが「…無いよね…でもSHINee来たからいいよね!」。この「来たから」の言い方が可愛すぎてしばらく「きゃー(>_<)」ってなった。

●ひつまぶし食べて元気いっぱい!とアピールするために、MC中突然腕立て伏せを始めるミノさん。その直後のジョンヒョンの「何それ」的なツッコミがツボに入ってしばらくずーっと笑い転げる私。ジョンヒョン凄いなぁ。日本語であのツッコミスキル。チャンミン思い出したわ。

●ダンサーさん紹介でタクヤさんを呼ぶ際、「木村拓哉じゃないよー」って言ってたのジョンヒョンですかね。ダンサー紹介コーナーではテミンのソロダンスもちょろっと盛り込まれていた。ソロデビュー曲「Danger」の「ステ~イ!」の部分踊るイテミン。

●キーくんに「おらおらぁ!」と腕を引っ張られながら花道をスタスタ小走りするテミンさん。サブステージまで来たら手をポイっと離されてコケそうになっていた。仕返しするためにキーくんの腕振り回してぶん投げようとするテミンさんだが、頑丈なキーくんがテミンさんに投げられるはずもなく、結局また自分がコケるハメに。

●キーくん?のバンダナを奪い、赤ずきんスタイルで頭に被るオニュ。それ見たジョンヒョンが(ㅎㅅㅎ)「可愛いフリ!可愛いフリ!可愛いフリ!」って三回ぐらいしつこくつっこんでた。

●星のテープを顔にペトペト貼り付けるミノくん見て、今年のツアーで顔に葉っぱ付けまくってたシムを思い出した。チャンミニズム。ギュライン式の笑いの作法。

●最後の最後、インストの「downtown baby」が流れる中でみんなが挨拶しながら花道を歩いてる時、時々キーくんとかが曲口ずさんでた。最後まで可愛い。