さて、今更という気がしないでもない号外漆回目は――。
タイトル:十二秘色のパレット5
著者:草川為
出版社:白泉社 花とゆめコミックス
であります。
前回の号外で、『龍の花わずらい5』を紹介したので、草川為もう一つの看板作品にも御登場願いました。
ちなみに、以前紹介したのは二年と四ヶ月前……敢えて何も言うまい。
例によって、既刊読了前提&ネタバレ満載で参ります、未読の方はくれぐれも御注意下さい。
パレットは読み切り形式の話が多いので、一話ずつさらっと書いてみます。
ちなみに、各話の副題は私が勝手に付けたもので、公式のものではありません。
第16話/ストップ・ザ・医務室
前巻のカメラ騒ぎの続き。本気で不機嫌になったグエル先生を避け続けるセロ君。セロ君の真意が読めず、逆に無視し返す先生。御子様かお前らはな話です。医務室の魔物の話が出た途端、同時に振り向くあたり、間違った意味で息ピッタリな二人でした。ちなみに、助演男優賞は学年主任のリッツ先生・29歳新婚。実は一話からいるらしいのですが……そうだっけ?
第17話/好きかもしれない
モスリンに指摘され、よーやく自分の嫉妬心に気付くセロ君。グエル先生ともなし崩し的に仲直りして、今日は先生が世話になった家の結婚式に参加することに。余興で屋根の上に上がったはいいけど足を滑らせて……な話。無論、受け止めるのはグエル先生の役目で、ここまでは普通なんですが――。
やったな、セロ君。
ニアミスを既成事実に変えやがりました、この子。(笑)
というわけで、五巻目にしてようやくキスシーンです。つられて、教師らしからぬ行動を取りかける(いや、手遅れか?)先生もいい。しかし、最後はしっかりお茶を濁したよーな気も……。
第18話/皆さんごきげんよう
オルガ主役の話。無論、今回のターゲットは、愛しのグエル先生に不埒な真似をしたセロ君。檻など軽く破壊して、いざ出陣!(つーかオパルの連中、鳥達の管理ずさん過ぎますな……)
いやもう何つーか、オルガ様最高最凶です。ヨーヨーを睨む顔怖すぎ、しかも踏むし! そう、弱者を踏みつけてこそオルガ!(をい)
オチは……まー仕方ないかって感じですが、最後の最後にセロ君をしばいたので良しとしましょう。
ちなみに担当さん曰く、パレットの中でオルガが一番キャラが立ってるんだとか。
まったく、とんでもないことを言い出しますね担当さん。
貴方は120%正しい。
第19話/肩を並べて
テオ君がグエル先生を追っかけ回す話。すいません、テオ君邪魔というか、ぶっちゃけ鬱陶しいんですけど。年齢はグエル先生よりかなり上の筈なのに、グラフィックも性格もそれらしいとこ全くないし……。最後の花火のオチは普通に綺麗でしたね。
第20話/ママじゃないったら!
モスリンの相棒ケチョンパの番外編。ケチョンパの弟×5がオパルにやってきて、という話。ある日突然、自分の縮小コピーが五人も現れたら、誰だって死にます。しかもそれが、自分の餌も友達も全部取っちまう上に、逃げても全員同時に自動追尾してくるとあっちゃあ……。しかしモスリン、相変わらずいい女だな。(←関係ない)
第21話/レベル7:3
ある花の影響で、グエル先生が真面目で厳格な性格になってしまう話。髪型を変え、眼鏡かけて変身って、暗悪健太みたい……って、あれは変身前か。セロ君から見たグエル先生って、怠惰・ルーズが個性の八割以上を占めているらしい。ところで、7:3分けより、9:1分けの方が厳格ってどういう理論ですか?(笑)
第22話/武者修行してこなきゃ
オルガに八つ当たり喰らったヨーヨーが、武者修行に出かける話……なんだけど、新キャラ登場のためのつなぎに使われた感じで内容的にはイマイチ。
でもグエル先生がオルガを評した――
「オルガはどんなささいなことからでも因縁をつけていびり倒す猛者。ちょっとやそっとの修行で倒そうなんて甘いよ」
の台詞が素敵だったので、私は満足してます。(をい)
以上。
何か号外らしからぬ長さになってしまいました。
とりあえず、次巻が出たらまたやるので、お楽しみに~♪
――【つれづれナビ!】――
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タイトル:十二秘色のパレット5
著者:草川為
出版社:白泉社 花とゆめコミックス
であります。
前回の号外で、『龍の花わずらい5』を紹介したので、草川為もう一つの看板作品にも御登場願いました。
ちなみに、以前紹介したのは二年と四ヶ月前……敢えて何も言うまい。
例によって、既刊読了前提&ネタバレ満載で参ります、未読の方はくれぐれも御注意下さい。
パレットは読み切り形式の話が多いので、一話ずつさらっと書いてみます。
ちなみに、各話の副題は私が勝手に付けたもので、公式のものではありません。
第16話/ストップ・ザ・医務室
前巻のカメラ騒ぎの続き。本気で不機嫌になったグエル先生を避け続けるセロ君。セロ君の真意が読めず、逆に無視し返す先生。御子様かお前らはな話です。医務室の魔物の話が出た途端、同時に振り向くあたり、間違った意味で息ピッタリな二人でした。ちなみに、助演男優賞は学年主任のリッツ先生・29歳新婚。実は一話からいるらしいのですが……そうだっけ?
