拝啓 夏目漱石先生

自称「漱石先生の門下生(ただのファン)」による日記

「笑顔YESヌード」「リゾナントブルー」「なんちゃって恋愛」

2009-07-28 20:13:40 | 音楽
最近テレビでモーニング娘。関係者を、本当によく見かける。私がハロプロを再評価しだした(というかブックオフで中古盤を漁り始めた)のは2007年後半あたりだったが、その当時と比べると、テレビでモー娘OGを見かける頻度がかなり上がった。とはいっても現役メンバーはあまり見ないし(でもこの前の26時間テレビに出てたんだって?)、テレビに出てるOGも限られた人たちだけだけど。気づけばあちこちのバラエティに出てる矢口、藤本改め庄司ミキティ、いつのまにかカリスマ主婦に祭り上げられていた辻ちゃん…彼女たちがモー娘三大サバイバーですかね、今のところ。三人ともスキャンダルで世間(というかモーヲタ)を騒がせたが、今じゃそんなのどこ吹く風。とは言っても私は彼女たちが悪い事したなんてこれっぽっちも思っちゃいませんが…。個人的には加護ちゃんや後藤真希など、ダークサイド・オブ・モー娘な人たちがもっと表舞台に出てくることを願ってやまないけど、無理かしら。後藤はYouTubeとかで検索すると色々と出てきて、移籍先のエイベックスで淡々と頑張ってるんだなーということがわかる。加護ちゃんは映画『呪怨』の最新作に主演してるんだって?公開館数がめちゃくちゃ少ないから注目浴びようがないけど、きっと器用な演技を披露してることでしょう。底知れぬ芸人魂の持ち主だからね、加護ちゃん。テレビで辻ちゃん見るたびに、「ここに加護ちゃんもいたらなぁ…」なんて遠い目をしてしまうな。世が世なら…。
さて、私がハロプロ関連CDを中古でまとめ買いしてた2007年後半。当時モー娘は「みかん」(なんつータイトル…)というシングルを新曲としてリリースしていた。「あー、全然好みじゃない。やっぱ現役モー娘の曲にはハマれないなぁ」、と。でも、近年のモー娘のディスコグラフィの中にも、自分のツボにハマる曲は、いくつかある。飛びぬけて好きなのは「笑顔YESヌード」「リゾナントブルー」の二曲。これらは下手したら名盤『セカンドモーニング』収録曲並みに好きかも。
「笑顔YESヌード」はライムスター宇多丸がアイドルソング時評『マブ論』でも大絶賛してたから一部では有名だよね。爽やかなストリングスとシンセ、黒いベース、キー低めのねっとりした歌唱(ミキティ上手いねこういう曲)、凄く丁寧に作られた名曲かと。ソロのパート割りも絶妙だと思う。
「笑顔YESヌード」


「リゾナントブルー」はオリエンタルなシンセとドタバタ暴れるドラム、ちょくちょく入る変な合いの手とこれまた黒くグルーヴィーなベースが素敵。やっぱベースがカッコいいとねぇ、嫌でも耳と心を奪われるよねぇ、アイドルソングだろうがなんだろうが。この二曲と「みかん」との差が…(「みかん」好きな人すいません)。
「リゾナントブルー」


そんなモー娘。の新曲は「なんちゃって恋愛」。YouTubeで聴いたけど、「笑顔YESヌード」級じゃないにしても、まあまあ良いですね。