つれづれ読書日記

SENとLINN、二人で更新中の書評ブログです。小説、漫画、新書などの感想を独断と偏見でつれづれと書いていきます。

え、もうV3?

2004-12-04 15:26:40 | 映像関連
さて、記念すべき(次はアマゾンだっけ?)3回目は、

タイトル:どこかで誰かが見ていてくれる
著者:福本清三
文庫名:集英社文庫

であります。

突然ですが、あなたは時代劇好きですか? 
私は好きな方です。欠かさず見ているわけではありませんが。
もし、ちょっとでも好きなら、本書は絶対のオススメです。
なぜならこの本は、世界が認める日本一の斬られ役、福本清三さんのお話だからです。
(否定する奴に時代劇を見る資格はねぇ!)

え、誰のことか解らない?
用心棒の集団の中で一番目立ってる、頬のこけた感じの人ですってば。
映画『ラスト・サムライ』でトム・クルーズの監視をしてたサイレント・サムライと言えば解りますか?

どーしても解らないという人は本書を買って下さい。
最初のページでいきなり、刀を抜いてポーズを取る福本さんの雄志が見られます。(格好良すぎ)

斬られ斬られて46年、すでに還暦越え!
出演作は数知れず、されど、代表作なし!
だからどうした、この人はどんなスターよりも格好いいのだ。
殆ど裸一貫で大部屋に入った話、専属契約にしてもらった話、結婚話、立ち回りの工夫の話……他にも色々。
普通の人なんだけど、並の人ではない、そんな福本さんの半生を堪能できます。ファンは即買い、マジで。

追記。
二冊目出てます。読むべし、読むべし。


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