つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

元祖時かけ

2005-11-07 23:54:14 | SF(国内)
さて、かなり懐かしかった第342回は、

タイトル:時をかける少女
著者:筒井康隆
文庫名:ハルキ文庫

であります。

ラベンダーです。

違うか……。

原田知世です。

それは映画の話……。

タイム・リープです。

あ、これが丁度いいや。

無意味はデカ文字は置いといて……。
懐かしいです、洒落にならないぐらい。
以前読んだ記憶はあるのですが、改めて手に取ってその短さにびっくり。

ある日、芳山和子は放課後の理科実験室で奇妙な体験をした。
誰もいない筈の実験室から物音が聞こえたのである。
中には誰もいなかった……彼女を待っていたのは、割れた試験管とラベンダーの香りだけ、そして意識が遠くなった。

その日から彼女の周囲に不思議なことが起こり始めた。
曜日の認識がクラスメートと合わない、昨日やった授業が繰り返される。
そう、彼女は時を越える能力を身に付けてしまったのだ。

約130頁でこれをまとめたのは凄いです。
時代もあってか、言葉遣いがちょっと古い感じがしますが、そこはそれ。
可愛らしい時間旅行物として綺麗にまとまってます、オススメ。

映画の話だけど、原田知世はいい美人になったなぁ、と思います。


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