つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

かなり調子悪いぞgooブログ

2005-04-11 21:51:43 | 映像関連
さて、かなりブログの調子が悪いので短く済ます第132回は、

タイトル:ウルトラQ――フィルム・ブックス全七巻
構成:間宮尚彦
文庫名:小学館文庫

であります。

ご存じない方のために言っておこう。

ウルトラマンではない。

ウルトラQとは、ウルトラマンの前に円谷プロが制作したSFドラマです。
一話三十分、全二十八話、モノクロ作品。
怪獣もいます、宇宙人もいます、不思議現象も起こります。
しかし、ウルトラマンも科学特捜隊も出ません!

本書はそのウルトラQの魅力を余すところなく伝えるフィルム・ブックです。
全シーン、セリフを網羅し、巻末には制作者のインタビューの収録されています。

好きな作品は、『クモ男爵』、『1/8計画』、『あけてくれ!』、『バルンガ』、『2020年の挑戦』、『悪魔っ子』。
特に最終話である『あけてくれ!』は映像、シナリオともに素晴らしい出来で、ビデオ見た時は、「すげーっ!」と叫ぶことすらできませんでした。

特撮ファンなら買って損はないです。
ただし、昭和59年刊。
プレミア付いてたりしたら、ビデオを借りてきた方がいいかも。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
たしかに (嘉壽家堂)
2005-04-12 08:42:48
お久しぶりです。

ブログ調子悪いです。なかなかUPが確認できません。



そして「ウルトラQ]

そうですかこういうものがでていたんですか。



私は、このテレビ番組、リアルタイム(オンタイム?)で見てました。

ちょっとこどもには難しいかなあ、というものもありましたが、毎週どきどきワクワクでみてました。



この番組が終了してウルトラマン、ウルトラセブンと続いたのですが、こっちが大きくなるにつれこどもっぽくなっていくなあという思いが強まりウルトラQは深みがあったなあ、と・・・



ウルトラQ、石坂浩二のナレーションで、時にはコミカルにそして時にはぞくぞくザワザワするような、そんな番組でしたねえ。

私的には「カネゴン」が印象深いです。



いや、いいものを教えてもらいました。

早速「立ち読み」してみましょう(笑)

ありがとうございました。
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一般書店にあるか疑問なので (SEN)
2005-04-12 21:57:30
古本屋巡りですね。(笑)



子供には難しい話と、子供向けの話と二種類の区別がはっきり付けられていた気がします。

その意味では、大人になって見た私としては、子供向けの話はちょっと……。

あ、でもカネゴンの話はけっこうブラックで面白かったです。最後は家族全員カネゴンだし。(恐)



実は、ウルトラマン、ウルトラセブンとビデオで見ましたが、タロウまで来るともう見ていられなかったですね。なんでここまで子供だましみたいな話になっちゃったのかなぁ、と。



ウルトラQは今見ても非常に奥が深いです。



あと、蛇足で一つ。

1/8計画でヒロインが巨大な受話器を抱えるシーンがありますが、あれ、合成じゃなくて実際に作ったらしいです。一巻のメイン役者三人のインタビューで言ってました。
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Q (てくり)
2005-04-12 22:46:15
ウルトラQは、怖いですねぇ。

何だったか忘れたけど、南極だか北極だかの怪獣の話が

一番怖かったと思います。

小さかったから、ストーリーがどうこうというのは

よく分かりませんでしたけど、ふすまの陰から

覗きながら見てました。

番組が始まって、タイトルが放映されるときの音楽や、

ドロドロ~とした画面も怖かったです。

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ほんとーに恐いですね。 (SEN)
2005-04-12 23:56:30
私としてはやはり『あけてくれ!』かな。

人の姿がグニャーッと歪むんですよ。よく見ると凄く綺麗な映像なんだけど。(笑)



南極といえば、『ペギラが来た!』ですね。

南極で猛吹雪にみまわれた人々がペギラと呼ばれる冷凍怪獣と遭遇する話です。最後は、ある方法を使って倒すのですが、後の放送で復活しました。



音楽といい、ドロドロ画面といい、恐怖の演出は本当に上手かったですね。今見ても恐いし。



ちなみにこのウルトラQ、当時の金額で六百万円の制作費がかかったそうです。なんと、当時の三十分ドラマの二倍強!
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