さて、最近ペース落ちっぱなしの第778回は、
タイトル:聖闘士星矢大全
監修:車田正美 編集:PROJECT SEIYA
出版社:集英社 ジャンプコミックスセレクション(初版:H13)
であります。
聖闘士星矢のムック本です。
一時期流行った、コミック解説書というやつ。
打ち切りにした漫画の解説本を、臆面もなく出すあたり、さすが集英社ですね。
中身をざっと分類すると――
(1)ストーリーダイジェスト
(2)各キャラ解説
(3)インタビュー
(4)世界考察
(5)その他コラム
(6)用語辞典
といったところです。
以下、各項目について簡単に解説します。
(1)ストーリーダイジェスト
名場面カット込みで、銀河戦争編、白銀聖闘士編、黄金聖闘士編、ポセイドン編、ハーデス編の解説をしています。個人的には、黄金聖闘士との戦いをもうちょっと詳しく書いて欲しかった気もしますが、忘れた記憶を掘り起こすには充分です。オールカラーなのも嬉しいところ。
(2)各キャラ解説
各キャラのプロフィール、聖衣展開図、経歴等を紹介する項で本書の大部分を占めます。主役の星矢は4ページ、他の四人は3ページ、その他の人物は2から1/2ページと、キャラの格差が激しいのが特徴。アイオリアが2ページもらってるのに、アイオロスが1ページってのはちょっと可哀相かも。
(3)インタビュー
作者・車田正美に加え、アニメ版星矢役の古矢徹、スタッフ、果ては、ファン代表としてミュージシャンのToshiyaまで登場するインタビュー集。なぜか、車田正美と新日本プロレスの選手四名の対談が入ってたりもする。
(4)世界考察
各階級の聖闘士の役割を真面目に分析してみたり、登場していない聖衣の想像図を描いてみたりと、かなり気合いの入った世界考察。ツッコミ所満載の本作だが、この項目だけは、そんな部分にもフォローを入れている。ちょっと首を傾げる部分もないではないが、原作を読破した方には一番オススメ。
(5)その他コラム
世界考察と違って、こちらはギャグ調。主要キャラ五人に対してツッコミを入れたり、戦いの合間の小さなエピソードを拾い集めてみたりしている。
(6)用語辞典
本編に登場した専門用語の解説。真面目なものに混じって、妙な解説が載っているのがいい。暗黒四天王=『星矢達のパチモン』、金牛宮=『かませ牛の宮』など、原作を知る方ならクスっとしてしまうネタ満載で、ある意味一番笑える項目。
以上――!
見た目薄い割には良くできてます、これ。
値段も手頃だし、ファンには結構オススメ。
タイトル:聖闘士星矢大全
監修:車田正美 編集:PROJECT SEIYA
出版社:集英社 ジャンプコミックスセレクション(初版:H13)
であります。
聖闘士星矢のムック本です。
一時期流行った、コミック解説書というやつ。
打ち切りにした漫画の解説本を、臆面もなく出すあたり、さすが集英社ですね。
中身をざっと分類すると――
(1)ストーリーダイジェスト
(2)各キャラ解説
(3)インタビュー
(4)世界考察
(5)その他コラム
(6)用語辞典
といったところです。
以下、各項目について簡単に解説します。
(1)ストーリーダイジェスト
名場面カット込みで、銀河戦争編、白銀聖闘士編、黄金聖闘士編、ポセイドン編、ハーデス編の解説をしています。個人的には、黄金聖闘士との戦いをもうちょっと詳しく書いて欲しかった気もしますが、忘れた記憶を掘り起こすには充分です。オールカラーなのも嬉しいところ。
(2)各キャラ解説
各キャラのプロフィール、聖衣展開図、経歴等を紹介する項で本書の大部分を占めます。主役の星矢は4ページ、他の四人は3ページ、その他の人物は2から1/2ページと、キャラの格差が激しいのが特徴。アイオリアが2ページもらってるのに、アイオロスが1ページってのはちょっと可哀相かも。
(3)インタビュー
作者・車田正美に加え、アニメ版星矢役の古矢徹、スタッフ、果ては、ファン代表としてミュージシャンのToshiyaまで登場するインタビュー集。なぜか、車田正美と新日本プロレスの選手四名の対談が入ってたりもする。
(4)世界考察
各階級の聖闘士の役割を真面目に分析してみたり、登場していない聖衣の想像図を描いてみたりと、かなり気合いの入った世界考察。ツッコミ所満載の本作だが、この項目だけは、そんな部分にもフォローを入れている。ちょっと首を傾げる部分もないではないが、原作を読破した方には一番オススメ。
(5)その他コラム
世界考察と違って、こちらはギャグ調。主要キャラ五人に対してツッコミを入れたり、戦いの合間の小さなエピソードを拾い集めてみたりしている。
(6)用語辞典
本編に登場した専門用語の解説。真面目なものに混じって、妙な解説が載っているのがいい。暗黒四天王=『星矢達のパチモン』、金牛宮=『かませ牛の宮』など、原作を知る方ならクスっとしてしまうネタ満載で、ある意味一番笑える項目。
以上――!
見た目薄い割には良くできてます、これ。
値段も手頃だし、ファンには結構オススメ。