第17話/好きかもしれない
モスリンに指摘され、よーやく自分の嫉妬心に気付くセロ君。グエル先生ともなし崩し的に仲直りして、今日は先生が世話になった家の結婚式に参加することに。余興で屋根の上に上がったはいいけど足を滑らせて……な話。無論、受け止めるのはグエル先生の役目で、ここまでは普通なんですが――。
やったな、セロ君。
ニアミスを既成事実に変えやがりました、この子。(笑)
というわけで、五巻目にしてようやくキスシーンです。つられて、教師らしからぬ行動を取りかける(いや、手遅れか?)先生もいい。しかし、最後はしっかりお茶を濁したよーな気も……。
第18話/皆さんごきげんよう
オルガ主役の話。無論、今回のターゲットは、愛しのグエル先生に不埒な真似をしたセロ君。檻など軽く破壊して、いざ出陣!(つーかオパルの連中、鳥達の管理ずさん過ぎますな……)
いやもう何つーか、オルガ様最高最凶です。ヨーヨーを睨む顔怖すぎ、しかも踏むし! そう、弱者を踏みつけてこそオルガ!(をい)
オチは……まー仕方ないかって感じですが、最後の最後にセロ君をしばいたので良しとしましょう。
ちなみに担当さん曰く、パレットの中でオルガが一番キャラが立ってるんだとか。
まったく、とんでもないことを言い出しますね担当さん。
貴方は120%正しい。
第19話/肩を並べて
テオ君がグエル先生を追っかけ回す話。すいません、テオ君邪魔というか、ぶっちゃけ鬱陶しいんですけど。年齢はグエル先生よりかなり上の筈なのに、グラフィックも性格もそれらしいとこ全くないし……。最後の花火のオチは普通に綺麗でしたね。
第20話/ママじゃないったら!
モスリンの相棒ケチョンパの番外編。ケチョンパの弟×5がオパルにやってきて、という話。ある日突然、自分の縮小コピーが五人も現れたら、誰だって死にます。しかもそれが、自分の餌も友達も全部取っちまう上に、逃げても全員同時に自動追尾してくるとあっちゃあ……。しかしモスリン、相変わらずいい女だな。(←関係ない)
第21話/レベル7:3
ある花の影響で、グエル先生が真面目で厳格な性格になってしまう話。髪型を変え、眼鏡かけて変身って、暗悪健太みたい……って、あれは変身前か。セロ君から見たグエル先生って、怠惰・ルーズが個性の八割以上を占めているらしい。ところで、7:3分けより、9:1分けの方が厳格ってどういう理論ですか?(笑)
第22話/武者修行してこなきゃ
オルガに八つ当たり喰らったヨーヨーが、武者修行に出かける話……なんだけど、新キャラ登場のためのつなぎに使われた感じで内容的にはイマイチ。
でもグエル先生がオルガを評した――
「オルガはどんなささいなことからでも因縁をつけていびり倒す猛者。ちょっとやそっとの修行で倒そうなんて甘いよ」
の台詞が素敵だったので、私は満足してます。(をい)
以上。
何か号外らしからぬ長さになってしまいました。
とりあえず、次巻が出たらまたやるので、お楽しみに~♪
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無論、オルガ様のいない『パレット』なぞ言語道断です。
例えて言うなら、S級召喚獣のいないサモンナイトのようなものです。
ヨーヨーをいびり倒すシーンは……いやほんと洒落抜きで怖かったですね。そう言えば、小学校時代に異様に怖い女の子とかいたなぁ……。
さりげに私も待っておりました。
恋愛物の醍醐味は、じらされてじらされてじらされて、ようやく訪れるその瞬間を喜ぶことだと思っております。
はい、必ずやりますので次回に御期待下さいw
例えば、『パレット』にもしオルガ様がいらっしゃらなかったら!! と考えてみた時に愕然とするくらい、オルガのキャラ立ちは素晴らしいですよねー(笑)。
ヨーヨーをいびり倒すシーンは、私も彼と一緒に怯えてしまいました(笑)。 そんな彼らが愛しいです。
本当にやっとというか何と言うか、さすが本能のセロ!って感じでしたけど、やっぱり17話は良かったですw これを待ってた!!って勢いでしたw(私が)。
次巻が出たらまたやるっていうのを楽しみにしてますw